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令和2年10月~12月

陸上自衛隊中部方面隊創隊60周年記念行事(2020.10)

 連隊は、10月3日(土)~4日(日)伊丹駐屯地において行われた「陸上自衛隊中部方面隊60周年記念行事」に参加しました。
 募集対象者に対する「職種プロモーション」では、重迫撃砲中隊長の指揮のもと、重迫撃砲の陣地進入から射撃準備までの一連の行動を訓練展示し、普通科部隊の行動の一部を理解させ、募集広報に寄与しました。
 観閲行進では、第2中隊長の指揮のもと、集成された今年度入隊の各部隊新配置隊員が、徒歩行進部隊の先頭を切って登場、溌剌とした新配置隊員の真摯な姿を披露し観客席からは割れんばかりの大きな拍手が沸き起こっていました
 追悼式では、第4中隊村上3尉の指揮のもと、儀じよう隊の弔銃等により式の厳かな進行に寄与しました。

重迫中隊長が指揮 120mm迫撃砲!射撃準備中!
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金光藤蔭高校 職場体験(2020.10)

 連隊は、10月5日(月)第1中隊長が担任官になり、金光藤蔭高校の職場体験を実施しました。高校1年生68名は、連隊が計画する厳正な新型コロナウィルス感染症対策のもと、隊員の行動の一部を体験し、自衛隊に対する理解を深めていました。
 訓練として、基本教練、体力検定種目の一部及び行進訓練を体験しました。最後まで意欲的に訓練に臨み、「優しく丁寧に接してくれた。来てよかった。」「号令がかっこいい!」「これからも国のために頑張ってほしい。」という声が高校生から聞かれました。

陸上自衛隊体力検定を体験 行進訓練(約5km)
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陸曹候補生選抜等口述等試験(2020.10)

 連隊は、10月13日(火)~16日(金)までの間、「陸曹候補生選抜等口述等試験」(陸曹候補生2次試験)を実施しました。
 この
試験は、1次試験(筆記試験)及び体力検定に合格した陸士長を対象に、術科(分隊の指揮)、口述試験(面接)、目測試験(距離の判定)及びハイポート(小銃を携行してのタイムレース)を実施して、総合的に陸曹候補生内定の合否を判断するものです。
 
受験者は全部で21名。栄光の合格を勝ち取るため、毎日課業後に練成を続けてきた彼らは、日頃培った実力を発揮し各試験に全力で挑戦していました。

術科(分隊の指揮) ハイポート(小銃携行のタイムレース)
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「レンジャー」前半の基礎訓練が最盛期(2020.10)

 連隊が実施している部隊集合教育「レンジャー」が前半の基礎訓練の最盛期を迎えています。
 レンジャー教育の全般構成は、前半を行動訓練に必要な基礎的識能及び体力・気力を養成する「基礎訓練」に、後半を各種の想定に基づく「行動訓練」に区分され、期間の終始を通じ、困難な状況を克服して任務を完遂する能力及び精神力を養います。
 課目としてはこの1か月、水路潜入、空路潜入、爆破、生存技術、体力向上運動、毎朝のレンジャー点検(容儀点検)などを実施し、この後に待ちかまえる過酷な状況下での想定訓練(行動訓練)に備えて必要な知識・技能を修得してきました。
 さらなる高みを目指して!勝負はこれから!第51期レンジャー!!

水路潜入(琵琶湖) 空路潜入(八尾駐屯地)
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「レンジャー」前半の基礎訓練が最盛期(2020.11)

 レンジャー訓練隊は、行動訓練開始式を実施しました。
 この式は、過酷を極める行動訓練に臨むにあたり、任務に向かう気概と不屈の精神を堅持するための儀式です。状況開始宣言に引き続き、担任官訓示では、第1中隊長・池田1尉が「任務至上主義を要望する。レンジャー隊員に任務不履行や降伏という言葉はない!必ず任務を完遂し、全員で駐屯地に帰還せよ!!」と檄を飛ばし、第51期戦闘隊は思わず背筋を伸ばしていました。 最後にレンジャー旗を掲揚し、全員でレンジャー隊歌を合唱、任務完遂への士気を高めて厳粛な式は終了しました。
 今までの苦しさを思い出せ!負けるな!第51期レンジャー!!

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「レンジャー」の第1想定に同行してみた(2020.11)

 レンジャー訓練隊は、第1想定(行動訓練)を実施しました。
 「ピッッ!!」早朝4時25分、主任教官の警笛で第51期レンジャー戦闘隊の行動訓練の火蓋が切られました。担当教官から今回の想定と任務(敵兵站施設の襲撃)が付与され、課題として全員で命令作成に取り組みました。命令下達、隊容検査を終え、駐屯地を出発。潜入ポイントまで車両機動後、地図とコンパスを駆使して地図判読し山地潜入を開始しました。難所が待ち構える宝塚中山山系を基礎訓練で鍛えた身体能力で見事踏破!現在地を見失い、指導部から厳しく叱責・示唆される場面が目撃されたものの、長尾山演習場付近の拠点を概ね時間計画通りに占領しました。
 その後、襲撃を成功させるため偵察を行いました。敵地において、発見されないよう息を潜め、身を屈め接近し、示された時間内に数回の偵察を終え、敵情を明らかにした後、戦闘隊長に偵察結果を報告したところで、第1想定が終わりました。
 課題を糧に強く!まだまだいける!第51期レンジャー!!レンジャー訓練隊は、第1想定(行動訓練)を実施しました。
 「ピッッ!!」早朝4時25分、主任教官の警笛で第51期レンジャー戦闘隊の行動訓練の火蓋が切られました。担当教官から今回の想定と任務(敵兵站施設の襲撃)が付与され、課題として全員で命令作成に取り組みました。命令下達、隊容検査を終え、駐屯地を出発。潜入ポイントまで車両機動後、地図とコンパスを駆使して地図判読し山地潜入を開始しました。難所が待ち構える宝塚中山山系を基礎訓練で鍛えた身体能力で見事踏破!現在地を見失い、指導部から厳しく叱責・示唆される場面が目撃されたものの、長尾山演習場付近の拠点を概ね時間計画通りに占領しました。
 その後、襲撃を成功させるため偵察を行いました。敵地において、発見されないよう息を潜め、身を屈め接近し、示された時間内に数回の偵察を終え、敵情を明らかにした後、戦闘隊長に偵察結果を報告したところで、第1想定が終わりました。
 課題を糧に強く!まだまだいける!第51期レンジャー!!

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演習場秋季整備(あいば野演習場、長尾山演習場)(2020.11)

 連隊は、あいば野演習場秋季整備及び長尾山演習場秋季整備を実施しました。
 あいば野演習場整備では、停弾堤の整備、携帯対戦車弾射座の改修、幹線道路の除草、伐採等を実施しました。
 また、長尾山演習場整備では、幹線道路の整備、攻撃経路の造成及び砲陣地の補修・作成等を実施し、普段使用している道場の維持・補修・拡充を完了させ、演習場の長期安定を図りました。

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レンジャーを追え!第7想定に同行(2020.11)

 レンジャー訓練隊は、第7想定(行動訓練)を実施しました。
 今回は、大谷山~千丈寺山(兵庫県三田市)を山地潜入(約26km)し、敵地の施設を破壊するのが任務です。途中の経路上で、敵の参謀が通過するとの情報を得た第51期レンジャー戦闘隊は、目標施設の情報を手に入れるため、その敵参謀を
伏撃(待ち伏せ攻撃)し、拘束する計画を立てます。しかし、行動訓練も終盤を迎え、山地を何昼夜も歩き続け、疲労は極限、さらに猛烈な睡魔と空腹感がレンジャー学生を襲い、残された理性も残りわずか……。こうなると人間、本性が現れ、ワガママや弱音を吐き始めるのです。いったいこの先どうなってしまうのか!?
 耐え抜け!第51期レンジャー!!

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格闘猛者あつまれ!師団格闘集合訓練はじまる(2020.11)

 連隊は、師団格闘集合訓練の担任部隊となり、10月下旬より千僧駐屯地で準備を進めてきました。11月16日、師団管内の各部隊から被教育者55名が着隊。訓練開始式で、担任官である連隊長・伊藤1佐に報告しました。
 その後、素養試験が行われ、千僧駐屯地体育館は早くも気合の入った声と熱気で満ちました。素養試験合格者46名は晴れて訓練参加となり、まずは特級合格を目指します。特級合格者は来年1月からの集合教育「部隊格闘指導官」への参加が認められそこでの認定試験合格者は「部隊格闘指導官き章」の着用が認められます。
 めざせ!!格闘指導官!

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レンジャー最終想定に出発 ~家族と仲間からの手紙~
(2020.11)

 レンジャー訓練隊は、第9想定(最終の行動訓練)を開始しました。
 出発前の準備完了報告の場面で、家族や中隊の仲間からの手紙がレンジャー学生に届けられました。家族と離れて訓練に参加し約70日、会えない寂しさをこらえ、気丈に頑張ってきた流石のレンジャー学生も手紙を読み出すと、堰を切ったように大粒の涙がこぼれ落ちました。しかしすぐに任務にまい進する、いつもの精悍な顔つきに戻り、見送りに来た中隊の声援を背に受けてトラックに乗り込みました。
 さあラストの戦い!第51期レンジャー!!

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壮絶!!レンジャー最終想定 ~最後の襲撃任務、そして地獄の長距離離脱~(2020.11)

 レンジャー訓練隊の第9想定は水路潜入で始まりました。琵琶湖の東岸から西岸へのボートによる横断です。その後、山地潜入に移行し滋賀県比良山系の最高峰・武奈ヶ岳(1,214m)を経由し、途中の阿弥陀山で当初の破壊任務を実施後、あいば野演習場まで潜入しました。あいば野演習場では敵施設の襲撃任務が付与され、数回の偵察後、最後の力をふり絞り夜間襲撃を行いました。襲撃後、安全な地域まで離隔する必要性があるため、走っての長距離離脱が開始されました。しかし、極限を超えた疲労と空腹は限界に近づき、判断力も相当低下。地図判読はおろか、足を前に出すのが精一杯という状態。前進経路を誤り、助教から容赦ない檄を浴びせられ、ようやく地図を開くといった光景が……。
 なんとか安全な地域まで到着したレンジャー学生に対し、「じ後の任務のため、情報員と接触せよ」との命令が下ります。やがて情報員と接触、指示された地域へ移動。「次は何の任務なのか…」レンジャー学生が不安げに山々を見つめ、指示を待つところへ中見主任教官の「状況終了ッ!伊丹駐屯地に帰隊!!」の声が山中に響きました。レンジャー学生は一瞬何が起こったのか理解できず、全員が呆然と立ち尽くしたのでした。やがて、助教の「終わりや。ほんまに終わりや。」の声に、やっと我に返りました。
 終わった。全ては終わった。やっとやっと第51期レンジャー学生の長い戦いがついに終わった瞬間でした……。
 さあ、連隊の待つ伊丹駐屯地で帰還式だ!第51期レンジャー!!

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レンジャー帰還式 ~涙のレンジャー旗降下式~(2020.11)

 レンジャー訓練隊は、全ての任務を完遂し、伊丹駐屯地に帰還しました。凱旋では第3音楽隊の演奏の下、駐屯地各部隊が花道を作る中、大レンジャー旗を先頭に16名のレンジャー学生が堂々の行進。グラウンドで行われた帰還式では、帰還報告、状況終了宣言に引き続き、レンジャーき章授与が行われ、連隊長・伊藤1佐からレンジャー学生一人一人に、輝くき章が首から掛けられました。その後、各中隊に戻り趣向を凝らした慰労を受け、心温まる歓迎に久しぶりの笑顔と安堵の表情を浮かべていました。
 日没近くに始まったレンジャー旗降下式では、戦闘状況の終了を意味する、レンジャー旗の降下を行い、26日間に及んだ行動訓練に終止符を打ちました。その後、教官・助教は学生に対し、ようやく労いの言葉を掛けました。「よく頑張った!お疲れさん!」の言葉に、「……レン……レンジャーあああ!!」「うわあああああ……」16名の号泣。皆が子どものようにしゃくりあげながら、大声で泣きじゃくっていました。
 長い任務、本当にお疲れ様でした!栄光の第51期レンジャー!!

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第4次基礎となる部隊の訓練検閲(2020.11~12)

 連隊は、11月24日(火)~25日(水)(前段)及び27日(金)~29日(日)(後段)(重迫撃砲中隊は12月4日のみ実弾射撃検閲)までの間、伊丹駐屯地、久代訓練場、長尾山演習場及びあいば野演習場において「第4次基礎となる部隊の訓練検閲」を実施しました。
 検閲を受けた部隊は、重迫撃砲中隊、通信小隊、衛生小隊(補給小隊も練度判定として参加)であり、前段と後段に区分して実施され、前段は各種戦技の練度を、後段は車両行進~前方集結地の行動~第一線陣地に対する攻撃の一連の行動を行いました。
 また、重迫撃砲中隊は総合戦闘射撃の場を活用して、実弾射撃検閲を受けました。

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火砲の咆哮!弾丸の猛射!撃ちまくり総合戦闘射撃(2020.11~12)

 連隊は、11月30日(月)~12月5日(土)までの間、あいば野演習場において「方面統制総合戦闘射撃」に連隊長以下の隊員が参加し、中隊各級指揮官の射撃指揮、諸職種間の火力調整等を演練して、諸職種部隊の総合された火力発揮能力の向上を図りました。
 また、81mm迫撃砲戦闘射撃競技会が行われ、第2中隊が日頃の練成の成果を発揮して見事優勝、第5中隊が準優勝となりました。

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連隊格技競技会 優勝は第2中隊、準優勝は第5中隊(2020.12)

 連隊は、コロナ感染対策を講じた上で12月21日(月)約6年ぶりとなる「連隊格技競技会」を実施しました。
 本競技会種目は、団体戦として各中隊総当たりで順位が決まる他、個人戦として一般の部及び有技者の部(男性・女性)に区分して行われました。
 団体戦は、第2中隊が優勝、第5中隊が準優勝の成績を収めました。

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