高等工科学校生徒とは

将来陸上自衛隊において、高機能化・システム化された装備品を駆使・運用するとともに、国際社会においても自信をもって対応できる自衛官となる者を養成するために、中学校卒業予定者等を対象に採用する制度です。そのため、個人の適性に応じて、幅広い教養と豊かな人間性を養い、将来陸上自衛官として大きく進展できる基礎を作ります。
※令和10年度から陸・海・空共同、男女共学の学校になります。

応募する

募集要項

応募資格 (推薦)
中卒(見込含)17歳未満の男子かつ学校長の推薦必要
(一般)
中卒(見込含)17歳未満の男子
受付期間 推薦:令和7年10月1日(水)~11月28日(金)
一般:令和7年10月1日(水)~令和8年1月15日(木)
試験科目 口述試験、筆記試験(作文を含む。)及び身体検査
試験日程 推薦:令和8年1月10日(土)~12日(月)までの間の指定する1日
一般1次:令和8年1月24日(土)・25日(日)のいずれかの指定する1日
一般2次:令和8年2月12日(木)~2月15日(日)までの間の指定する1日
合格発表 推薦:令和8年1月22日(木)
一般1次:令和8年2月5日(木)
一般最終:令和8年2月26日(木)
入校時期 令和8年4月上旬

応募から受験までの流れ

STEP01

まずはお問い合わせ

応募に関しての詳細は、日本全国各地区に設置された地方協力本部へお気軽にお問い合わせください。

お近くの地方協力本部を探す

STEP02

種目を知る!

デジタルパンフレット及び採用要項をご確認下さい!

STEP03

志願票を提出

高等工科学校学生の募集は、11月から1月上旬に行います。受験にあたっては、事前に志願票を最寄の地方協力本部へ提出してください。

STEP04

受験・合格発表

自衛隊幹部候補生の試験は、1次試験、2次試験が行われます。

推薦

試験

口述試験
筆記試験(作文を含む。)
身体検査
合格発表:地方協力本部、ホームページ掲載及び本人宛通知(合格者のみ)

一般

第1次試験

筆記試験:国語、社会、数学、理科、英語(中学校卒業程度)、作文
合格発表:地方協力本部への掲示及び本人宛通知(合格者のみ)

第2次試験

口述試験(個別面接)
身体検査
合格発表:地方協力本部及び本人宛通知(合格者のみ)

STEP05

入隊

4月陸上自衛隊高等工科学校学生として採用され、入校することになります。

教育及び卒業資格

高等学校の普通科と同等の教育を受け、併せて技術的な識能を有する陸曹として必要な各種技術の専門教育、防衛基礎学や各種訓練を受けることになります。また、提携する通信制高等学校に入学し、生徒課程修了時に高等学校の卒業資格を取得することができます。

昇任の一例

・生徒課程を修了(見込含)すると、防衛大学校学生・航空学生等の受験は可能です。
・生徒陸曹候補生課程修了後、19~20歳で3等陸曹に昇任し、その後、一般幹部候補生部内選抜試験及び陸曹航空操縦学生選抜試験に合格すれば幹部に昇任することができます。

生徒の処遇

身分 特別職国家公務員
生徒手当 月額 138,000円(令和7年1月1日現在)
※生徒手当については、法律の改正により改定される場合があります。
期末手当 年2回(6月、12月)
衣食住 全員が駐屯地で生活し、宿舎は無料で、食事・被服類・寝具については、支給または貸与
休日・休暇 週休2日制、祝日、年末年始休暇等
医療施設 自衛隊病院、駐屯地医務室
福利厚生 防衛省共済組合(宿舎、野球場、テニスコート)
貯金事業/普通・定額積立・定期預金
貸付事業/普通・特別・住宅・財形など
物資販売事業/売店・展示即売会
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