ご挨拶Greeting

令和3年7月15日
陸上幕僚長より皆さまへ

 陸上自衛隊ホームページをご覧の皆様、陸上幕僚長の吉田圭秀です。
 皆様により一層、陸上自衛隊をご理解頂き、身近に感じて頂けるよう、私から皆様に陸上自衛隊の活動等についてお知らせしていきます。
 本日は、2国間及び多国間のハイレベル交流と共同訓練について4点お知らせします。

多国間のハイレベル交流

 まず1つ目は、多国間のハイレベル交流です。
 7月8日・9日、陸上幕僚監部主催により日米豪シニア・リーダーズ・セミナー、略称TSLS2021をテレビ会議で実施致しました。
 本会議は、日豪陸軍種のトップと太平洋レベルの米陸軍種司令官が一堂に会する会議であり、現下のインド太平洋地域の戦略環境について認識の共有を図るとともに、インド太平洋地域における望ましい安全保障環境の構築に向けて活発な議論を行いました。

吉田陸幕長(市ヶ谷)
左:フリン米太平洋陸軍司令官
左:ラダー米太平洋海兵隊司令官(沖縄)
バー豪陸軍本部長(キャンベラ)

二国間のハイレベル交流

 2つ目は、二国間のハイレベル交流です。
 7月7日、ベトナム人民軍ギア副総参謀長とテレビ会談を行いました。
 本会談においては、インド太平洋地域の安全保障環境、日越陸軍種間の防衛協力・交流について意見交換を行い、法の支配に基づく国際秩序の維持の重要性について認識の共有を図りつつ、日越陸軍種トップ同士の信頼関係の構築と日越陸軍種間の関係強化を図ることができました。


豪州における米豪英軍との実動訓練(TS21)

 3つ目は、多国間の共同訓練です。
 昨日より、オーストラリアにおける米豪英軍との実動訓練「タリスマン・セイバー21」が開始されました。
 本訓練は、各国の部隊が、水陸両用作戦における戦術能力の向上を図るとともに、日米豪英4カ国の連携を図る極めて重要な機会であると認識しています。

米国における米陸軍との実動訓練

 4つ目は、二国間の共同訓練についてです。
 7月24日から28日の間、グアム島において米国における米陸軍との実動訓練を実施する予定です。
 本訓練は、陸上自衛隊の空挺部隊が国内からグアム島に直接飛行し、日米共同で空挺降下を行う陸上自衛隊初の訓練であるとともに、米軍がインド太平洋地域において実施する大規模な演習「ディフェンダー・パシフィック21」に連接して行われるものです。
 本訓練により、島嶼部における日米共同作戦能力の向上を図るとともに、米軍の大規模な演習と連接することにより、日米同盟の抑止力・対処力の強化に寄与するものと認識しております。

 陸上自衛隊は、今後とも、米国をはじめ価値観を共有する各国との多国間・二国間のハイレベル交流や共同訓練を多層的に積み重ねることにより、インド太平洋地域の平和と安定に寄与してまいる所存です。
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