
第11音楽隊は、昭和37年に札幌市真駒内に発足した、第11旅団唯一の音楽演奏を主任務とした専門部隊です。
現在、隊長 持丸周子 1等陸尉以下40名の編成で、定期演奏会、室内楽演奏会、さっぽろ雪まつりをはじめ、滝川音楽祭り、函館クリスマスコンサート等、自衛隊の儀式及び部内・外からの要請による演奏に従事し、第11旅団の部隊及び隊員の士気の高揚を図るとともに、各市町村の行事演奏等に積極的に協力し、ポピュラーからクラシックまで幅広いレパートリーにより、地域の皆様に親しまれています。
第11音楽隊 隊長

1等陸尉 持丸 周子
武蔵野音楽大学器楽学科(オーボエ専攻)卒業。
2016年、幹部候補生として陸上自衛隊入隊。
2017年中央音楽隊所属。
2018年にはNPO法人ワールドシップの主催するオーケストラ(カンボジアプロジェクト)に参加。
子どもたちとオーケストラ体験を通じ、音楽教育の普及、芸術・情操教育の活動を行う。
2020年、東部方面音楽隊に所属。音楽班長兼、運用訓練幹部
2022年8月、第21代 第11音楽隊長の職に就く。
これまでにオーボエを花田朋子、I.ゴリツキ、伊藤量子の各氏に、室内楽を北島章、三倉麻実の両氏に、指揮法を前田淳、
高井優希、時任康文の各氏に師事。佐賀県出身。
第11音楽隊 副隊長

3等陸尉 落合 雄二
1989年、陸上自衛隊入隊
1990年、第4音楽隊所属にクラリネット奏者として所属。
1996年、中央音楽隊に所属。
2022年、幹部任官後、中央音楽隊教育科に勤務。
2023年、武蔵野音楽大学にて研修。
2024年3月第11音楽隊副隊長の職に就く。
クラリネットを谷尻忍、指揮法を時任康文の各氏に師事。
福岡県出身。
第11音楽隊 先任上級曹長

1等陸曹 竹内 浩之
音楽隊の任務
1. 隊員の士気高揚のための演奏
2. 儀式や式典のための演奏
3. 広報のための演奏
4. 必要に応じ、指揮所の警備
音楽演奏を主任務とし、有事の際には警備任務を有しているため、自衛隊として必要な、射撃訓練や野外訓練等も行います。
PKO活動や災害派遣活動に従事する事もあります。