隊の活動状況
令和2年度特科隊訓練検閲
 隊(隊長廣岡1佐)は、令和2年6月19日から6月28日までの間、真駒間内駐屯地、安平弾薬支処及び北海道大演習場(島松地区・恵庭地区・千歳地区)において、令和2年度特科隊訓練検閲を受閲した。
 本訓練検閲は、旅団の応急出動準備から、陣地防御における特科隊の行動という想定の下で実施された。
 当初、真駒内駐屯地において、応急出動準備を実施し、出動を準備するとともに、作戦行動開始に向けた隊長訓示を行い、隊長は「生き残り戦い続けよ」「予測して排除せよ」の2点の要望事項を述べたほか、最後には、旅団長統率方針である「即応・持続・必遂」を全隊員で唱和して、隊一丸となって決意を表明して、部隊の士気を高めた。
 その後、北海道大演習場に向け機動して、集結地の占領を行うとともに、陣地の偵察・選定及び占領に引き続き、各防御陣地を構築し、防御戦闘が開始され、全ての防御戦闘準備を完了させた。
 6月27日からは、旅団の防御戦闘が開始され、情報と機動と火力を連携させ、旅団火力の骨幹として強靭な火力戦闘を実施した。  
 本検閲間、特科隊は攻めて守らず、全員一丸となり、これまでの訓練成果を遺憾なく発揮して、任務を遂行した。隊は引き続き隊長を核心として機動旅団としての特科隊を育成するため、更なる練度向上への決意を新たにした。

統裁官訓示受け

応急出動準備

陣地進入する99式自走155mmりゅう弾砲
陣地進入する99式弾薬給弾車
   
通信小隊による有線構成
対空自衛戦闘
   
 あらゆる脅威下での指揮所活動  防御陣地での火力戦闘