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つがる市にロータリー除雪車が納車
   
 青森県つがる市では、駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法により交付された交付金を使用し、平成27年度にロータリー除雪車購入事業で発注した車両が納車されました。
 
つがる市は、本州の最北端の青森県西部に位置し、西は日本海に面しており、夏場は比較的温暖な気候であるが、冬場は日本海から吹き込む強い西風に乗った雪が襲ってきます。
 そのため、降雪と至る所にできる吹きだまりにより、交通が寸断されることもしばしば。
これまで、主要な路線には防雪柵を設けるなどの対策をとっているものの、完全に遮断することはできず、交通網の確保が重要な課題となっています。

 つがる市は、平成17年2月に5町村が合併し発足したことで、市道総延長560Kmと膨大で、そのうち冬期間における除雪対象市道が380Km、業者委託区間160Km、それ以外の市直営区間220Kmをロータリー除雪車及びグレーダーなどの30台で対応している状況です。
 そのうちの1台のロータリー除雪車は平成元年に購入したもので、26年が経過、老朽化が進み運用に支障を来している状況から更新を計画。平成27年6月末発注し、11月末に納車されたものです。

 今回購入した車両は、除雪幅2.6m、最大除雪量2,900t/h、最大投雪距離46mの性能を有する最新鋭の機種で、購入額3,200万円の全額が交付金対象となっています。特に、強風が吹き荒れる岩木川沿いの市道を担当し、平成28年2月末で既に65回出動するなど交通網の確保に大活躍しています。
 
 
   
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