自衛隊インビテ−ション (5月放送内容) |
テ−マ:東北防衛局調達部の業務 |
パ−ソナリティ−: |
今日は東北防衛局中村吉利局長にお話をお伺いします。局長、よろしくお願いします。 |
中村局長: |
はい、よろしくお願いします。 |
パ−ソナリティ−: |
今日も、局長の他に若い方が3名いらっしゃっていますが、どのようなお話をお伺いできるのでしょうか。 |
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はい。前回に引き続き、現場で活躍している若手から、東北防衛局での仕事を紹介してもらいたいと思います。今日は調達部です。 |
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土木課の田中です。業務内容としては、主に監督官業務と積算業務をしています。東北6県のうち青森県三沢市にある三沢基地、秋田県内の基地が私の担当です。土木工事の主な内容としては、飛行場施設の滑走路などの舗装工事、港湾施設の浚渫工事や護岸工事、燃料タンク工事・火薬庫工事、隊舎や庁舎の建物附帯工事などがあります。建物附帯工事とは、造成工事、舗装工事、給水・汚水・雨水工事と環境整備工事です。 |
パ−ソナリティ−: |
はい。土木課の田中さん。とってもお若くて素敵な女性なんですが、土木というと女性のイメージがあまりありませんが、女性の職員の方々はどれくらいいらっしゃるのでしょうか? |
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はい。土木職の女性職員は全国的に見ても少人数で、現在は10名程度しかいません。そのため、男性職員に負けないようにと“ドボジョ会”という会を開き、親睦を深めています。最近では、土木を専攻する女性が増えていると聞きますので、今後女性職員が増えていくことを期待しています。 |
中村局長: |
いまお話にあったとおり、自衛隊の土木工事には、たいへん繊細かつきめ細かな配慮が求められているんです。その意味で、ドボジョの活躍を期待したいと思います。 次に、建築課の東さんです。 |
東技官: |
建築課の東と申します。調達部の中でも建築課は、建物に関わる工事などに携わっています。 |
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はい。建築課内では基本的に、各自担当の自衛隊駐屯地が割り当てられています。私は、宮城県の東松島市にある航空自衛隊松島基地を担当とし、工事監督業務を主に行っています。 |
中村局長: |
東さんが担当してきた建物の種類を見ても、調達部のスタッフにはそれぞれの分野で幅広い知識が求められているということがご理解頂けると思います。 |
松下技官: はい。設備課の松下と申します。調達部には主幹となる調達計画課の他、建築課、土木課、設備課があり、入省1年目は調達計画課に配属されました。そこで企画係として、工事に関する統計業務などに携わり、調達部全体の業務内容などを勉強させていただきました。 2年目からは設備課に配属となり、主に設備工事に係る工事価格の積算、現場監督などをしています。工事監督官として東北6県内様々な現場に行く機会も多く、防衛力の基盤整備というスケールの大きな業務を日々実感しています。 パ−ソナリティ−: |
はい。設備課の松下さんもまだまだお若い。まあ、今日おいでいただいている方みなさんまだ3年目ということなので、本当にいまからという方々なのですが、とても仕事の内容は素晴らしいものですよね。 この設備工事とはどのようなものですか。 |
松下技官: はい。設備工事とは、建物に付いている照明などを電気、空調機、トイレや水回りなどの衛生設備などを機械、電話やLANなどの情報関連を通信というように3職種に分類され、各職種が連携して設備工事を実施しています。 |
中村局長: |
はい、松下さんに限らず、調達部の人たちは、防衛力のまさにベースとなる部分を担っているのだという、非常に強い意識を持って日常の業務に励んでいると思います。 |
パ−ソナリティ−: はい、ありがとうございました。たくさんの東北防衛局の調達部の土木課、設備課、建築課のみなさまから内容を詳しく教えていただきました。 今日お話を伺いましたのは、東北防衛局の中村吉利局長でした。ありがとうございました。 中村局長: |
はい、ありがとうございました。 |
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