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給養

                   
                  

新潟救難隊  2等空曹 須藤 健太

 給養員は、航空自衛隊のほぼ全ての基地に配置されている特技で、主に隊員に食事を提供する業務を行っています。大きく、献立、栄養管理等を行なう「事務担当」と「調理担当」に分かれています。
 事務担当は、献立を作りその献立に必要な食材の準備する「献立業務」、喫食者を集計する「食伝業務」、正しく納品されたかを確認する「検収業務」、更に調味料などの在庫品を管理する業務も行ないます。
 調理担当は、準備した食材を使い、厨房で実際に隊員の食事を作り隊員に提供するとともに、厨房や器材の清掃などの衛生管理も行います。調理担当として働くことで、調理師の受験資格を得ることや、選抜試験に合格することで自衛官栄養士としての入校もできます。
 また災害時には、現場において野戦釜を使い調理を行うことで、被災者に暖かい食事を提供する等、航空自衛隊の任務を「食事で支える」重要な職種のひとつです。



Q.給養員になって良かった点を教えてください。 

A.新人隊員として勤務の頃、自分が調理したメニューを食べた隊員から「おいしかったよ」と声をかけてもらえました。自信を持てなかった自分でしたが、あの時の一声で給養員になって良かったなと思えました。また、調理師免許を取得できたことも良かったことの一つです。


Q.給養員として勤務する上で大変だと感じることはありますか。

A.隊員一人一人が満足出来る食事を提供することを心掛けていますが、それぞれ好き嫌いや育ってきた環境、年代等が違うのでとても難しいです。
  喫食した隊員の内、一部だけが100点、その他は50点という評価のされ方ではだめなので、平均80点以上の評価をしてもらうよう、大変ですが努力しています。


Q.給養員として勤務する中でどういうところにやりがいを感じますか。

A.隊員にとって食事は任務遂行のための原動力であり、隊員の士気を高める役割を担っています。
  その食事を提供する業務にやりがいを感じています。



Q.新潟分屯基地の給養員ならではのエピソードがあれば教えてください。

A.新潟県出身の隊員は美味しいお米を食べて育ったせいか、舌の肥えた隊員が多く、ご飯を炊くのにも気が抜けません。
  現在、空自空上げ(からあげ)として「新空(にいから)」を隊員に提供しており、柿の種を衣にして揚げたり、澱粉の代わりに米粉を使うことで、地元愛が強い新潟県出身の隊員から高評価をいただいています。
 

空自空上げについてはこちら:航空自衛隊ホームページ  

Q.給養員として勤務する中で、思い出に残っていることがあれば教えてください。 

A.初任地の佐渡分屯基地で勤務していた頃、隊員数十人に対し、一人で調理を行なっていました。
  失敗が出来ないという緊張感もありましたが、調理をやりきれたということでやりがいが生まれ、その頃のことは特に思い出に残っています。