令和7年 司令官 新年のご挨拶

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 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 昨年は、元日に能登半島地震、9月に奥能登豪雨という非常に大きな災害が起こりました。あらためまして、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。 また、我が国を取り巻く安全保障環境に目を向けると、北朝鮮の弾道ミサイル発射や、中国、ロシアによる領空侵犯を含む航空活動の活発化等、戦後最も厳しく複雑な状況に直面している最中であることに加え、世界中が大きく揺れて変化の只中にあり、予測が困難なものとなっています。

 このような中、航空自衛隊は創設70周年を迎え、国民の皆様にその活動をご理解いただくとともに、同盟国・同志国と相互理解及び信頼関係を深めて参りました。隙を見せないことが重要であり、我々としては防衛力抜本的強化を推し進め、断固とした意志を示すべく尽力して参ります。

 航空自衛隊の任務は、国際情勢に対応し、その範囲を我が国周辺から海外へ、そして宇宙へと拡大しております。航空開発実験集団も研究開発専従部隊として、宇宙を含む「空(宙)の勝利は技術にあり」ということを追求します。特にスピードが求められる中、研究開発DXを推進し、研究開発の期間短縮と業務効率化による省人化を図っていきます。いつまでも変わらない本質的なものは忘れず、新しい時代とともに変化を重ねているものをうまく取り入れていくことで成長していきたいと、隊員一人ひとりが自らの役割を自覚し技術面から役割を果たすべく、任務遂行に邁進しております。

 最後に、2025年の干支「乙巳」(きのとみ)は、多くの人にとって成長と結実が得られる年といわれるところ、皆様のますますのご発展を祈念するとともに、ご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。


令和七年一月吉日

航空開発実験集団司令官 空将 小島 隆