基地司令からの挨拶
第33代西部高射群第8高射隊長兼ねて
高良台分屯基地司令
2 等 空 佐
渡 辺 陽 平
(わたなべ ようへい)
防衛大学校48期
北海道札幌市出身
令和4年8月 高良台分屯基地司令に
就任
西部高射群第8高射隊へ新編
ここ高良台の地に創設された第2高射群第8高射隊(当時:第8中隊)は、令和5年3月16日、高射群の改編に伴い、第2高射群は「西部高射群」と改称され、当部隊の名称も、「西部高射群第8高射隊」と改称されましたので、ご連絡いたします。
高良台分屯基地は、昭和41年、地域の皆様の国防に対する深い御理解のもと、久留米市における唯一の航空自衛隊の基地として創設されてから57年の歳月が流れました。
この間、地対空誘導弾部隊として九州の空の守りの一翼を担い続け、当初有していたナイキ・ミサイルはペトリオット・システムにとって代わり、令和2年からは能力向上型ミサイルPAC−3MSEの配備に伴い、従来のPAC−3に比べ向上した弾道ミサイル迎撃能力を最大限に発揮し、昨今の厳しい安全保障環境に的確に対応すべく、各種任務にまい進しております。
この間の諸先輩各位の御労苦及び御家族の皆様の御協力並びに久留米近隣部隊及び警察・消防各機関の御協力、さらには、久留米市、広川町の地元の皆様をはじめ、各自衛隊協力諸団体や関連企業各位の温かい御支援・御協力に対し深く感謝申し上げる次第であります。
「西部高射群第8高射隊」と名を変えた今となっても、これまで刻まれてきた多くの歴史と培われてきた良き伝統を引き継ぎ、未来へときちんと継承していく所存であります。
国防の任を全うするために、引き続き厚情を賜りますよう、お願い申し上げます。
新年の挨拶
皆様、新年あけましておめでとうございます。
昨年8月1日付で第8高射隊長兼ねて高良台分屯基地司令を拝命して以来、早くも半年が経ちました。
昨年の第8高射隊は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止を図りつつ、わが国の安全保障上の各種脅威に的確に対応でき
るよう錬成訓練に励み、部隊の能力を向上させることができました。また、10月15日には、一昨年及び3年前は断念し
た基地開庁記念行事を、規模を縮小して開催するなど、各種広報行事を少しずつではありますが再開することができました。
これもひとえに、隊員個々が任務の重要性を自覚し、我々の活動は国民の皆様の御理解があってこそとの認識
の下、職務に精励した結果であるとともに、御家族をはじめ、様々な方々や自衛隊協力諸団体各位の御支援・御協力の賜物
であり、心より感謝申し上げます。
本年も、全隊員「一丸」となって精強な部隊となれるよう、より一層の精進をお誓いいたしますので、引き続き御厚意賜り
ますようお願い申し上げます。
最後になりますが、本年が皆様にとって実り多き年となりますよう心から祈念いたしまして、新年の御挨拶とさせていた
だいきます。
分屯基地司令挨拶
航空自衛隊高良台分屯基地ホームページをご覧いただきありがとうございます。
令和4年8月1日付で第2高射群第8高射隊長兼ねて高良台分屯基地司令を拝命しました渡辺 陽平です。
昭和41年創立以来、大変多くの皆様から高良台分屯基地に対してご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。
私自身、約18年前に勤務した地であり、長い歴史と伝統を持つ本部隊に隊長として戻って来ることができたことは、
光栄であると同時に身の引き締まる思いです。
本ホームページでは、基地の行事や部隊の活動状況等の紹介、広報・イベント情報や基地所属隊員の声などを掲載して
おります。これらを通じて皆様の高良台分屯基地に対するご理解が深まり、より基地や所属隊員を身近に感じて
いただけますよう、積極的に情報発信に努めてまいります。
近年は、新型コロナウィルス感染症の拡大により様々な制約がありますが、隊員一同、感染拡大防止に取り組みつつ、
改めて地域の皆様と交流できる機会を心待ちにしております。
今後とも国民の皆様を守るという使命を果たすため、全隊員が「一丸」となって弾道ミサイル防衛や災害派遣等の任務を
完遂できるよう、日々の任務や訓練に精励してまいりますので、引き続き高良台分屯基地に対するご理解とご協力を
賜りたくお願い申し上げます。
略歴
- 平成16年 3月一般幹部候補生 空曹長(一般94期(統一期104期))
- 平成16年 9月第2高射群第8高射隊
- 平成17年 8月第2高射群第5高射隊
- 平成20年 8月第4高射群第14高射隊
- 平成23年 8月第2術科学校(浜松)
- 平成26年 3月航空総隊司令部(横田)
- 平成29年 6月航空幕僚監部 運用支援・情報部運用支援課(市ヶ谷)
- 令和 2年 8月統合幕僚監部 防衛計画部計画課(市ヶ谷)
- 令和 4年 8月現職