第16期イラク復興支援派遣輸送航空隊司令着任(20.8.21)

 第16期イラク派遣輸送航空隊司令に北村1佐が着任しました。北村1佐は着任にあたり、隊員に以下のとおり訓示を行ないました。

「ただいまから派遣輸送航空隊の指揮を北村1佐が執る。

 第16期イラク派遣輸送航空隊司令に着任した北村1佐です。まずは、第15期諸官、ここ中東の地における4か月の勤務、本当にご苦労様でした。また、その間の完全試合の継続に対し、心から敬意を表します。

ここで行なった諸官の活動については、誇りを持って、そして、ここで得た貴重な経験をこれからの人生にしっかり活かしてほしいと思います。
16期の諸官、今ここに、16期の編成が完結しました。これからの活動期間、これまでの先輩期が積み上げてきた、完全試合の継続、これをしっかり引継ぎ、達成をしなければなりません。我々の達成は、イラクの復興はもとより、将来の日本の国益を担っているという自覚の下、隊員一人一人が自分が何を為すべきか、考えて行動してほしい。また、己の持ち場をしっかり守ってほしい。そして、武士道精神を重んじ、多くのコアリションがいる中で、No.1 Airlift Wingを目指し、一致団結して任務を達成してほしい。」

 北村隊司令は約4か月間、クウェートの地においてイラク復興支援派遣輸送航空隊の指揮を執ることになります。