隊の活動状況
令和2年度小樽市総合防災訓練
 隊(隊長廣岡1佐)は、令和2年8月28日、小樽市勝納ふ頭において行われた令和2年度小樽市総合防災訓練に参加した。
 本訓練は、災害発生時における関係各機関との協力態勢の強化及び防災技術の向上を図るとともに、市民の防災意識の高揚に寄与する目的で行われた。
 訓練は「北海道留萌沖を震源とする地震発生により、小樽市において震度6強が観測された。」という想定のもと、小樽市による応急災害対策要請を受けて、第11特科隊、北海道開発局、後志総合振興局、小樽警察署、市建設部及び市消防本部等が連携し、車両進入困難な地域への偵察用オートバイによる状況確認、被災したバス乗客の人命救助システムを使用した救助等を行った。
 訓練間、特科隊は組織的な行動と迅速な救助活動により、任務を完遂するとともに、今後の訓練の資を得ることができた。 
偵察用オートバイを使用した細部状況の確認

エンジンカッターを使用した障害物の切断

負傷者の誘導