自衛隊の前身である警察予備隊が創設された昭和25年に、旧陸軍山砲兵(大砲の部隊)第9連隊跡地に金沢営舎(現:金沢駐屯地)が新設されました。
金沢市野田町周辺の航空写真
※赤枠が旧陸軍山砲兵9連隊跡地
旧陸軍山砲兵第9連隊の本部庁舎
※第14普通科連隊本部の庁舎としても使用されていました
その後、幾度の改称・改編を経て昭和29年9月、第14普通科連隊が編成されました。
昭和37年1月、師団の改編に伴い、連隊本部及び本部管理中隊、4個の普通科中隊及び重迫撃砲中隊による編成がとられ、
平成16年3月の師団改編では、新たに対戦車中隊が編成されました。
平成26年3月の師団改編に伴い、対戦車中隊が廃止され現在に至っております。
10月15日 保安隊と改称
7月 1日 陸上自衛隊と改称
9月25日 陸乙般命第3号により第14普通科連隊編成完結
10月 9日 第1管区総監の指揮下に入る
6月26日 第10混成団長の指揮下に入る
1月18日 第10師団と改称・改編
師団の改編に伴い第14普通科連隊編成完結
3月29日 中期防衛整備計画に基づき第10師団改編
師団の改編に伴い第14普通科連隊編成完結
3月26日 師団の改編に伴い第14普通科連隊編成完結
第14普通科連隊が所在している金沢はかつて加賀百万石のお膝元であり、
歴代藩主が苦労を重ねて加賀百万石を守りぬいたように、第14連隊も
日々精進し、隊区である北陸3県を必ず守りぬくという決意が込められています。
この加賀百万石の偉業をあやかり、ロゴマークの中央には加賀藩の家紋と北陸3県が
施され、内円の緑は陸上自衛隊のイメージ色である緑、縁の色は加賀友禅の色彩の基となる
加賀五彩のえんじ色と普通科連隊の赤色をかけて図案化しています。