那覇基地紹介

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那覇基地概要

 航空自衛隊那覇基地は、那覇市の中心から南西約5kmに位置し、南西防衛区域における唯一の航空基地として重要な役割を果たしています。
 基地の面積は、約209万㎡であり、航空自衛隊の13個の部隊等のほか、陸上自衛隊第15ヘリコプター隊及び海上自衛隊第5航空群という陸海空自衛隊が混在する特色のある基地です。
 また、飛行場地区は、国土交通省が管理する官民共用空港であり、長さが3,000m、幅が45mの滑走路1本と、2020年3月に供用開始となった長さ2,700m、幅が60mの増設滑走路1本の合計2本の滑走路を有しています。
 那覇基地司令は、第9航空団司令が兼務しており、基地施設管理のほか、警備、消防など各種の基地業務を行っています。


所在部隊紹介

南西航空方面隊

平成29年7月、南西航空混成団から南西航空方面隊へ新編となりました。南西航空方面隊は、那覇基地に司令部を置き、戦闘機の部隊、レーダー警戒部隊、地対空ミサイルの部隊などによって編成され、対領空侵犯措置などの防空任務はもとより、沖縄周辺区域における救難活動なども行っています。
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第9航空団

第9航空団は、F-15戦闘機による防空任務、T-4中等練習機による各種支援飛行のほか、基地に勤務する全隊員の日常生活に必要な管理業務の一切を担当しています。

南西航空警戒管制団

平成29年7月、南西航空警戒管制隊から新編となった南西航空警戒管制団は、レーダーサイトと移動式レーダーなどをコンピューターネットワークで結び、飛行する航空機を24時間監視し、要撃戦闘機を誘導する役割を担っています。那覇基地には、中枢である防空指令所があります。

南西高射群

要撃戦闘機及び警戒管制部隊と連携して、我が国に侵攻する航空機及び弾道ミサイル等をペトリオットミサイルにより破壊することを主たる任務としています。

南西航空施設隊

南西防衛区域内のヘリポートや道路など土木建設の構築を行うとともに、電気、空調、ボイラー施設の検査などを行っています。また、航空施設競技会など各種訓練にも参加しています。

南西航空音楽隊

各部隊が行う儀式、式典などの各種行事における演奏をはじめ、地域とのふれあいを大切にした市町村での広報演奏行事への参加、CD録音などの幅広い演奏活動を沖縄本島をはじめとした南西諸島全域で行っています。

警戒航空団第603飛行隊

E-2C早期警戒機をもって、日夜警戒監視の任務についています。E-2Cは期機体上部に円盤状の回転式アンテナを有し、多彩な電子機器を装備しています。空中において航空機の監視、誘導を行うことから、「空飛ぶレーダーサイト」とも呼ばれています。
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那覇救難隊

UH-60J救難ヘリコプター及びU-125A救難捜索機により、沖縄本島を中心として半径約400kmの地域内で発生した災害等に昼夜を問わず対処する沖縄地域唯一の救難専門部隊です。

那覇ヘリコプター空輸隊

CH-47Jヘリコプターで、北は奄美大島から南は宮古島に至る各基地間の輸送を行っています。CH-47Jは、人員は最大55名、担架による患者は24名、貨物約8トンの輸送が可能です。また、山林火災などにおいては空中からの消火ができる装備を有しています。

那覇管制隊

南西防衛区域における飛行管理業務をはじめ、南西航空方面隊司令部に対する管制支援、航空交通管制業務に関する国土交通省及び米軍との連絡調整業務などを行っています。

那覇気象隊

主に沖縄周辺区域に関して、航空自衛隊の活動に必要な気象状況を常に監視し、高精度できめ細かい気象情報を飛行部隊等に提供しています。
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空シス隊第5移動通信隊

移動用多重通信装置を機動展開させ、臨時通信回線を構築したり、代替通信回線を構成する部隊です。

那覇地方警務隊

航空自衛隊内部の秩序維持のために犯罪捜査及び交通統制、警護等の保安業務を行います。