海上自衛隊といえば「カレー」、陸上自衛隊といえば「ミリ飯」に続く航空自衛隊の定番料理(空自統一の食文化)として基地等の給食で提供する鶏の唐揚げを「空自空上げ」と名づけ、普及することとなりました。 空上げには「より上を目指す」という願い込めて「空」と「上」の文字を当てています。 現在は、各基地でバリエーションに富んだ空上げを隊員の給食だけでなくイベント等での提供を行っています。
浜松基地では、日本三大みかんの一つである三ヶ日みかん、日本一早採れを誇る白玉ねぎ、 100年以上養殖発祥の歴史をもつうなぎ、静岡県が栽培発祥の地とされる山葵、 日本の生産量の半分近くをシェアする抹茶など様々な地元食材をふんだんに使用したオリジナル空上げを 試作&考案しています。これらを基地内の食堂で提供することはもちろん、新聞やテレビなどのメディア出演や 訓練としての調理、市街地のイベントでの提供など様々な普及活動を行っています。
浜松特産品の「三ヶ日みかん」果汁と日本一早採れの「白玉ねぎ」すり下ろしを仕込みに使い、柔らかくジューシーに仕上げました。食べる際には「白玉ねぎ」のスライスを乗せ、特製みかんポン酢をかければ、みかんの爽やかな酸味や玉ねぎの甘味もお楽しみいただけると思います。
1 若鶏もも肉は大きめの一口大(約40g)程度に切る。
2 白玉葱は半分すりおろしてにんにく、塩、
みかんジュースと合わせて肉を漬け込む
(2~3時間程度)
3 漬け込み終わったら水気をとり、片栗粉をまぶして余分な粉を
はたき落とす
4 170℃で5分ほど揚げきちんと火を通す
5 残りの白玉葱は薄くスライスする
6 きれいにあがったら空上げの上にスライス玉葱をトッピングし、
みかんポン酢をかけて完成!
○美味しく作るワンポイント!
浜松名物であるうなぎの骨からとった出汁と蒲焼きのタレ、そしてうな丼に欠かせない山椒をふんだんに使用した「うなぎ空上げ」です。下味はシンプルに塩味でつけ、後からタレを絡めたしっとり甘辛い味付けがご飯にぴったりですので、ぜひお試しください。
1 若鶏もも肉は大きめの一口大(約40g)程度に切る。
2 塩と清酒で漬け込む(30分~1時間程度)
3 上白糖、味醂、醤油、たまり醤油を合わせて蒲焼きのタレをつくり、
素焼きしたうなぎボーンを加えて5~6分煮込み山椒を加える。
4 鶏もも肉の水気を切り片栗粉をまぶす。
5 170℃で5分揚げきちんと火を通す。
6 きれいにあがったらタレにくぐらせ、お好みで粉山椒を追加でトッピングしたら完成!
航空自衛隊浜松基地では、地元遠州地方の特産品であるうなぎ(粉末)や三ケ日みかんを使用した「浜松基地※空自空上げ(くうじからあげ)」(鶏の唐揚げ)の製造・商品化を希望される業者・団体等の皆様に協力をさせて頂きます。
製造・商品化にご興味がありましたら、以下の手順により手続きをお進めいただきますようお願いいたします。
① 「浜松基地空自空上げの呼称等使用許可に係る手続き等について(PDF258MB)」をお読みいただき、記載内容をよくご確認ください。
② 次いで「使用許可申請書」(Microsoft Word21KB)」及び「誓約書」(Microsoft Word20KB)」をダウンロードし、所要事項をご記入ください。
③ ご記入いただいた申請書及び誓約書を以下に示します担当窓口まで、メール、FAX又は郵送によりご送付ください。
④ 担当による審査の上、「『浜松基地空自空上げ』の呼称等の使用に関する許可証」の送付をもって、手続き完了となります。
ご不明な点等ございましたら、下記までお気軽にお問い合わせください。