◆第12施設群長兼ねて岩見沢駐屯地司令紹介◆

1等陸佐

山根 茂樹
司令要望事項 「地域の安心・安全に寄与し、
 信頼される駐屯地」

                     着任の辞    

 新年明けましておめでとうございます。謹んでお慶び申し上げるとともに本年もよろしくお願いいたします。
 昨年、第12施設群は各中隊訓練検閲等を含めた各種訓練、春・秋の矢臼別演習場定期整備、島松RC工事、競技会等を実施するとともにアフリカ早期展開支援に教官1名を北部方面隊から唯一派遣する実績を挙げました。また岩見沢駐屯地としては駐屯地創立62周年・群創隊40年記念行事及びふるさと百餅祭り等の地域行事支援等を実施しました。
 私自身3月に着任してあっという間の1年でしたが、着任当初から富士トレーニングセンターでの協同訓練や第11旅団演習及び第2地対艦ミサイル連隊との協同偵察等の協同訓練、空知グルメフォンド等のような新たな地域支援の取組みを重視して積極的に行いました。
 さて、国内外においても昨年は様々なことが起きた重要かつ不透明な年でした。国外においてはフランスの風刺画新聞記者襲撃事件、IS(イスラム国)による日本人拘束・殺害事件から始まりIS及びイスラム教過激派に絡む主に欧州等で起こった銃撃・爆破による各種テロ事案、ウクライナ紛争に端を発した米国・欧州とロシアの対立、粛清政治による北朝鮮の不安定の顕在化、南シナ海・南沙諸島等のアジア地域での軍事的行動による現状変更を試みる中国等、情勢は枠組みを含め不安定化が増すばかりであり、国内においては箱根山、鹿児島県口永良部島、浅間山、桜島、阿蘇山中岳の噴火・地震及び台風18号による渋井川(宮城県)や鬼怒川(栃木県)の大氾濫に見られるように昨年度同等以上の災害が発生している状況であります。岩見沢・三笠周辺におきましても台風や集中豪雨により地域の安心・安全を脅かされかねない災害が幾つか起こっております。
 このような激動の中で本年も地域の安心・安全を担う第12施設群及び岩見沢駐屯地は即動態勢を含む防衛・警備、教育訓練、体制移行、国際貢献、駐屯地運営基盤等の隊務を着実に邁進していく所存です。特に全ての隊務を任務直結とした「隊務の総合一体化」を図りつつ、群としては「群訓練検閲と機能別改編業務」を、駐屯地としてはより「即動しうる態勢強化と地域・住民からの信頼向上」を重視して推進していかなければならない年と考えています。
 私自身、「情熱」と「執念」をもって万事取り組んで「真に戦える第12施設群・岩見沢駐屯地」となるよう前進させるつもりです。最後に隊員ご家族、OB、関係諸団体の皆様には本年も昨年度同様な御指導・御協力・御支援をお願いするとともに皆様にとってより良い年となりますことを心から祈念して新年のご挨拶とさせていただきます。

Profile
生年月日  昭和44年10月26日
出 身 地   岡山県岡山市
経  歴
  幹部候補生学校 (前川原)
  第7施設群 (大久保)
  防大理工学研究科 (横須賀)
  第7施設群第349施設中隊 (出 雲)
  第304施設隊        
  幹部学校(技術高級課程) (目 黒)
  第1施設群第301坑道中隊長 (南恵庭)
  第1次東チモール派遣施設群中隊長        
  第1施設群第301坑道中隊長 (南恵庭)
  自衛隊兵庫地方連絡部 (兵 庫)
  陸上幕僚監部防衛部情報通信・研究課 (市ヶ谷)
  陸上幕僚監部装備部開発課総括班       
  幹部学校(幹部高級課程) (目 黒)
  統合幕僚学校(統合高級)        
  陸上自衛隊研究本部研究員 (朝 霞)
  陸上幕僚監部教育訓練部訓練計画課器材・演習場班長 (市ヶ谷)
  現職