平成22年度自衛隊音楽まつり

自衛隊音楽まつり

平成22年度自衛隊音楽まつり

平成22年11月19日(金)・20日(土)の2日間、平成22年度自衛隊音楽まつりが日本武道館にて行われました。

今年は、「繋がる想い、絆の共鳴」をメインテーマに、「序・破・急」と題した3つの章と、日米安保改定50周年を記念したスペシャルセレモニーを加えた構成で、会場が一体となる「絆」を形成し、更にグランドフィナーレによりその「輪」を広げました。

オープニングセレモニー

日本人女性として2人目の宇宙飛行士となった山崎直子さんが宇宙空間で目覚ましに使用していた曲、天空の城ラピュタより「ハトと少年」が、始まりを告げるべく高らかに鳴り響き、オープニングセレモニーは幕を開けました。

第302保安警務中隊による儀仗隊の統制美・迫力には客席から大きな歓声があがりました。

第一章:序

無拍子、かつ低速度で展開される意味を持つ「序」。

この章では、東部方面音楽隊・西部方面音楽隊が登場し、「序」の意味に沿った緩やかに始まる演奏に、方面隊ならではの美しさを奏でる音色が加わりました。

東部方面音楽隊の演奏では、美しく古き良き東京が鳴り響き、西部方面音楽隊はアメリカとの結びつきが深い沖縄、そして火の国熊本を連想させる演奏を行いました。

章の最後では、大陸を渡り歩き、大海原を舞台に国と言う単位で絆の形成にその生涯を賭した坂本龍馬をモチーフに、大河ドラマ「龍馬伝」オープニングテーマを2方面合同で演奏し、陸続きではない二つの大地が織りなす絆のハーモニーを表現しました。

第二章:破

無拍子、かつ低速度で始まった「序」に拍子が加わり、変化を含ませる意味を持つ「破」。

この章では、まさに拍子と規則正しいリズム感で展開する防衛大学校生によるファンシードリルで始まり、変化という謳いに相応しいゲストバンドが登場しました。

ゲストバンドには、今回初参加となるシンガポール軍楽隊、自衛隊音楽隊と深い絆で結ばれている在日米陸軍軍楽隊、在沖縄米海兵隊音楽隊の3つが登場し、それぞれの特徴ある演奏を披露してくれました。

第三章:急

「絆」形成の中核を担い、加速が加わる事を意味する「急」。

この章では、躍動の代名詞自衛太鼓、そして心に響く歌声と、陸海空3自衛隊音楽隊による、力強いパフォーマンスが絆の共鳴を生み出しました。

「激流」をテーマに、その激しさ、その躍動、まさに魂を揺さぶる自衛太鼓の響きに会場全体が圧倒され、そして、スクリーンに映し出された月とのコントラストが印象的な「朧月夜~祈り」の独唱で、急速な時代の進化に適応する人間と、変わること無くたたずむ自然との「絆」を描きました。

続いて、陸上自衛隊中央音楽隊によるワールドカップを彷彿とさせるダイナミックな演奏と、第302保安警務中隊との合同パフォーマンス、航空自衛隊航空中央音楽隊のブルーインパルス50周年を彩る記念演奏、海上自衛隊東京音楽隊の「軍艦マーチ」を始めとする海をモチーフとした壮大なスケールの演奏に、「急」の加速は最高潮に達しました。

スペシャルセレモニー

日米安保改定50周年を記念して行われたスペシャルセレモニー。

米国陸軍軍楽隊よりこの音楽まつりのために来日した、デブラ・エル・マクギャリティ最先任上級曹長、トーマス・ロタンディ隊長を加えた日米合同演奏により、絆の形成は海を越え、固く結ばれました。

グランドフィナーレ

オープニングセレモニーから始まり、序破急の章を経て、スペシャルセレモニーにて確立された絆の形は、このグランドフィナーレで更なる「輪」を広げました。

会場全体で奏でる大合唱、「WAになって踊ろう」により新しい絆の輪・感動の輪・喜びの輪を広げ、ラストを飾った「絆の魔法」でその絆は永遠に刻まれました。

舞台裏

目に見える「絆」の裏側で、その結びつきを確かなものにするため、音楽まつりを陰から支えた隊員達の姿がありました。

平成22年度自衛隊音楽まつり公演内容