音楽隊は、音楽が専門の自衛隊の部隊です。音楽隊は、音楽のプロフェッショナルになりたい意欲のある学生を求めています。ここからは音楽隊の全般について説明します。
音楽隊員も自衛官の一員
自衛隊には陸上、海上、航空があり、それぞれに数多くの専門職種があります。航空自衛隊の職種の一例としては、パイロット、航空機整備、航空管制、高射(ペトリオット)、レーダー整備、警備、輸送、衛生、総務、会計などが挙げられます。音楽職もそのうちの1つで、音楽演奏を専門に行います。
音楽隊の仕事とは
音楽隊の主な仕事として、国家行事などの式典演奏や各自衛隊基地での演奏、民間のホールでコンサートなどを行います。また、それに向けての合奏練習や個人練習、自衛官の基本である体力練成、及び各種事務等も兼務として行っています。
陸海空自衛隊それぞれに音楽隊がある
陸海空の自衛隊はそれぞれに音楽隊を持っており、まず自衛隊を受験する際に陸海空のいずれかを決めなければなりません。
また、各音楽隊には定員があり、その年の欠員状況により募集する楽器が変わります。
選抜された者だけが音楽隊員になることができる
音楽隊員も自衛官なので、何よりもまず「自衛官採用試験」に合格しなければなりません。いくつかの採用種目のうち、演奏員として音楽隊員になることができるものは、「一般曹候補生」もしくは「自衛官候補生」の2種類です。
航空自衛官(もしくは候補生)として採用後、最初の3カ月の基礎教育期間中に音楽職の試験が行われ、そこで選抜された者だけが音楽隊員になることができます。
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