ご挨拶Greeting

令和3年10月14日
陸上幕僚長より皆さまへ

 陸上自衛隊ホームページをご覧の皆様、陸上幕僚長の吉田圭秀です。
 皆様により一層、陸上自衛隊をご理解頂き、身近に感じて頂けるよう、私から皆様に陸上自衛隊の活動等についてお知らせしていきます。
 本日は2点、自衛隊貸費学生の募集開始及び陸上自衛隊演習の実施状況についてお知らせします。

令和4年度採用の自衛隊貸費学生の募集開始

 現在、10月1日から、来年の1月14日までを受付期間として、来年度の自衛隊貸費学生の募集を実施しています。
 自衛隊貸費学生とは、大学又は大学院において、理工学系を専攻する者のうち、卒業後にその専門を活かして、自衛隊で勤務をしたいという意志を有する者に対し、学資金を貸与して修学を援助する制度です。
 自衛隊貸費学生に採用されると、卒業後、陸海空自衛隊の一般幹部候補生に採用され、将来的には、各自衛隊において、主に技術・研究開発分野のエキスパートとして活躍することが期待されています。
 技術革新が安全保障の在り方を根本的に変えようとしている中、当該分野に通じた有為な人材の確保は極めて重要となっています。陸上自衛隊は今後もより幅広い層の中から多様かつ優秀な人材を確保するため、様々な取り組みを進めて参ります。

陸上自衛隊演習の成果

 9月15日に実動訓練を開始して、約1ヶ月が経ったことから、これまでの成果を総括的にお知らせします。
 本演習においては、3コの師・旅団の人員約1万2000名、車両約3900両を同時期に機動展開させました。陸上総隊司令部が各部隊に対する出発時期や前進経路を綿密に統制したことで、迅速かつ整斉円滑な機動展開ができたものと評価しています。
 この際、機動展開に先立ち、作戦地域とそこに至る経路の間にシステム通信基盤を構成するとともに、部隊の機動展開と吻合しつつ、作戦に必要なコンテナ約800本分の補給品を輸送しました。 また、海上自衛隊の輸送艦「しもきた」、米空軍の汎用揚陸艇LCUとの統合・共同輸送を行うことで、連携を強化しました。
 今後も、航空自衛隊のC-2輸送機の支援を得て、患者後送訓練を予定しています。
 一方で、中間段階ではありますが、いくつかの課題が明らかになってきています。引き続き、陸上自衛隊演習を通じて、作戦準備の実効性を向上させるべく、取り組んで参りたいと思っています。


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