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西部航空方面隊
WESTERN AIR DEFENSE FORCE

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司令官の挨拶

第46代西部航空方面隊司令官
稲月 秀正
(INATSUKI Hidetada)
防大35期
埼玉県出身
令和5年3月 現職に就任


(写真提供)航空救難団HP

 みなさまこんにちは。
 本日もホームページにアクセスいただき、ありがとうございます。

 去る4月6日の午後でしたが、長崎県の対馬空港を離陸した医療搬送用ヘリコプターが患者搬送中のところ消息を絶つという事案が発生し、当司令部に対して捜索・救助に係る災害派遣要請がありました。当方に先立って捜索活動を始めていた海上保安庁第7管区海上保安本部、付近に航行中の海上自衛隊の護衛艦等とも連携し、一刻も早い乗員乗客の発見・救出のため、航空自衛隊は福岡県芦屋基地に所在する芦屋救難隊の捜索機1機と救助ヘリコプター1機を玄海灘沖合に指向した結果、関係機関との協同作戦により要救助者6名全員を発見し救助(うち3名を航空自衛隊が救助)しました。
 まずは、この事案にてお亡くなりになりました搭乗者3名のご冥福をお祈りいたしますとともに、そのご遺族と関係者の方々へ心からお悔やみ申し上げます。
 今次の出動は、日曜日の休日に突発的に生起した不幸な出来事、それも闇夜が迫る日没時間帯において、海中に沈みかけたヘリコプターから要救助者を発見し救助するという極めて困難な条件下での救助活動でしたが、救難隊員諸官は緊急参集〜出動〜捜索・救助を冷静な判断と対応をもって実施しその任務を遂行してくれました。
 いつでも、どこでも、求められる任務に対して、常日頃より隊員達が「備え」と「構え」を維持していなければ成し得なかった結果であり、私たち自衛官の存在意義を証明できたことを誇りに思っています。

 話は変わりまして、4月中旬、令和6年度の緊急発進実施状況が公表されました。
 この1年間における我が国全体での緊急発進回数が704回であり、平成25年度以降、年度全体の緊急発進回数は概ね700回を超える高い水準で推移し続けております。その中でも東シナ海に面する西部航空方面隊の担任地域では、中国軍機の活動が活発化しており、昨年度は無人機の飛行が数多く確認されて公表に至っています。
 私たちは24時間365日、警戒監視と待機態勢を維持し、必要に応じて任務機を緊急発進させることで、この地域の「空」の守りを維持しています。

 ホームページをご覧の皆様におかれましては、今日も、これからも「備え」と「構え」を維持していく西部航空方面隊への益々のご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
   

令和7年5月7日

西部航空方面隊司令官
空将 稲月 秀正

                     
 

 

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