パーソナリティー:
本日は、東北防衛局企画部地方調整課の門井さんと、奥山さんからお話を伺います。
よろしくお願いします。
門井補佐・奥山係長:
はい、地方調整課の門井です。奥山です。
よろしくお願いします。
奥山係長:
私たちは地方調整課地方協力確保室で、室長以下4名と少人数で、和気あいあいと勤務しています。
門井補佐:
今さん、地方協力確保室と聞いて、どんな仕事をしていると思いますか。
パーソナリティー:
はい、地方協力確保室という名称なので、地方で何か協力を得るため、調整を行っているということですかね。
門井補佐:
そうですね。簡単に言えば、地方公共団体や地域の皆様に対し、防衛政策について広報活動を通じて広く理解と協力を得るための仕事を担当しています。
奥山係長:
具体的には、このコミュニティFMの番組自体が広報活動の一つなのですが、このほかに、自衛隊の航空祭などに出向いて防衛省の活動をPRしたり、各地で防衛セミナーを開催しています。
また、東北6県の県知事や各市町村長の方々へ防衛白書の説明を行っています。
門井補佐:
なんとその数、262箇所にもなるんですよ。
パーソナリティー:
え、262箇所も防衛白書の説明に回るのですか。
門井補佐:
ただ、ここ数年はコロナの関係で、郵送で対応する所もありますが、基本的には、東北防衛局の幹部や自衛隊地方協力本部と連携して防衛白書の説明をさせていただいています。
奥山係長:
アポ取りは結構大変ですけど・・
ここで、唐突ですがクイズを出題してもいいですか。
パーソナリティ:
はい。クイズはわりと得意なので是非。
奥山係長:
先ほど門井補佐が話したとおり、東北6県の各市町村長へ防衛白書の説明を行っていますが、東北で市町村の数が一番多い県はどこだと思いますか。
パーソナリティ:
うーん。やはり面積が一番大きい岩手県ですかね。
奥山係長:
そう思いますよね。実は福島県なんです。福島県には59の市町村があり、全国でみても6位になります。
ちなみに岩手県は市町村の数は33で、一番少ない県は秋田県で25になります。
パーソナリティ:
そうだったんですね。市町村の数は意識したことがなかったので、新たな知識を得られました。
門井補佐:
ちょっと前置きが長くなりましたが、本日は、令和4年版防衛白書についてお話しをしたいと思います。
今さん、これまでに防衛白書を読んだことがありますか。
パーソナリティ:
はい、ありますと言いたいところですか、正直読んだことはありません。
門井補佐:
そうなんですね。私もお恥ずかしい限りですが、この仕事を担当するまで、詳しく読んだことがありませんでした。
奥山係長:
実は私も確保室に配属になるまでは、あまり読んでませんでした。
門井補佐:
防衛白書は毎年発行しており、大型書店でも販売されていますが、一般の方々が手に取って気軽に読むというものではないかもしれませんが、自分が興味のある部分だけでも読んでみると、新しい視点や発見が得られると思います。
奥山係長:
先月、北朝鮮が青森県上空を横断する弾道ミサイルを発射しましたが、防衛白書には、北朝鮮が保有・開発している弾道ミサイルや今後の兵器開発の動向なども紹介されており、詳しく知ることが出来ます。
パーソナリティー:
私の手元に令和4年版防衛白書がありますが、この表紙のデザインが特徴的ですが、何を表現しているのですか。
門井補佐:
よくぞ、聞いてくれました。
これは人工知能AIによるデザインなんです。
担当したのは、世界的に注目を集めるライゾマティクスというクリエーター集団で、歌手のパフュームやサカナクションのライブ演出、オリンピックや紅白歌合戦のステージ演出なども行っています。
奥山係長:
このデザインは、AIにテーマを与え、作成したものとなっています。
テーマは「ハイブリットな安全保障上の課題に革新的なアイデアと最先端技術で打ち勝つ」です。
パーソナリティ:
そう聞くと、「いかなる困難にも立ち向かっていく決意」みたいなデザインにも見えてきますね。
令和4年版防衛白書の特色は何ですか。
門井補佐:
はい、令和4年版は、ロシアによるウクライナ進行が国際情勢に与える影響や、防衛省・自衛隊の防衛力強化のための取り組みについて紹介しています。
また、国民一人当たりの国防費・防衛費の主要国比較が今回新たに掲載されたので、防衛費を身近に感じることができると思います。
奥山係長:
私のおすすめは、「平和を仕事にする」という項目です。日本全国や、世界を舞台に仕事をする自衛官の声、自衛隊の職種、主要装備品の紹介など、様々な内容が盛り込まれています。
また、資料の中には、「自衛官適職診断」というものがあり、QRコードから自分に向いている自衛官の仕事が診断でき、動画付きの結果を見ることができます。自衛隊の職種について知ることができますし、興味がありましたら是非やってみてください。
パーソナリティー:
自衛官適職診断ですか、面白そうですね。
防衛白書は書店で販売されているとのことですが、値段はいくらぐらいするのですか。
奥山係長:
1,400円です。防衛白書は書籍として販売されているほか、防衛省のホームページでも閲覧や無料でのダウンロードもできます。気軽に防衛白書をご覧になっていただき、防衛省・自衛隊をより身近なものに感じていただければと思います。
門井補佐:
また、中高生を対象とした「はじめての防衛白書」を防衛省のホームページで公開しています。
防衛白書の内容をより分かりやすくまとめており、中高生記者が自衛官にインタビューし記事を作成するなど、中高生の視線を取り入れた内容となっており、多くの同年代の方が防衛に関心を持っていただければと思います。
奥山係長:
ホームページでは防衛白書のアンケートも行っており、ご意見やご提案なども募集していますので、ご協力いただければと思います。
今回、ラジオをお聞きの方で、防衛白書をこの機会に読んでみたいという方がいらっしゃいましたら、防衛白書のダイジェスト版ですが、先着でプレゼントしたいと思います。
パーソナリティー:
それはうれしいですね。何名の方にですか。
奥山係長:
30名の方にプレゼントしたいと思います。
パーソナリティー:
東北6県の方が聞いているので、もう少しいかがでしょうか。
門井補佐:
それじゃ、東北6県の6にちなみ60名に差し上げたいと思います。
パーソナリティー:
ありがとうございます。応募方法を教えてください。
門井補佐:
はい、応募方法はFAXでお願いします。
住所、氏名、防衛白書希望とご記入の上、東北防衛局のFAX022−293−7674に送信していただければと思います。
パーソナリティー:
それでは私からもう一度、連絡先をお知らせいたします。
防衛白書ダイジェスト版を希望の方は、住所、氏名、防衛白書希望と記入の上、東北防衛局FAX番号022−293−7674、022−293−7674にFAX願います。
本日は、令和4年版防衛白書について、東北防衛局の門井さんと奥山さんから、お話しをお伺いいたしました。どうもありがとうございました。
門井補佐・奥山係長:
こちらこそ、どうもありがとうございました。
パーソナリティー:
このコーナーでは、よりよい内容にしていくため、ラジオをお聞きの皆さまからご意見・ご感想を募集しております。お聞きのコミュニティ放送局までご連絡ください。
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