隊の活動状況
令和2年度職種機能等強化(火力)
 隊(隊長廣岡1佐)は、令和2年11月22日(日)から11月27日(金)までの間、真駒内駐屯地、北千歳駐屯地及び北海道大演習場島松地区において、令和2年度旅団観測者集合訓練を担任・実施した。
 本訓練は、情報、偵察及び小銃小隊等の要員に対して、間接照準射撃の観測等に関する識能の付与を目的として行われ、第10即応機動連隊、第18普通科連隊、第28普通科連隊、第11戦車隊及び第11偵察隊の隊員19名が参加した。
 当初の3日間は真駒内駐屯地において、火砲の特性、観測命令、火力の統制及び調整に関する基本の教育を行うとともに、砂盤、統合火力誘導ソフト等を活用し、射弾の判定・射撃の修正を練成した。
 11月25日(水)からは、北海道大演習場島松地区において、令和2年度旅団総合戦闘射撃訓練の場を活用した、自己位置の標定・目標標定及び射弾の観測訓練を行った。
 また、北千歳駐屯地において、観測シミュレータを活用した観測訓練を行い、観測者としての間接照準射撃の観測等の練度を向上させた。本訓練を通じ、訓練参加者の間接照準射撃の観測に必要な識能の修得、練度向上を達成し、本訓練を終了した。

砂盤を使用した射弾の判定・修正

特科、重迫等の実射の観測

観測シミュレータによる観測訓練