フィリピン空軍と航空医学実験隊の専門家交流

　６月１６日（木）、専門家交流のため訪日していたフィリピン空軍の航空医学関係者一行が航空医学実験隊を訪問しました。

　航空医学実験隊では、航空医学等に関する意見交換を行うとともに、低圧訓練装置、空間識訓練装置等の関連施設の研修等も実施しました。この機会に、航空医学実験隊の有する航空医学等に関する知見が、フィリピン空軍からは発表や説明を通じて、異なる環境下で航空機を運用する立場からの知見がそれぞれ共有されるなど、双方にとり有益な機会となりました。

　今般の交流は、昨年９月にオンラインで実施された第１回目に続くもので、今回のような対面でのものは、知見の効率的な共有や参加者同士の関係の一層の強化に資するものとなりました。

　本事業は、フィリピン空軍の航空医学に係る能力構築支援を通じて、「自由で開かれたインド太平洋」の維持・強化に貢献するものです。

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