北海道訓練センター訓練

師団は、令和2年8月15日(土)から「令和2年度北海道訓練センター訓練(第2次運営)等」を開始しました。
 訓練参加部隊は、陸路及び海路の手段を使用して北部方面隊内の訓練場(上富良野演習場、矢臼別演習場)に向け、長距離機動を行いました。

戦略機動【往路:8月15~17日、27日】

事前練成訓練等【8月20日~9月2日】

実動対抗演習【9月3日~9日】

HTCとは、「北海道訓練センター」の略称で、北海道の広大な演習場において諸職種協同の普通科連隊同士による実動対抗演習ができ、かつ、専門の評価分析官により適正な評価を受けることにより、諸職種協同等に必要な練度の維持向上を図る事ができる場です。
 9月3日(木)から、第5旅団(帯広)の第6普通科連隊(美幌)基幹の防御する地域を、第10師団(守山)の第33普通科連隊(久居)が率いる第33戦闘団が攻撃する実動対抗演習を行いました。

中・重砲等長距離射撃訓練【9月11日~】

師団は、野戦特科部隊及び重迫撃砲部隊の射撃練度の維持・向上を図るため、約18キロの射程を有する矢臼別演習場において「中・重砲等長距離射撃訓練」を実施します。また、その中で野戦特科部隊に対して、射撃練度を評価する「師団特科隊(DA)実射検閲」を行います。


9月16日(水)からは、第14普通科連隊(金沢)及び第35普通科連隊(守山)が、重迫撃砲(120mm迫撃砲)の実弾射撃を行いました。

師団戦闘射撃訓練【9月16日~21日】

第33普通科連隊は、矢臼別演習場から約300Km離れた上富良野演習場に練成の地を移し、陣地攻撃における諸職種協同能力の更なる向上と各種射撃練度の向上を図るため、「師団戦闘射撃訓練」を行いました。

戦略機動等【復路:~9月24日】

師団は、8月15日から始まった「HTC(北海道訓練センター)第2次運営等」の全ての訓練を無事終了し慣れ親しんだ矢臼別演習場の整備を行い、演習場を後にしました。各訓練参加部隊は、往路と同様に各フェリー会社の支援を受け、各駐屯地へ帰隊しました。

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