自衛隊インビテ−ション
(10月放送内容)



テ−マ:増田義一新東北防衛局長自己紹介(その1)

パ−ソナリティ−:

 皆さんこんにちは。今日は特別ゲストとして9月1日付けで東北防衛局長に着任された増田義一局長をお招きしております。増田局長よろしくお願いします。


増田局長:

 よろしくお願い致します。こんにちは皆さん、私、ただいまご紹介いただいたとおり9月1日付けで東北防衛局長に就任いたしました増田義一でございます。どうぞよろしくお願い致します。


パ−ソナリティ−:

 増田局長のご出身地はどちらですか。

増田局長:
 生まれも育ちも東京です。

パ−ソナリティ−:
 生まれも育ちも東京ということは、いわゆる江戸っ子ということですね。

増田局長:
 はい、一応は。
 皆さんご存じかどうか知りませんですけれども、江戸っ子というのは三世代以上に亘って東京に住んでいないと江戸っ子と呼ばれないということなんですね、私の場合はご先祖様が江戸時代からすでに東京に住んでおりますので、この要件は満たされております。
ただ、私の両親は私が生まれる3日前に東京郊外の武蔵野市というところに引っ越したんですね、私はそこで生まれ育ったわけですけれども、江戸っ子である親戚の皆様方からにすれば、武蔵野と言うところは東京都ではあっても江戸ではないと、あそこは田舎だと、いうようなことで、私の代からは江戸っ子として認められてないというところであります。たしかに皆さん、今、ゲゲゲの女房、NHKでやっておりましたけれども、そちらにでてくる調布というところがありますけれども、それと同じように武蔵野というところは、かつては東京の田舎でした。
でも今はですね、吉祥寺という場所をご存じの方もおられると思いますが、武蔵野市には吉祥寺がございます。そこは確かに大変な都会に今なっているところであります。
パ−ソナリティ−:
 前局長と同じ名字で、増田局長が2代続くことになりましたが、防衛省では増田姓が多いのですか。


増田局長:

 増田姓が多いかどうかはちょっと分かりませんが、偶然、増田、増田と2代続くことになってしまいまして、挨拶回りをする度にまた増田さんですか、というようなことを言われております。ちなみに前の防衛事務次官も増田という方でありました。
 私はここで着任して、前の増田局長となんとか差別化を図らなければいけないと思いまして、前の局長は西日本のご出身なので、西の増田さんと、私は東の増田ですと挨拶に当たっては言っておりますが、東北の方々のメンタリティ−やカルチャ−、その他色々な面に於いて、東日本ということで東京とは共通したところがあると、私は前々から感じているところです。東北には非常に共感を覚えていわけですので、こういうことを東北防衛局長に着任した際に職員を前にして着任式というものをやりましたが、そこで職員の皆に申し上げたところであります。

パ−ソナリティ−:

 職業として防衛省・自衛隊という道を選ばれたわけですが、何か大きい理由があるのですか?

増田局長:
 まずは、国防という崇高な職務の重要性に目覚めたということが言えるのではないかと思います。国の仕事の中で、安全保障・防衛というものは非常に重要な位置を占めているわけであります。そういうものに携わりたいということなのですが、私は文官で、いわゆる背広組でありますが、自衛官と同じ様に文官も自衛隊員であります。ここのところをご存じ無い方もおられますが、れっきとした自衛隊員でありまして、防衛省に入る時には宣誓を行います。「事に臨んでは危険を顧みず」云々という宣誓をやりまして、いざという時には、命をかけるという覚悟はできているつもりであります。
 それからもうひとつは、将来性、あるいは国際性というものを期待して防衛省に入ってきたわけであります。私が入ってきた当時はこういうものは必ずしもまだ満たされている状況ではありませんでしたが、その後の防衛省・自衛隊の歩んできた道を見ていただければ、私の判断は正しかったのかなと考えているところであります。

パ−ソナリティ−:

 なるほどわかりました。それでは、防衛省に入省後はどのようなお仕事をなされてきたのかは、次回にまたゆっくりとお話しをお聞きしたいと思います。


増田局長:

 そうですね。私も今申し上げました国際的な仕事を携わって参りましたので、次の機会にこういうものについて詳しくお話しできればと思っておりますのでよろしくお願い致します。


パ−ソナリティ−:

 よろしくお願いします。本日は9月1日付けで東北防衛局長に就任された増田義一局長にお話しを伺いました。局長ありがとうございました。


増田局長:

 どうもありがとうございました。




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