「伝統と革新の融合」により、防衛力の抜本的強化を推進
航空自衛隊補給本部ホームページをご覧いただいている皆様、令和6年3月28日付で第28代航空自衛隊補給本部長を拝命いたしました。
現在の国際社会は戦後最大の試練の時を迎えており、力による一方的な現状変更やその試みが一層顕在化してきています。そのような中、我が国においては、
2022年12月に戦略三文書が策定され、航空自衛隊は防衛力の抜本的強化に向けて各種の施策に取り組んでいます。
補給本部は、航空自衛隊を後方の面で支える中心的な役割を担う存在です。
航空自衛隊が保有する装備品・システム等の態勢を維持・強化するとともに、新たな装備品等を適切に取得し早期に戦力化することで、航空自衛隊の精強化、更には、
防衛力の抜本的強化に寄与し得るものと確信しています。これを具現化するにあたり、補給本部は「伝統と革新」を高い次元で融合させ、時代の変化に応じた実効的な対応をしていく必要があると考えています。普遍的・本質的なもの(伝統)を大切にしつつ、新しい変化(革新)を取り入れながら、補給本部一丸となりスピード感を持ってその職責を果たしてまいりたいと思います。
皆様におかれましては航空自衛隊補給本部に対する変わらぬご理解ご協力をお願いいたしますとともに、皆様のご健勝とご多幸を祈念申し上げます。
令和6年3月28日
航空自衛隊補給本部長 空将 坂本 浩一