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東北のかなめ(第37号)
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新年挨拶
防衛大臣感謝状、東北防衛局長感謝状贈呈式
第8回日ASEAN諸国防衛当局次官級会合
日英共同訓練(ガーディアン・ノース16)
日米の絆~米軍と地域との交流
ようこそわが街へ(第7回)~岩手県岩手町~
トピックス
  三沢中央病院落成式 防衛白書を説明
  在日米軍従業員永年勤続者表彰式 雪割橋起工式・安全祈願祭
  コンプライアンス講習会を開催 自衛隊記念日式典
  東北防衛施設地方審議会 東北防衛局災害対処訓練を実施
  米軍航空機事故対応に関する日米共同実動訓練に参加 
  三沢飛行場周辺航空事故連絡協議会を開催
  防衛セミナーを開催 採用案内パンフレットが完成
人事異動 
インフォメーション
  第5回MISAWAアイスホッキー開催 
  東北の主な自衛隊広報行事  
在日米軍従業員 日本の「アメリカ」三沢米軍基地で働きませんか?
 
     

新年挨拶

  
 新年明けましておめでとうございます。旧年中は格別なご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。本年も、より一層のご支援を賜りますよう、職員一同心よりお願い申し上げます。

 本年9月には東北防衛局としてスタートしてから10年の節目を迎えます。これもひとえに地方公共団体や地域住民の方々をはじめとする皆様方におかれまして、常日頃から防衛行政にご理解とご協力をいただいているがゆえであり大変感謝いたしております。引き続き東北防衛局に対するご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 当局は東北地方における自衛隊・米軍の基地対策及び建設工事、並びに自衛隊装備品等の監督・検査等を行っています。具体的には、自衛隊・米軍の活動により影響を受けた防衛施設周辺地域との調和をはかるため、各種障害の防止や緩和のための施策を実施したり、自衛隊・米軍の施設整備を実施するなどしています。これらの各種事業を円滑に実施するためには、地域コミュニティーとの連携が重要です。このため、広く防衛政策について理解を得られるよう、防衛問題セミナーのほか、日米交流事業、駐屯地・基地の行事等の各種機会を利用した説明、学校等の教育機関及び各種団体への講師派遣、地方公共団体及び各種団体への資料の提供、この広報紙「東北のかなめ」やホームページへの資料の掲載等、様々な機会を利用して皆様方に理解を深
めていただけるよう努めており、これからも一層の充実を図って参ります。

 本年が、皆様にとりまして平和と安心に満たされた一年となりますようお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
  
                                             平成二十九年一月
                                              東北防衛局長 深澤 雅貴

 
  

防衛大臣感謝状、東北防衛局長感謝状贈呈式

   



 
 平成28年10月22日、ホテルグランドヒル市ヶ谷(東京都新宿区)において、平成28年度防衛大臣感謝状贈呈式が実施されました。贈呈式は、防衛大臣の主催により、自衛隊に対する功労が著しいと認められる隊員以外の者又は団体に、感謝の意を表すため、昭和32年から自衛隊記念日行事の一環として毎年行われているもので、岩手山中演習場における円滑な訓練の実施や諸問題の解決に多大な努力を払い、防衛施設の安定的使用に大きく寄与した功績を讃え、田村正彦八幡平市長及び柳村典秀滝沢市長に感謝状が贈呈されました。

 贈呈式の挨拶で大臣は「自衛隊は、自らの力のみで、その任務を果たし得るものではありません。皆様方に支えられてはじめて、自衛隊は誇りをもって日々の任務に邁進できるのであります」と感謝の言葉を述べられました。

 また、11月1日には、六ヶ所村役場において、三沢対地射爆撃場及び三沢飛行場に係る諸問題について防衛施設と周辺地域との調和を図るため多大なご尽力を戴いた、戸田衛六ヶ所村長に対し、深澤雅貴東北防衛局長から感謝状と記念品が贈呈されました。 

 
   

第8回日ASEAN諸国防衛当局次官級会合

  

 平成28年9月20日及び21日、宮城県仙台市において、防衛省主催の「第8回日ASEAN防衛当局次官級会合」が開催され、我が国から真部朗防衛審議官が参加して議長を務め、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムのASEAN加盟10か国及びASEAN事務局の次官級等が参加しました。

 会合では、多様な安全保障問題に対応するため、ASEAN個々の国との協力に加え、ASEAN全体の能力強化に資する協力が重要であり、この方向性で日ASEAN防衛協力を一層推進していくとの認識で一致しました。
 
 9月20日、小林鷹之防衛大臣政務官は、歓迎挨拶で、参加者の訪日を歓迎するとともに、国際協調主義に基づく積極的平和主義の下、ASEANと手を携えながら、地域そして世界の平和と繁栄のために取り組んでいく旨を述べられました。
   
 引き続き行われたセイン・ウィン・ミャンマー国防大臣の基調講演では、ミャンマーから見た地域情勢について述べるとともに、地域の平和と安定のために日本が更なる役割を果たすことについて期待が示されました。
 基調講演は、深澤雅貴東北防衛局長、山之上哲郎東北方面総監、時藤和夫松島基地司令や阿部秀保東松島市長などが聴講しました。
   
 9月21日の本会合では、「地域における安全保障環境を向上するために~日ASEANの防衛協力の強化」と題して、
 (1)「地域の安全保障環境の現状」
 (2)「共通の課題に対する取組」
 (3)「今後の日ASEAN防衛協力」
の3つのテーマについて、出席者の間で意見交換を行いました。


   

日英共同訓練(ガーディアン・ノース16)

  

 
 平成28年10月17日から11月6日まで、青森県の三沢基地及び同周辺空域で航空自衛隊と英国空軍との共同訓練(ガーディアン・ノース16)が行われました。

 本訓練は、同年1月の日英外務・防衛閣僚会合(2プラス2)での合意に基づくもので、航空自衛隊が国内を拠点に米国以外の国と実施する初の共同訓練です。

 訓練には、航空自衛隊からF-15戦闘機及びF-2戦闘機それぞれ4機程度、英国空軍からタイフーン戦闘機4機、ボイジャー空中給油輸送機、C-17輸送機及び人員約200名が参加し、防空戦闘訓練などを実施しました。

 東北防衛局は、関係機関との連絡調整や地域住民の訓練に対する不安解消を目的として三沢防衛事務所内に坪川弘企画部長を本部長とする現地連絡本部を設置し、地元自治体への情報提供や航空機騒音の測定などを行いました。
   
 飛行訓練の開始に先立ち、坪川弘現地連絡本部長はチェンバレン駐日英国大使館国防部主任補佐官に対し、基地周辺住民の方々への共同訓練に対する不安解消のため、航空機の安全飛行や騒音への配慮、隊員の綱紀粛正などを要請しました。これに対し、チェンバレン補佐官は「地元の方々の声に配慮したい。三沢で訓練ができることに大変感謝している」と述べました。
 
 現地連絡本部では、三沢市内及び東北町内の9ヵ所で航空機騒音の測定を実施し、訓練終了後に測定結果を関係自治体へ説明するとともに、ホームページへ掲載しました。
 なお、本訓練におけるピーク騒音レベルの最大値は、英国空軍タイフーンが102デシベル、航空自衛隊F-2戦闘機が105デシベルでした。
 
 11月3日には、三沢基地に隣接する三沢航空科学館において、タイフーン戦闘機のパイロットが来館者向けにミニ講演会を開催し、戦闘機の性能やパイロットの業務について説明し、来館者からの質問に答えるなど、地元との交流を図りました。

日英共同訓練終了
【日英共同訓練】英空軍戦闘機タイフーン到着
【日英共同訓練】英国側への申し入れ
日英共同訓練現地連絡本部を開設


   

日米の絆~米軍と地域との交流~

    
 平成28年10月17日、青森県つがる市の航空自衛隊車力分屯基地において、米陸軍車力通信所10周年記念式典が行われました。平成18年9月26日に開設された車力通信所は、米国のレイセオン社と少数の兵隊によって運営されてきました。平成27年、車力通信所はその運営の大部分を陸軍に移行しはじめ、同年10月、レーダー職種の兵隊が初めて通信所に配属されました。

 記念行事には、車力通信所開設に携わった日米の関係者などが出席し、開設に至るまでの苦心談などが披露されました。

 式典では、車力通信所指揮官のメットカーフ少佐や木村太郎衆議院議員、福島弘芳つがる市長、飯島秀俊防衛省防衛政策課企画官などが挨拶し、メットカーフ少佐から、市長、地元住民、地元警察、車力基地協力会などの車力チームからいただいた強力な支援に対し感謝の言葉が述べられました。
   

 
 その後、米陸軍車力通信所へ移動し、開設10周年の記念石碑の序幕、通信所内の案内が行われ、式典が終了しました。
   
 米陸軍車力通信所に所在する第10ミサイル防衛中隊(サムライ中隊)の隊員は、地域で重要な一員として認識されており、地域の行事に招待され、子供たちに英語を教えるなど、地域の住民として行動しています。
     


   
 

ようこそわが街へ(第7回)~岩手県岩手町~

  

豊かな自然とホッケーの町 岩手町

 岩手町は、南に盛岡市と境界を接し、岩手山の清涼な空気と東北一の大河「北上川」の源泉を有する自然豊かな町です。冷涼な気候と良質の水源を生かした農業が町の産業を支えています。なかでも柔らかさと甘さ、みずみずしい緑色が特徴の町のブランドキャベツ「いわて春みどり」や、甘みの強いブルーベリーなど、野菜・果物の栽培が盛んです。

 自然豊かで緑に囲まれた本町では、10月に五穀豊穣の季節を祝い、無病息災を祈るため、岩手町秋祭りが開催されます。県内秋祭りの最後を飾る沼宮内稲荷神社例大祭・通称「沼宮内まつり」は華麗な南部風流山車や北上川清流太鼓が町内を練り歩き、郷土芸能の沼宮内駒踊り、五日市獅子踊り、七ツ踊りが街中を舞い歩き、町中が祭り一色になり、毎年大勢の観光客が訪れています。

 町では、昭和45年に岩手国体でホッケー競技が開催されました。以来「ホッケーを通じた町づくり」を推進・実践し、地域が一体となって力を注ぎ、競技人口の拡大に努め、ホッケーは町技として町民に深く親しまれるようになりました。

 インターハイ優勝の沼宮内高等学校をはじめ、小中学校や社会人クラブチームも全国大会で優勝するなど数々の輝かしい戦績を挙げ、五輪選手をはじめ全日本選手を多数輩出しています。平成28年10月には46年ぶりに、本町ホッケー場で「希望郷いわて国体」ホッケー競技が開催され、少年女子が準優勝、少年男子が3位入賞など好成績を収めました。

 「町産野菜」と地元のブランド豚「やまと豚」などの食材をふんだんに使用した「岩手町焼きうどん」をはじめとする岩手町の食、さらには、四季折々の自然と彫刻が楽しめる石神の丘美術館など、魅力あふれる岩手町にぜひ「おでってくなんせ(おいでください)!!」
(文、写真とも岩手町提供)
   

岩手町ホームページ

 
    

トピックス

   

 三沢中央病院落成式

   青森県三沢市に東北防衛局の補助事業により建設が進められていた「一般財団法人仁和会(じんわかい)三沢中央病院」が完成し、平成28年9月25日、落成式が行われました。

 東北防衛局では、三沢飛行場の安定的な運用と周辺地域の医療活動等の円滑化を図るべく、「防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律」第3条第2項の騒音防止事業として、平成25年度から平成28年度までの間、総工事費約10億2千万円に対し、約7億7千万円の補助を行いました。

 落成式には、主催者である一般財団法人仁和会小鹿和子理事長をはじめ、元防衛大臣の江渡聡徳衆議院議員、三沢市の種市一正市長、小桧山吉紀青森県議会議員、東北局から深澤局長など多数の関係者が出席し、完成を祝いました。

 三沢中央病院は、RC造4階建て、延べ床面積約3,380㎡、病床数84床で、機能回復訓練室が整備されています。



一般財団法人仁和会 三沢中央病院完成

 
   

 防衛白書を説明

 東北防衛局では、広く防衛政策についての理解を得るために実施する施策の一つとして、県知事や市町村長などへ防衛白書の説明を行っています。

 平成28年10月18日には吉村美栄子山形県知事、10月25日には達増拓也岩手県知事、10月31日には三村申吾青森県知事へ深澤雅貴東北防衛局長から平成28年版防衛白書の説明を行いました。
 

青森県知事に防衛白書を説明
岩手県知事に防衛白書を説明
山形県知事に防衛白書を説明

 
   

 在日米軍従業員永年勤続者表彰式

 平成28年10月21日、米空軍三沢基地内(青森県三沢市)において、防衛省及び在日米軍との共催により「平成28年度在日米軍従業員永年勤続者表彰式」が開催され、161名が表彰されました。

 式典には種市一正三沢市長、小比類巻正規三沢市議会議長ほかご来賓の方々や米軍人、日本人従業員など多くの関係者が出席しました。

 ソプラノ歌手らによる日米両国の国歌演奏の後、深澤雅貴東北防衛局長とRスコット.ジョーブ米空軍第35戦闘航空団司令官の式辞に続き、深澤局長、ジョーブ司令官、マルザッカー米海軍三沢航空基地隊副司令から代表者に表彰状及び記念品が授与されました。

 この表彰式は、青森県内に所在する在日米軍施設に永年にわたり勤務した従業員の功績をたたえ、併せて労働意欲及び作業効率の向上を目的として行うものです。なお、在日米軍従業員の募集については下ページに案内を掲載していますのでご覧下さい。



平成28年度在日米軍従業員永年勤続者表彰式

 
   

 雪割橋起工式・安全祈願祭


 
 福島県西郷村の村道川谷由井ヶ原線雪割橋の下部工・函渠工工事着工に先立ち、平成28年10月24日、起工式・安全祈願祭が行われ、佐藤正博西郷村長、白岩征治西郷村議会議長や深澤雅貴東北防衛局長ら関係者約40名が参加し、工事期間中の無事故、安全を祈願しました。

 雪割橋は、昭和33年に完成した一級河川の阿武隈川に架かる橋梁で、白河布引山演習場周辺住民の生活道路及び緊急避難及び消防救難活動に資する道路として重要な役割を担っていますが、老朽化等で道路交通に支障が生じていることから、「防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律」第8条の道路改修等事業として、平成24年度から拡幅改良舗装事業を実施しており、雪割橋の架け替えも含めて平成32年度完成予定です。

雪割橋起工式・安全祈願祭

 
   

 コンプライアンス講習会を開催

 東北防衛局は平成28年10月27日、防衛監察本部との共催による「平成28年度コンプライアンス講習会」を開催しました。コンプライアンス講習会は、各機関及び部隊等の職員を対象に、法令遵守意識を浸透させるとともに、組織風土として定着させることを目的として、これまで31回開催されており、当局においては平成21年11月以来の2回目の開催となりました。本講習会では、前防衛監察監でフレイ法律事務所の梶木壽弁護士を講師にお招きし、「コンプライアンスを考える」と題し、入札談合の防止・業界関係者との接触、コンプライアンス違反を発見した際の注意すべき行為などについて講話されました。

 講習会には防衛監察本部から丸井博副監察監も同席し、監察本部の活動について説明するなど、同本部に対する理解と知識の普及を図りました。

 本講習会は、職員一人一人が高いコンプライアンス意識を持つことの重要性を再認識する良い機会となりました。   



平成28年度コンプライアンス講習会を開催

 
   

 自衛隊記念日式典


 
 平成28年11月1日、平成28年度東北防衛局自衛隊記念日式典を開催しました。

 式典で深澤雅貴東北防衛局長は「自衛隊及び在日米軍と自治体及び地域住民をつなぐ「架け橋」としての東北防衛局の役割は、ますますその重要性を増しつつ有り、しっかりとその務め果たすことが求められている。職員各位におかれては、このことを深く認識し、職務を遂行してほしい」と訓示されました。

 
   

 東北防衛施設地方審議会

 平成28年11月4日、陸上自衛隊船岡駐屯地(宮城県柴田町)において、平成28年度東北防衛施設地方審議会が開催されました。同審議会は、東北防衛局長の諮問に応じて、自衛隊又は駐留軍の使用する施設に係る不動産の権利の対価の額や漁船の操業制限等による損失の補償額等に関する事項等を調査審議し、これらに関し必要と認める事項を局長へ建議することを所掌しています。

 審議会では、委員の任期の満了に伴い新たに任命された委員による会長の互選が行われ、一力敦彦東北放送社長が選出されました。引き続き、深澤雅貴東北防衛局長から、東北防衛局の業務概況及び平成28年版防衛白書の説明を行いました。

 その後、船岡駐屯地に所在する第2施設団副団長の森山努1等陸佐より、同駐屯地の概況説明を受けた後、渡河訓練の状況や装備品を視察し、防衛施設に対する一層の理解を深めていただきました。



平成28年度東北防衛施設地方審議会開催

 
   

 東北防衛局災害対処訓練を実施

 平成28年11月9日、平成28年度東北防衛局災害対処訓練を実施しました。

 今回の訓練は、当局の災害対応能力の向上、関係機関・自衛隊との連携強化を図るため、陸上自衛隊東北方面隊が実施した「みちのくアラート準備訓練」と連動させる形で行いました。

 訓練は、午前8時に宮城県沖を震源とするマグニチュード9.0の地震が発生し、宮城県内で震度6強が観測されたとの想定で、職員に対する安否確認、宮城県庁などへの連絡員の派遣、陸上自衛隊からの要請による霞目駐屯地施設の応急危険度判定などの訓練を実施しました。

 また、「みちのくアラート準備訓練」を研修中の地方公共団体の職員等約100名の方々が当局の対策本部を視察し、災害対応等の説明を受けました。

 当局では、各種事態発生時の対応について練度向上を図るべく、引き続き訓練の実施及び地方公共団体や自衛隊の訓練への参加に努めてまいります。 



平成28年度東北防衛局災害対処訓練を実施

 
   

 米軍航空機事故対応に関する日米共同実動訓練に参加

 平成28年11月9日、青森県警察本部が主導する「日米ガイドライン実動訓練」が実施され、米軍三沢基地の関係機関、三沢警察署、三沢市消防本部、八戸海上保安部、東北防衛局が参加しました。

 「日米ガイドライン」は、日本国内で米軍が使用する施設・区域の外において、米軍の航空機が墜落又は着陸を余儀なくされた際に適用される方針及び手続きを定めたもので、日米の関係機関等が連携して迅速かつ的確に対応することを目的に、米軍三沢基地関係では平成22年度から図上、実動訓練が交互に実施されており、実動訓練は今回で4回目となります。

 当日は、米軍三沢基地所属のF-16戦闘機1機が、青森県三沢市の三沢漁港に墜落したとの想定で、吹雪の悪天候のなか、日米が連携して機体の消火活動、負傷者の救助活動、内周規制線等の設置を行い、参加各機関の迅速かつ的確な初動対応が確認されました。 



米軍航空機事故対応に関する日米共同による実動訓練への参加

 
   

 三沢飛行場周辺航空事故連絡協議会を開催

 東北防衛局は平成28年11月21日、三沢市国際交流教育センター(青森県三沢市)において「平成28年度三沢飛行場周辺航空事故連絡協議会」を開催し、関係27機関から約60名が参加しました。

 本協議会は、三沢飛行場周辺で米軍機等の航空事故及び航空事故に伴う災害が発生した際の対応に万全を期す目的で昭和54年に発足し、今回で39回目の開催となります。

 会議では、東北防衛局坪川弘企画部長の主催者挨拶に引き続き、国土交通省東京航空局三沢空港事務所航空管制運航情報官、青森県三沢警察署地域課長、日本航空株式会社広報部担当部長から捜索救難業務概要や航空機整備における安全の取組などの説明が行われました。

 最後に東北局石垣博業務課長より、米軍機等の航空事故が発生した場合の対応について、あらためて関係機関へ協力要請を行いました。

 今回の協議会は、関係機関相互の連絡体制の確認や情報共有が図られるなど、大変有意義なものとなりました。



平成28年度三沢飛行場周辺航空事故連絡協議会を開催

 
   

 防衛セミナーを開催

 東北防衛局は平成28年11月30日、さくらんぼタントクルセンター(山形県東根市)において、日本を巡る安全保障を考えるをテーマに「第32回防衛セミナー」を開催し、約150名の方々が聴講しました。

 本セミナーでは、はじめに主催者及び開催市を代表して深澤雅貴東北防衛局長、土田正剛東根市長の挨拶の後、防衛研究所主任研究官の阿久津博康氏が「最近の朝鮮半島情勢と今後の展望」について、次に、陸上自衛隊第6師団副師団長の鳥海誠司陸将補が「激変する安全保障環境と自衛隊」について講演しました。また、今回、スペシャルイベントとして、講演後に第6音楽隊によるミニコンサートが行われました。

 2人の講師のホットな話題による講演とミニコンサートに来場者も大変満足した様子でした。今後の「防衛セミナー」にご期待下さい。


   

山形県東根市で防衛セミナーを開催

 
   

 採用案内パンフレットが完成

 採用案内パンフレットが完成しました。パンフレットは、採用1年目の職員10名が、就職活動中の学生などを対象に、どのようなパンフレットを作れば東北防衛局の魅力が十分に伝わるかを、自らの体験も踏まえ検討し、作成したものです。

 採用間もない職員の新鮮な感覚によるパンフレットを是非ご覧ください。

【パンフレットご希望の方はこちらまで】
 東北防衛局総務部総務課(電話022-297-8209)

採用案内パンフレット 高解像度(PDF:12.4MB)低解像度(PDF:2.1MB)

 
   

人事異動

   

郡山防衛事務所長
1等陸佐 山口 英明
 12月1日付けで郡山防衛事務所長に着任致しました。

 当事務所は、陸・海・空自衛官及び事務官による統合組織で、かつ、装備品等の検査・監督を行う点で防衛事務所として希少であります。

 特に、弊事務所は経済活動が盛んな郡山市に立地していることから交通の便も良いため、多種に亘る関係企業との業務においても利便性が優れているものと認識しております。

 これらの特性を踏まえ、業務を通じた事務所と地域の皆様との一体化を更に強固なものにしたいと考えております。

 防衛装備庁の発足から2年目に入り、内外から業務内容の真価が問われていくことを自覚しつつ、郡山防衛事務所としてもより質の高い業務を推進していく所存でございます。皆様からのご支援・ご協力の程、宜しくお願い致します。
  
 

インフォメーション

   

 第5回MISAWAアイスホッキー開催


 
 平成29年1月21日(土)、三沢アイスアリーナ(青森県三沢市)において日米交流事業「第5回MISAWAアイスホッキー」を開催します。

 「MISAWAアイスホッキー」は、三沢市の特産物である「にんにく」、「長芋」、「ホッキ貝」をモチーフにした用具を使い、アイスホッケーのような形式で点数を競い合う、地元ならではのとてもユニークなイベントです。多くの方々のご観覧、お待ちしております。

 
   

 東北の主な自衛隊広報行事

自衛隊が今後予定している主な広報行事等は次のとおりです。ぜひ見に来てください!
開催日 イベント名 開催場所 問い合わせ先
1月15日
(日)
陸上自衛隊第9音楽隊
New Year Concert
リンクモア平安閣市民ホール
(青森県青森市)
陸上自衛隊第9音楽隊
017-781-0616(6882)
1月22日
(日)
弘前駐屯地音楽まつり(仮称) 弘前市岩木文化センター
(青森県弘前市)
弘前駐屯地広報室
0172-87-2111(205~207)
1月29日
(日)
第33回自衛隊郡山音楽祭 郡山市民文化センター
(福島県郡山市)
郡山駐屯地司令業務室広報班
024-951-0225(283、284)
2月26日
(日)
第39回福島自衛隊音楽祭 パルセ飯坂
(福島県福島市))
福島駐屯地広報室
024-593-1212(204、205)
3月12日
(日)
第31回岩手駐屯地音楽隊
定期演奏会
盛岡市民文化ホール「マリオス」
(岩手県盛岡市)
岩手駐屯地司令業務室広報班
019-688-4311(256)
※事前申し込み、入場整理券等が必要なイベントもありますので、お出かけ前にご確認ください。  

全国イベントマップ(防衛省ホームページ)

 
        

在日米軍従業員募集

  

 
 私たち独立行政法人駐留軍等労働者労務管理機構【エルモ】では、在日米軍基地で勤務する従業員の募集を行っています。エルモ三沢支部では、三沢飛行場(三沢基地)、八戸貯油施設、車力通信所を管轄し、米軍から要求のあった職種について、随時募集活動を行っています。
   

在日米軍従業員の位置づけ

在日米軍従業員は、国(防衛大臣)に雇用されますが、使用者は在日米軍となっています。そのため、祝日は米国のものが適用になりますが、社会保険、労災などは日本の制度が適用になります。
(身分は国家公務員ではありません。)
 

主な職種

 職種は多岐にわたっており、要求される英語能力は異なりますが、英語が堪能であれば応募できる職種は広がります。しかし、中には英語を要求されない職種もあります。
 また、地域の特色として夏季の除草、冬季の除雪を行うため、毎年多数の臨時従業員の募集も行っています。
職種の選び方 職 種 業務内容
英語を活かしたい!
資格を活かしたい!
経験を活かしたい!
事務・技術関係 庶務、会計、通訳などの事務関係、建築、土木、機械など
の技術関係の業務に従事します。
技能・労務関係 補修、点検、運転などの技能関係、清掃、販売、ウエイ
ター、ウエイトレスなどの労務関係の業務に従事します。
体力に自身あり! 警備・消防関係 警備員、消防員などとして保安業務に従事します。
    ※その他職種として、医療・看護関係もあります。
 

 応募は、パソコン、スマホから⇒LMOで検索!

   エルモホームページアドレス
 http://www.lmo.go.jp 
   《エルモ三沢支部所在地》
  
 【窓口応募受付・お問い合わせ先】 
独立行政法人
駐留軍等労働者労務管理機構【エルモ】
三沢支部管理係 ☎0176-53-4165(代) 

独立行政法人駐留軍等労働者労務管理機構

 
    
     
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