AWDLP310-007    航空総隊司令部制作
HOME TOPICS INFORMATION LINKS MAIL
   
 第49代航空総隊司令官
 空 将
内倉 浩昭
( うちくら ひろあき )
87幹候(防大31期) 
鹿児島県出身 
 ご挨拶
 関東は春本番を思わせるような陽気が続き、ここ横田基地でも滑走路脇の草むらのひばりのさえずりが日増しに大きくなっているように感じます。

 航空総隊は、第2列島線の要衝として地政学的重要性が高いグアム島を中心に実施しましたコープ・ノース23を完遂しました。この間、航空支援集団川波清明副司令官と共に現地視察に赴き、真っ黒に日焼けした精悍な日米豪のエアマンが、蒸し暑い訓練場で汗を流しながら多種多様な訓練に奮励する姿を目の当たりにして、信頼関係の深化と相互運用性の向上を実感することができました。その際、「平時に汗を流せば流すほど、有事に流す血を少なくすることができる。」という若き日に米空軍から教わった格言を思い出しました。

 さらに、翌週には太平洋空軍司令部においてウィルズバック司令官を表敬し、インド・太平洋地域の最新情勢について意見交換するとともに我が国の戦略3文書の意義を共有することができました。その上で、太平洋空軍と航空総隊は、作戦レベル及び戦術レベルにおいて、空における抑止力・対処力を高めるべく各種共同訓練や演習等に真摯に取り組むことを改めて確認しました。

 結びに、季節の変わり目につきHPをご覧の皆様におかれましてはくれぐれもご自愛下さい。


                     2023年3月9日
                     航空総隊司令官 空将 内倉 浩昭

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
上向き矢印  このページのトップ
 
 
 
 
Copyright(C) 2010 JASDF. All Right Reserved.