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第2回プロフェッショナル・エアマンシップ・プログラムについて

10月26日(火)、日ASEAN防衛協力の指針「ビエンチャン・ビジョン2.0」(※)に基づく取組として、ASEAN全加盟国及びASEAN事務局の空軍士官等の参加を得て、第2回プロフェッショナル・エアマンシップ・プログラム(PAP)がオンライン形式で開催されました。

第2回PAPは、セッション1「国際航空法と規範」、セッション2「航空の安全保障」及びセッション3「HA/DR」から構成され、航空幕僚監部からは、防衛部防衛課、運用支援・情報部運用支援課及び首席法務官の隊員が参加した他、航空自衛隊からは、航空支援集団司令部法務官が参加し、意見交換を実施しました。


セッション1「国際航空法と規範」では、日本から上空飛行の自由に関する国際法、地域における国際法に関する最近の事象などについて発表した上で意見交換を行い、「自由で開かれたインド太平洋」の維持・強化、とりわけインド太平洋地域での「法の支配」を貫徹するとの観点から、国際法や規範に関する認識の共有を促進しました。


セッション2「航空の安全保障」では、日本及び参加国が各国の航空の安全保障分野における課題や取組などについて発表した上で意見交換を行い、今後の空軍種間での防衛協力・交流について議論を深めました。


セッション3「HA/DR」では、日本から我が国の国際緊急援助活動に係る取組について発表し、参加国がこの分野に係る協力における課題について発表した上で意見交換を行い、空軍種におけるこの分野に係る協力の推進に貢献しました。


※「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の維持・強化に向けた、①日ASEANの戦略的パートナーシップの強化及び②ASEANの強靭性の強化を通じた中心性と一体性への貢献を協力の目的とし、「『法の支配』の貫徹」等を協力の重点領域としています。


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