隊の活動状況
令和2年度陸曹候補生履修前教育
 隊(隊長廣岡1佐)は、令和2年12月1日(火)から12月23日(水)までの間、真駒内駐屯地、北海道大演習場西岡地区及び真駒内射場地区において第138期陸曹候補生課程履修前教育を実施した。
 本教育は、第138期陸曹候補生課程入校予定者に対して、必要な資質を充実させるとともに、共通的識能を修得させる目的で行われ、第11特科隊のほか第10即応機動連隊及び第11高射特科隊の隊員計7名が参加した。
 教育は、12月1日(火)の教育開始申告及び12月2日(水)の訓練非常呼集に始まり、新型コロナウイルスの感染拡大防止に努めながら教育を行うとともに、12月17日(木)から12月18日(金)にかけて、北海道大演習場西岡地区及び真駒内射場地区において総合訓練を実施した。
 総合訓練では12月17日(木)、前衛分隊の行動に引き続き、集結地の占領、偵察行動、命令下達、戦闘指導及び戦闘予行を実施し、12月18日(金)早朝には、隊長、教育隊長、各中隊長及び最先任上級曹長が見守る中、陸曹候補生が分隊の指揮を執り、攻撃を開始し、本教育で培った知識・技能を発揮して、無事目標奪取を達成した。
 12月23日(水)教育修了申告において、教育隊長から「コロナ情勢下での教育で課目の見直し等にもよく対応していた。陸曹教育隊では、いずれ後輩を育てる立場になるんだということを念頭において、これからの教育に取り組んで欲しい。」と訓示を受け、陸曹候補生は入校に向けて、気持ちを新たにし、履修前教育は終了した。

訓練非常呼集

隊長、教育隊長による激励

戦闘訓練
教育隊長訓示