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機上無線

                   
                  
千歳救難隊  3等空曹 萬歳 太郎

 機上無線員は、航空救難団や輸送航空隊等が保有する航空機に搭乗し、主として通信業務を実施しています。特別航空輸送隊(政府専用機運用部隊)及び輸送航空隊では国内外で運航中の輸送機と基地の間に通信を確保することは重要であり、機上無線員の責任は重大です。また、この他にも飛行点検隊の機上無線員は、航空機を援助する航法施設の精度を確保するための業務を実施しています。
 航空救難団における機上無線員は、U-125A救難捜索機に搭乗し、主に捜索レーダー及び赤外線暗視装置を操作して要救助者を発見することと、無線を活用して指揮所等との情報伝達を正確迅速に実施することを任務としています。これらの業務は専門的知識と熟練した技能が要求されます。
 機上無線員になるには、まずは航空自衛隊の通信員又は通信電子関連の整備員として数年間の部隊経験を積んだ後に、機上無線員の選抜試験を受験する必要があります。選抜試験に合格した後は、機上無線員の基礎課程に入校し、卒業後は、機上無線員課程に入校しなければなりません。
 さらに航空救難団で勤務する場合には、全国の救難隊に機上無線員として配置された後、捜索技術講習を受講します。
 

Q.機上無線員になろうと思ったきっかけはなんですか?

A.以前から搭乗員に憧れをもっており、入隊後の職種説明で機上無線員への道があることを知り、目指したいと思いました。


Q.機上無線員になるために努力したことは何ですか?

A.機上無線員課程において、地上で身に付けた知識及び技術を飛行訓練でも発揮するため、色々な状況を想定して演練したことです。


Q.機上無線員になって1番思い出に残っていることは何ですか?

A.初任務の緊急患者空輸に伴う災害派遣です。
  一人で機上無線員として搭乗できるようになってから約一週間後の実任務でした。いかに落ち着いて業務を実施していくかを意識して臨んだことを覚えています。諸先輩から教わった知識と、状況を想定したイメージフライトにより、任務達成に貢献することができました。


Q.機上無線員として勤務する中で大変だと感じることはありますか? 

A.レーダー、赤外線装置及び目視で目標を捜索し、機長の意図を指揮所や他機に解り易く通報することが飛行中の機上無線員の業務ですが、いかに迅速に発見し正確確実に通報していくかを追求していくことが大変だと感じます。今後も向上心を持って捜索及び通信の技量を磨き、視野を広げて行きたいと思います。


Q.機上無線員として勤務する中でやりがいを感じる時はどんな時ですか?

A.特に任務達成に貢献できたときにやりがいを感じます。
  以前から憧れていたこともあり、機上無線員として仕事をし、尚且つ、災害派遣等の任務を達成することで社会に貢献できていると思えることに、とてもやりがいを感じています。