海上自衛隊 掃海母艦ぶんご 3等海尉 伊東 日菜子

「カッコイイ」が第一歩。
踏み出してみれば各々が主役。

プロフィール

海上自衛隊 掃海母艦ぶんご 機関士
3等海尉 伊東 日菜子

── 自衛官を目指したきっかけは何ですか?

就活でWEBサイトを見ている時に、たまたま防衛省っていう画像が画面を通って。
そこからYoutubeを開いて偶然動画を見たのがきっかけです。
その動画で隊員の方々を見て、カッコいいかもと思って、愛知県の地方協力本部に自分から連絡をしました。
海上自衛官を選んだのは、規模の大きさと「大きい船に乗ってみたい」という思いから志望しました。(※大学時代の部活はボート部)

── 入隊前はどんな風に過ごしていましたか?

私は一般的にイメージされる大学生の生活と同じように、4年間部活動や複数のバイトを経験しながら過ごしていたんです。
部活はボート部で、川の上でボートを漕いでいました。
そんな学生生活を過ごしていたので、入隊してから防衛大学卒の人との差を感じる場面はありました。
入校当初はベッドの取り方とか、日常生活の過ごし方もまったく分からず、防大卒の人たちに助けられてばっかりでした。
でも、中期・後期と一緒に過ごして、同じことを学ぶ中で、少し手伝えることが増えてきたなと感じる部分もあります。

── 自衛官を目指す方たちへのメッセージをお願いします。

私も受ける前は「自衛隊を受ける人や自衛官は、筋骨隆々で健康優良児の人達しかいないだろう」と思っていたんです。
でも、実際に入ってみたら、皆さん、受ける動機もきっかけも様々でした。
それぞれのスタートから頑張れる場所だということが、1年を通して分かりました。
ですから、皆さんも就職・転職の選択肢の一つとして、最後まで自衛隊も残して頂けたら嬉しいなと思います。

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