准曹士先任の思い

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不定期配信です。准曹士先任が何かの節目で感じたこと、思うことを発信します。

令和4年3月

 海栗島分屯基地ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

 この春で、国内における新型コロナウイルス感染症の流行が始まってから、早くも2年が経過しました。国内の感染状況は、昨年秋に終息へ向かっているかのように見えましたが、今年に入ると新たな変異株により再拡大し、いまだに予断を許さない現状であると言えるでしょう。この間、当基地においても各種行事や地元の方々等との交流の場の開催を引き続き断念せざるを得なかったことは大変残念であり、一日も早い終息を願ってやみません。

 なかなか出口の見えないコロナ禍の中で令和4年度を迎えます。このような中において、今できることを全力でやることはもちろんのこと、行事等の実施が再開されたならば、今度こそは今まで実施できなかった分を取り戻す意気込みで取り組んでいきたいと考えております。引き続き海栗島分屯基地をよろしくお願いいたします。

令和3年3月

 海栗島分屯基地ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

 春の訪れを感じるこの時期、令和2年度を振り返ってみますと、やはり「新型コロナウィルス感染症」に尽きるのではないでしょうか。感染症の拡大防止のため、様々な行事やイベントの中止、活動や行動の制限、あるいは自粛など、社会生活のみならず人同士のコミュニケーションも阻害され、大変ストレスを感じた年であったと思います。当基地でも、基地開庁記念行事をはじめ各種行事の中止に加え、対馬島外からの見学や研修の方々の受け入れを中止するなど、部隊の広報や地域の方々との交流にも悪影響となりました。

 そのような中、昨年11月に対馬市立豊玉小学校の6年生の皆さんが修学旅行で基地見学に来てくれました。豊玉小学校の皆さんは、修学旅行の行先を対馬島内に変更されたとの事で、また、当基地では、修学旅行での見学の受け入れはおそらく初めての事でした。まさにコロナ禍であったから生まれた機会でした。児童の皆さんの笑顔や明るく元気な挨拶、楽しそうな姿に接し、隊員一同、明るい気持ちになり元気をいただきました。改めて人と人との出会いの素晴らしさに気付かせてくれた出来事でした。

 令和3年度のスタートにあたり、新型コロナウィルス感染症の脅威は、まだまだ予断を許さない状況ではありますが、感染予防に努めつつ、一日も早い終息を願ってやみません。また、このような時だからこそ新たな出会いを楽しみに、一期一会を大切にしようと思いを新たにした次第です。令和3年度が良い一年となりますように。引き続き海栗島分屯基地をよろしくお願いいたします。