平成29年12月19日

 

平成29年12月3日に判明した横田基地所属C−130Jの部品遺失について

 

平成29年12月3日に判明しました横田基地所属C−130Jの部品遺失について、北関東防衛局としては、これまで米軍から情報を得た度に、関係自治体に提供してきたところです。一方、飛行ルートの大部分は洋上であったことが確認されているものの、本件部品遺失については未だ落下地点を特定することはできていない状況です。

当局としては、かかる状況ではありますが、本件について出来る限り正確かつ詳しい情報をお知らせするとの観点から、当局のホームページに米軍から提供された情報について掲載し、広くお知らせすることといたしました。

 

以下、米側から得られた本件に関する説明を記載させていただきます。

 

1 部品遺失の経緯

○ 平成29年12月3日午前0時頃、米空軍横田飛行場において、飛行後の点検時に、作業員が第374空輸航空団所属のC−130Jからフレア(赤外線誘導ミサイルを回避するための妨害弾※)の一部を遺失していたことを発見しました。

 (※注記:北関東防衛局)

〇 当該航空機は、米韓定期合同軍事演習の支援のため、横田飛行場を日本時間の平成29年12月2日午前8時46分頃に離陸し、三沢飛行場及びオサン飛行場に着陸した後、同日午後6時40分頃に横田飛行場に帰投しました。

〇 いつどこで遺失したかは不明ですが、当該航空機の飛行ルートの大部分は海上でした。

横田基地では飛行場の捜索を行いましたが、フレアの一部は発見されませんでした。

 

2 遺失物の形状等

〇 フレア本体は飛行中に分解し充填物が落下しました。

〇 フレア本体は円柱状の形をしており、充填物はその本体内部に入っています。フレアの充填物は、錆びた金属片のように見えます。充填物の大きさは、長さ12〜13インチ(約30〜33センチメートル)、重さ0.28ポンド(約130グラム)です。

〇 フレアとは、航空機の防御に使用されるものであり、貨物として搭載するものではなく、機体外部に取り付けるものです。

〇 落下した充填物は、有害物質であり、持ち上げたり触れたりすべきではありませんが、そのまま放置されている限りは自然発火の危険性はありません。また、地上に落下した場合の土壌汚染はなく、水中に落下した場合も水質汚染は起きません。

 

3 米軍における対応

○ 米国空軍は、地元の地域と我々の人員の安全について真剣に考えており、事故等が発生した場合は率直であるよう最大限に努めています。

○ フレアは、航空機に取り付ける前に検査され、各飛行の前後に再度、検査されます。仮に異常が発見された場合には、直ちに対処されます。本件に関しては、徹底的な調査が行われ、適切な対応がとられました。

○ 米軍の整備担当は、その後の調査により、フレアが分解し充填物が落下したことを確認しました。そのため、同じロットで製造された製品全てに対して点検を行いました。もし点検したフレアに同じような欠陥が見つかった場合は、それらは使用されません。

 

 

 

北関東防衛局管理部業務課 渉外係

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