沿革
- 昭和37年1月18日
- 第10師団第35普通科連隊 編成完結
- 昭和40年10月
- 岐阜国体支援
- 昭和41年10月
- 名古屋まつり(初参加)
- 昭和56年5月
- 他方面演習(北方機動演習)
- 昭和61年11月
- 日米共同実動演習(琵琶湖演習)FTX(初)
- 平成4年4月
- 新隊舎移転(連隊本部、本部管理中隊、第1中隊)
- 平成4年9月~平成5年4月
- 第1次カンボジア派遣参加
- 平成10年11月~平成10年12月
- ホンジュラス国際緊急派遣隊参加
- 平成14年7月~平成15年3月
- 第14次ゴラン高原派遣輸送隊参加
- 平成15年3月~平成15年11月
- 東チモール派遣施設群参加
- 平成16年3月
- 改編(対戦車中隊新編、120M換装)
- 平成17年2月~6月
- 第5次イラク人道復興支援
- 平成18年6月
- インドネシア国際緊急援助隊参加
- 平成20年10月~平成21年3月
- 国際平和協力活動派遣待機部隊
- 平成22年2月~8月
- ハイチ国際平和協力活動参加
- 平成23年3月~5月
- 東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)災害派遣(宮城県名取市)
- 平成23年8月~平成24年3月
- 第32次ゴラン高原派遣輸送隊参加
- 平成24年8月~12月
- ハイチ派遣国際救援隊(第7次要員)
- 平成26年3月
- 改編(対戦車中隊廃止等)
- 平成27年12月~平成28年6月
- 第9次南スーダン派遣施設隊参加
- 平成30年10月~12月
- 国際平和維持活動ベトナム早期展開プロジェクト参加
- 平成30年7月~平成31年1月
- 第1国際緊急援助隊発進準備支援隊端末地業務支援
シンボルマーク

我が第35普通科連隊は、第10師団の旗本連隊として我が日本列島本州の中央部、知多半島を含む濃尾平野から飛騨山脈にかけての木曽三川を抱く愛知県西部と岐阜県全体という水と緑に恵まれた豊かな地域を隊区としています。この地域は、古くから多くの武将を輩出するとともに彼らが戦い、そして居城した日本有数の要衝、尚武の地としても知られています。シンボルマークは、これらの背景を踏まえて作成しています。
「35」の数字は、普通科のシンボルカラーである赤をあしらい、龍の姿を重ね合わせています。
水神として知られる想像上の神獣である龍が、豊かな木曽三川を抱く緑あふれるこの地を穏やかに鎮めることが如く、郷土の護りを担う戦闘集団として、「我々第35普通科連隊及びその隊員は、この地域とここに暮らす全ての人達とここにある」との我々の熱きスピリットを表現しています。
栄光を象徴とする金色で彩られた「3つの輪」には、3つの意味があります。
1つ目は、連隊の意志です。隊区西部の関ヶ原において天下分け目の戦いに勝利し250年に渡る天下泰平の時代の基礎を築いた徳川家康の家紋である「丸に三つの葵」から、「3つの輪」を着想しておりますが、これは郷土部隊として伝統を継承しつつ日本一の精強連隊を目指すという意思を表現しています。
2つ目は、連隊の団結です。それぞれの輪は、幹部、陸曹、陸士を表し、輪の重なり合いからそれぞれが地位役割を踏まえた強固な団結を表しています。
3つ目は、連隊の伝統です。地域と一体化しながら、また、近傍に演習場を有しない駐屯地の特性を前向きに捉え、さらに師団の旗本連隊としての先駆けの精神をもって師団の基準連隊足るべく育み発展させてきた連隊固有の特性ある訓練を、継承すべき大切な伝統の1つととらえ表現しています。
これを連隊のシンボルマークとし、誇り高き35戦士が、更なる団結、規律、士気を保持し、健全な愛隊心愛郷心ひいては愛国心を胸に任務に邁進することを確信するものです。