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あかしや並木 「人を育てる」  千歳救難隊長 2等空佐 西村直樹 

 「人を育てる」 自衛隊においてはほとんどの隊員が後輩の指導や教育等に携わることがあると思います。その成果を感じられるときもあれば、なかなか成果が現れず教えることの難しさを痛感することもあるかと思います。このような時にしばしば「あいつは、何回教えてもできない」といった発言を耳にすることあります。教える側の立場としては、何度も何度も繰り返して教えているのに理解できないのは、相手の能力が不足しているか又はそもそもやる気がないのではないかと考えてしまうのも理解できますが果たしてそうでしょうか。教育や指導においては、教える側の権威勾配が高い場合が多く、成果が得られなかった場合にその原因を教わる側に求めがちです。教育においては教える側が正しく伝えることと教わる側が正しく受け取ることが必要不可欠です。つまり、教える側の正しく伝える能力が大きく影響すると言えます。言い換えれば、相互のコミュニケーションが良好でなければ、期待した効果が得られないかもしれません。もし、何度教えても成果が現れないのであれば、一方的に言葉を投げかけているだけで、教育しているつもりになっているのかもしれません。そのような状況では、当然何回繰り返しても成果が得られる可能性は低く、所望の効果が得られないばかりか、自信や学習意欲を喪失させる可能性もあります。「何度教えてもできない」と考えるのではなく「何度教えても理解させることができていない」と考えるべきであると思います。 人を育てることは、部隊運用の根幹にかかわる重要な任務です。皆さんもその重責を認識し、如何に人を育てるべきか一度考えてみてはいかがでしょうか?

原生林 「良い季節」  第201飛行隊 門田3佐 

 この度は、私の趣味であるランニングについて投稿させていただきます。さて、気候も穏やかになり、いよいよ北海道にランニングシーズンの到来です。千歳は市街地を離れるとすぐに風光明媚な風景を楽しみながらランニングすることができます。南西方面には牧場が広がっており、西側の支笏湖道路では森林浴を楽しむことができます。 ところで、長距離ランニングに出掛けようとする時に、ちょっと心配なことがありますよね。そう、熊との遭遇です。私は熊と出会ったことはありませんが、ランニングスタイルという無防備な姿で熊と遭遇したらどうしよう、とふと考えることがあります。 以前基地内で地元猟友会の方の講演を聴講する機会がありましたが、クマ被害に遭わないためにはとにかくクマと出会わないことが大切だと仰っていました。ヒグマの最高速度は時速60キロ。ボルトでも逃げ切れません。 そこで私は千歳市ホームページのヒグマ目撃情報をスマホで確認して走るコースを決めたり、基本的に林道に入らないようにしてクマとの遭遇を回避しています。 皆様もクマに出会ってクマらないように、安全を確保して楽しく走りましょう。

新型コロナウイルスの影響を受け 千歳基地航空祭中止

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、令和2年度の千歳基地航空祭は中止となった。 千歳基地航空祭は、空ではF-15戦闘機の大編隊飛行や日本で唯一千歳基地に配備されている政府専用機B-777-300ERの低空飛行が楽しめるほか、ブルーインパルスによるエアショーなどでファンを魅了し、地上では北部航空音楽隊のライブ演奏や展示会場を走るキッズトレインが人気のイベントとなっている。昨年は約40,000人の来場者が訪れひと夏の思い出に浸った。

千歳基地予防対策キャッチフレーズ決定 「向き合おう コロナと闘う 新時代」

 6月5日、千歳基地は千歳基地予防対策キャッチフレーズを決定した。 新型コロナウイルスとの闘いが長期化する中、北海道知事から「新北海道スタイル」が道民に提唱され、コロナに強いライフスタイルやビジネススタイルへの協力が求められた。 千歳基地では継続して感染予防や拡大防止対策に取り組んでいるが、4月に行った手作りマスクコンテストに続き、今回は基地司令が発案した活動として、基地所在部隊から新北海道スタイルを取り入れたキャッチフレーズを募り、各部隊での選考を突破した秀作30作を、千歳基地全隊員による投票と審査で基地代表作を決定した。また、投票は事務共通システム(千歳基地内LAN)を活用し投票データを提出することで3密の回避を図った。 栄えある基地代表作に選ばれたのは、「向き合おう コロナと闘う 新時代」で検査隊の隊員が考えたもの。作成者は、「4人で考えました。みんなで出し合った10作以上を組み合わせて一番良いものを提出しました」と振り返り、「選ばれたことに、正直驚いています。苦労した分、思い入れはあります」と感想を語り、フレーズについて聞くと「これからは自分たちで考え行動し、コロナに勝つため油断せず生活していくという思いを込めた」と語った。 審査委員長を務めた2空団副司令は、「基地代表作は前向きに着実に推し進めていくイメージを強く示したもので、現状に必要な要素が詰まっている。とても素晴らしい」と講評した。 なお、キャッチフレーズは千歳基地内の各施設に掲示しているほか、各種活動でも活用され、感染予防対策などへの力添えとなっている。

えんじろうが挨拶運動で活躍 挨拶、清掃、身だしなみ励行週間

 6月29日から7月3日の間、千歳基地は、挨拶、清掃、身だしなみ励行週間における活動を行った。  この活動は、ベーシックマナーを徹底し、隊員の任務遂行に際しての姿勢を整え、、基本的事項を確実に行う習慣の定着と現場力の強化を重視事項として、部隊の精強化を図ることを目的に行われており、活動は今年度2回目となっている。  29日朝の挨拶運動では、千歳基地司令が先頭に立ち3高群司令らが基地正門に整列し、出勤する隊員を笑顔で迎えた。30日には基地正門に修理隊のマスコットキャラクター「えんじろう」が現れ隊員を驚かせた。  「えんじろう」は平成15年に修理隊の隊員が制作したキャラクターで、F-15戦闘機のターボファン・エンジンをモチーフに、エンジンの細部をデフォルメし表現されている。初登場したのは航空祭で、その後、千歳市民盆踊りでデジタル迷彩の作業服を着て参加し話題を集めた。 今年度の航空祭が中止となる中、出演機会をうかがっていた「えんじろう」は、きびきびした敬礼(?)と満面の笑みで本活動の一助となってくれた。

案内者腕章一新QRコードで広報活動

 6月8日、千歳基地は、10年以上使用した案内者腕章のデザインを変更しました。  この腕章は、千歳基地見学や報道対応などで案内を担当する隊員が装着し、部内外に対する広報活動で活躍しています。 新しい腕章は、通気性を向上させるためにメッシュ生地を起用し、色は空自イメージカラーの青に変更したことで千歳基地、そしてKoku-Jieitaiをよりアピールできる仕様となっています。また、中央にはベルクロを付け、その時々に合ったワッペンを装着できる機能も付加しました。 あわせて作成したワッペンは、千歳基地ホームページへリンクするQRコードを刺繍したものと、Public Affairs Office(広報室の意)を刺繍した2種類を準備しました。 この新しい腕章が、たくさんの方々に認知され千歳基地のシンボルとなるよう活動していきますので、これからもよろしくお願いします。(広報室一同)

第34回危険業務従事者叙勲元千歳基地隊員9名に栄誉

 政府は4月7日の閣議で第34回危険業務従事者叙勲の受章者を決め、29日に発令し、防衛省関係者で受賞した994人のうち、千歳基地で定年退職された9名が栄誉を受けた。  危険業務従事者叙勲は自衛官、警察官、消防士など著しく危険性の高い業務において、第一線の現場で職務に精励し、国または公共に対し功労のある者を表彰する制度で、関係省庁の大臣の推薦に基づき受章者を決定する。  今回は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、例年皇居で行われている天皇陛下への拝謁と、防衛大臣による伝達式は中止となった。(階級所属は退職時)

■瑞宝双光章 ▽高橋久志1尉(3高群)

■瑞宝単光章 ▽安藤伸行3尉(特輸隊) ▽石岡晃3尉(北施隊) ▽浦門政治3尉(3高群) ▽江頭勇3尉(2空団) ▽大岡正志3尉(2空団) ▽大塚正徳3尉(2空団) ▽川畑正人3尉(2空団) ▽佐藤雅敏3尉(2空団)     

 

我が家の男女共同参画  (川﨑准尉)

 6月23日から29日の間、男女共同参画週間が実施されました。 ここで我が家の生活状況を紹介します。 6年ほど前から、父と娘の2人生活を送っています。高校生の時「お父さんの弁当どうせ私のも作るから、ついでに作ってあげるよ」とのことで、暗黙の了解で決まり、現在に至ります。父は、「洗濯、掃除全般、食器洗い」娘は、「朝夕の食事、洗濯物の取込み、台所周りの掃除」と自然にルールが確立されました。余裕があれば、お互いさまで手伝います。この事により、帰宅してから、眠りに就くまでの時間配分が容易となり、父と娘に生活に余裕ができ、いざこざも無くなりました。それぞれの家庭事情はあると思いますが、家事は女性だけがやるものではありません。家族でやるものです。余談ですが、唯一娘がピリピリするのは、単身赴任中の妻(娘は「女帝」と言っています)が数か月振りに帰ってくる時です。「お父さん「女帝」が帰ってくるからちゃんと部屋かたづけてね」と小言を言われます。こうして、点検官の帰りを待っている状態です。話がそれましたが、日頃からお互いさまの信頼関係を築いておけば、娘も精一杯社会人として仕事に取組めると思っています。

千歳基地の装備品 これって何?

 千歳基地に配備されているF-15などの戦闘機は、音速(時速約1,225㎞/h)を超える速度で移動することができ、スクランブル発進などでその能力を活かし活躍しています。では、その速度をパイロットはどうやって知るのでしょう。  戦闘機は地上を移動する車のように、タイヤの回転数で速度を測ることができません。そして、速度をパイロットが知らなければ、旋回や上昇、降下といった運動を適切に行うことができず、最悪の場合、墜落してしまいます。特に速度が重要な場面は着陸時で、機体や天候に合った最適な速度で行わなければなりません。そこで、戦闘機だけでなく航空機のほとんどは、ピトー管という計測器を設置しています。ピトー管とは、ピストルのような形をした空気の流れの速さを測定するもので、この測定データをもとに速度をパイロットに伝えています。航空機のほかには、レーシングカーのF1や風洞などでも使用されています。  航空機を見る際は探してみてください。他にも新しい発見があるかもしれません。

千歳基地准曹会ペットボトルキャップ等収集協力

 今回の活動でペットボトルキャップ272.97㎏、リングプル10.39㎏、使用済み切手351枚、使用済み割りばし10.3㎏を収集することができました。 例年、5月中に第1回目の収集を行っておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止による活動自粛のため、この時期となったことから、2曹・3曹会と合同の活動として実施させていただきました。皆様の善意は、千歳基地代表として、千歳市社会福祉協議会に寄贈し、車椅子の寄付や世界の子供たちのポリオワクチン代等に役立てていただいております。今後とも、隊員の皆様のご協力をよろしくお願いします。(准曹会会長)