防衛省・東北防衛局がおくる日本の防衛Q&A
(4月放送内容)



 

テ−マ:1日局長体験について

 

 

パ−ソナリティ−:
 
本日も東北防衛局長の齋藤雅一局長にお話しを伺います。齋藤局長よろしくお願いします。
 
齋藤局長:
 
よろしくお願いします。
 
パーソナリティー:
 今日は、珍しく若い女性とお二人でいらっしゃっていますが、どのようなお話をしていただけるのでしょうか。
 
齋藤局長:
 今日は、東北防衛局が主催するイベント「1日局長体験」について紹介をしたいと思います。
 イベントを紹介する前に、以前も紹介させていただきましたが、東北防衛局では、ホームページや広報紙「東北のかなめ」をはじめ、新聞などへの寄稿、イベントなどの際に報道機関へ取材機会を提供するなどの広報活動を実施しています。また、昨年末からは、広報戦略会議を立ち上げ、更なる広報の活性化に取り組んでいるところです。
 今回のイベントを企画しているのは、広報戦略会議の若手職員で構成された若手班です。本日は、その班長をしている東海林さんを交えて「1日局長体験」を紹介したいと思います。まずは、東海林さんから自己紹介させていただきます。
 
東海林事務官:
 若手班班長の東海林と申します。入省3年目で、現在は総務部総務課の総務係として来訪者の対応や課内の庶務業務を行っています。本日はよろしくお願いいたします。
 
パーソナリティー:
 はい。よろしくお願いします。
 以前の放送でも様々な広報活動を紹介していただきましたが、この若手班というのは具体的にどのような役割を東北防衛局では担っているのでしょうか?
 
齋藤局長:

  若手班は東北防衛局に採用を希望している学生と同年代の職員を中心に構成されており、昨年は採用1年目の職員に東北防衛局の業務紹介パンフレットと学生向けの採用パンフレットを作成してもらいました。自分たちが採用される際に、「あったら良かった」との思いを込めて作ったパンフレットは、若い人独自の斬新で新鮮味のある感性で大変驚かされました。仕事柄、他省庁の方と顔を合わせる機会が多いのですが、そのパンフレットについて、大変興味深いとの意見を多くいただいたところです。
  もちろん、若手職員の教育という一面もありますが、若手の感性と斬新なアイデアなどを現状の広報活動に取り入れようというのが若手班の大きな役割の一つで、今回の「1日局長体験」は、パンフレットの作成に続き、大きなイベントをやってみようと若手班から発案されたものです。これまで、東北防衛局はもちろん、他の行政機関でもあまり例のないイベントだと思います。
 それでは東海林さん、「1日局長体験」の説明をよろしくお願いします。
 
東海林事務官:
 東北防衛局では、自衛隊と米軍、地域をつなぐ「架け橋」として、防衛施設の建設や周辺対策事業など様々な役割を担っています。それらの活動を局長として体験していただくことで東北防衛局や防衛省・自衛隊に対する理解を深めてもらうこと、そして、自衛隊と地域をつなぐ「架け橋」として、「1日局長体験」を計画しています。
 

パーソナリティー:
 
消防や警察ではよく「1日署長」と聞きますが、「1日局長」というのはあまり聞いたことがありませんね。
 何をするのか想像がつきませんが、具体的にはどのようなことを行うのですか。
 
東海林事務官:
 「1日局長体験」は、名前のとおり、その日1日を東北防衛局長として行動していただきます。東北防衛局では、1日局長の委嘱書を交付し、東北防衛局の業務について説明を受けていただくことや、局長室で実際に執務を体験してもらうことを予定しています。また、現在の防衛省・自衛隊の施策についての講座も行う予定です。
 その他、仙台市内に所在する陸上自衛隊霞目駐屯地に移動し、東北防衛局が建設した防衛施設の視察や自衛隊のヘリコプターに搭乗していただき、上空からの駐屯地視察、普段自衛官が食べている食事の体験などを計画しています。
 
パーソナリティー:
 盛りだくさんのメニューで普段の齋藤局長を体験していただくということですね。
 
齋藤局長:
 
そうですね。とある日の私の1日を経験してもらいます。
 東北防衛局での執務はもちろん、防衛施設などを視察し、現状を把握することも私の大切な仕事の一つです。

パーソナリティー:
 そうですね。
 
実施日はお決まりでしょうか?

東海林事務官:
 実施日は今年の6月4日、土曜日。時間は午前10時から午後4時までの予定です。
 
パーソナリティー:
 
普段お越しいただいている齋藤局長の1日にも興味がありますが、普段入ることのできない霞目駐屯地に行けることも楽しそうですね。ちなみに、私も「1日局長」になれますか?
 
東海林事務官:
 すみません。「1日局長」は、青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県の東北6県に住んでいる小学生を対象としています。保護者の同伴が必須で、小学生と保護者をあわせて50名程度で開催します。なお、未就学児の同行はお断りさせていただいています。

パーソナリティー:
 
そうですか。非常に残念です。
 50名程度と人数制限がありましたが、体験するためには何か必要な手続きはあるのですか。
 
東海林事務官:
 事前申込制で、はがき又は東北防衛局ホームページの申込みフォームより応募していただきます。応募者が多数の場合は厳正な抽選により決定いたします。
 応募の締切りは4月22日、金曜日です。はがきで応募の場合は当日消印有効、ホームページにある申込みフォームで応募の場合は4月22日に受信した分が有効となります。
 詳しくは、東北防衛局ホームページに掲載しておりますので、ご確認ください。
 
パーソナリティー:
 はがきとインターネットからの応募ですね。
 その他、応募にあたっての注意事項などはありますか?
 
東海林事務官:
 
2点ほど注意事項があります。
 1点目は費用負担です。仙台市に所在する東北防衛局までの交通費は自己負担となります。また、昼食代や傷害保険など一人1,000円を当日お支払いただきます。
 2点目は当日撮影した写真です。当日撮影した写真は、東北防衛局のホームページなどへ掲載させていただきますのであらかじめご了承ください。
 
パーソナリティー:
  ラジオ収録中も写真を撮られていましたが、この写真も今後の広報活動に活かされるということですね。

齋藤局長:
  そうですね。若手班を中心に色々と工夫しながら広報していこうと思います。
 また、「1日局長体験」を通じて、小学生に防衛省・自衛隊を身近に感じてもらい、将来の防衛省・自衛隊に対する関心の底上げに繋がることができればと期待しています。

パーソナリティー:
 
様々な思いが込められたイベントなのですね。
 当日は、小学生の笑顔が輝く良い写真が撮れそうですね。

 
齋藤局長:
 
そうですね。「1日局長体験」が成功するよう、若手班を中心に準備しますので、たくさんの方からの応募をお待ちしております。奮ってご応募ください。

 
パーソナリティー:
 
「1日局長体験」の詳細については、東北防衛局ホームページをご確認ください。本日は、楽しそうなイベント「1日局長体験」の紹介、誠にありがとうございました。
 
齋藤局長:
 こちらこそ、ありがとうございました。
 
東海林事務官:
 ありがとうございました。

 

 

 
  
 
このペ−ジのTOPに戻る
 
   


日本の防衛Q&ATOPページ