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不忘平和記念公園祈念碑除幕式等式典
   
 1945年3月10日未明、不忘山(ふぼうさん)に米軍のB29爆撃機3機が墜落した事故で、死亡した搭乗員34人を慰霊する「不忘(ふぼう)平和記念公園」が完成し、8月2日(日)、不忘(ふぼう)平和記念公園建設委員会の主催により、異国で果てた米兵を慰霊するとともに戦争のない世界の実現-世界平和を祈念し、不忘(ふぼう)平和記念公園祈念碑除幕式及び開園記念式典が、蔵王連峰の不忘(ふぼう)山を望む宮城県七ケ宿町で営まれた。
 

不忘の碑
 
 当日は快晴の下、公園建設実行委員会委員のほか、米国側からはキャロライン・ケネディ駐日米大使の代理として在札幌米国総領事のジョエレン・ゴーグ首席領事及び在日米陸軍司令官のジェームズ・パスカレット少将などが、また、日本国側から二階俊博自民党総務会長及び地元選出自民党国会議員が、地元宮城県からは同委員会名誉会長である村井嘉浩宮城県知事及び周辺自治体首長、陸上自衛隊から松村五郎東北方面総監などが参列され、東北防衛局からは齋藤雅一局長が参列し、総勢約500人の参列者のもと記念式典が粛々と執り行われた。 
 
除幕式参列者
 
 式典は、日米両国の国家斉唱・黙祷を行った後、両国を代表して、ゴーグ首領領事及び二階総務会長による除幕が執り行われ、引き続き献花及び植樹式が行われた。ゴーグ首席領事は、「不遇の最期を遂げた34人の若者の魂を慰め、再び悲惨な歴史を繰り返さないよう立派な公園を造ったことに、平和を愛する米国民を代表して心から感謝します」と挨拶した。
 また、当日は、米軍横田基地から米国太平洋音楽隊が、東北方面隊から東北方面音楽隊がそれぞれ式典にあわせ演奏や歌唱を行い、厳かな式典に花を添えた。 
   
除幕された世界平和の祈念碑 不遇の死を遂げた34人の米兵の石碑
 
ゴーグ首席領事及びパスカレット在日米陸軍司令官と
面談する齋藤東北防衛局長
東北方面音楽隊と米国太平洋音楽隊による合同演奏

   
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