みなさんこんにち、本部付隊先任上級曹長 田浦曹長です。早いもので2年と数カ月の上番期間が過ぎました。この上番間、隊長のご指導、先輩、後輩のご協力とご理解により大きな問題なく勤務させていただきありがとうございます。
さて私も入隊26年が過ぎ年を重ね、部隊勤務する中で猛烈に大切と感じている事は、 
「信頼関係の構築」です。
「信頼」とよく言いますが、信頼は、勝ち取るためには時間、労力を莫大に費やしますが、失うときは一瞬です。
この
「信頼」男女問わず、幅広い年齢層の部隊の仲間といかに早期にかつ強固なものにすることが出来るかといまだ模索中です。特に感慨深い事は、今年度入隊し配置された隊員が息子と同年齢であることです。私が長男に対して今の新隊員に対し指導する事、言葉は、息子にはしませんし掛けません、というかできません。なぜなら私の息子は、「自衛官」ではないからです。なにが言いたいかといいますと、その新隊員とは、有事の際、危険を顧みずともに協力し合い行動をするからです。
新隊員は言います「親父にも言われたことありません。」そうです私も「息子には言ったことがありません。」なぜならあなたは私の
【家族】ではなく【仲間】だからです。親子ほど年が離れていますが、私は息子ほどの年の隊員にも助けられ勤務できています。若い隊員の皆さん私たちの年ほどの先輩方が口うるさく言いますが、先輩だから先任だからではなく、仲間としての言葉です。どうかこのねじ曲がった「親心」にこれからもお付き合いください!お互い助けあって日々溌剌と勤務していきましょう!