岩見沢・三笠豪雪のための災害派遣

岩見沢市・三笠市豪雪による災害派遣

 北海道岩見沢市は、実に42年ぶりに積雪記録を更新する194センチ(1月16日現在)を
記録し、積雪によって生活道路が狭隘となり、市内の交通機関は大混乱、路線バスにおいても運
休、高齢者の生活への障害、緊急車両の走行に支障が出ており大きな影響受けていた。
また、隣接する三笠市においても累積降雪量が平年の3倍に達し岩見沢市同様生活に影響を受け
ていた。
 これに伴い1月17日北海道知事(高橋はるみ氏)の災害派遣要請に基づき、岩見沢市及び三
笠市を災害派遣担当地域とする第12施設群は、同日1850要請を受理し、速やかに派遣態勢
に移行し、1月18日0800人員150名、車両35両の編成をもって災害派遣活動を開始し
た。雪害による災害派遣活動は、2008年2月に岩見沢市の道道81号線において暴風雪のた
め車両20両が走行不能となり、人命救助、人員輸送を実施した時以来4年ぶりである。

 災害派遣活動は、岩見沢市、三笠市と調整、連携を図りつつ、市内主要幹線の除排雪、危険箇
所の除排雪、岩見沢市内の独居高齢宅の玄関前の通路を拡幅、屋根の雪庇(せっぴ)を取り除く
等、1日3交代による24時間態勢で活動を実施した。

活動実績
派遣場所 実績

岩見沢市

7条通 排雪距離 2600m
延人員  約550人

運搬台数 大 型689台特大型167台
栗沢町
美流渡
排雪距離 1620m
延べ人員 約200人
運搬台数 大型711台 特大型211台
独居
高齢者宅
軒数   20軒
延べ人員 約50人
三笠市 幹線道路 排雪距離 3500m
総人員  約450人
運搬台数 大型609台 特大型17

駐屯地出発

インタビュー(齋藤1尉)

現地指示(雪捨場)

岩見沢市(7条通)

岩見沢市(7条通)

岩見沢市(7条通)

三笠市(市道)

三笠市(市道)

三笠市(市道)

独居高齢者宅除雪
(岩見沢市)

独居高齢者宅除雪
(岩見沢市)

独居高齢者宅除雪
(岩見沢市)