隊の活動状況
令和2年度演習場春季定期整備
 隊(隊長廣岡1佐)は、令和2年5月8日から5月14日までの間、北海道大演習場等において、令和2年度演習場春季定期整備を実施した。
 本演習場整備は、真駒内第2基本射場及び島松地区弾着区域清掃(一部)、訓練基盤の充実及び長期安定を図る目的で行われた。
 演習場整備間、隊長要望事項「基本・基礎の確行」「心と体の健康管理」の2点の要望事項に基づき、隊員は一丸となり整備を行い、適切かつ柔軟な部隊運用により、計画的に任務を遂行した。 
 11日には、真駒内第2基本射場において、隊長による、旅団長に対する状況報告を行ったのち、方面総監による現地指導を頂き、指導の合間には、現場の隊員に、方面総監から直々に激励をうけるとともに、方面総監直筆の色紙が手渡され、部隊・隊員の士気が高揚した。
 また、隊務の総合一体化の取組として、広帯域多目的無線機の操作習熟訓練を行い、部隊・隊員の能力の向上を図ったほか、若年隊員を長とした整備、射撃中隊の人員による野外炊事を行い、実員指揮能力及び中隊が独立して行動するために必要な野外炊事能力を向上させた。
 演習場整備全般を通じ、不発弾捜索等の危険を伴う任務であったが、適切な安全係の配置、適時の安全教育実施及び安全確実な車両運行等により、安全態勢を確立し、最後まで一件の事故もなく任務を完遂した。
側溝の整備(第2射場)

方面総監による現地指導(第2射場)

安全係による教育(島松地区)
不発弾捜索(島松地区)
   
野焼き(島松地区)
射撃中隊による野外炊事(真駒内駐屯地)