第34回防衛問題セミナー開催概要
開催日時:平成29年9月21日(木)1830~2030
開催場所:アルカスSASEBOイベントホール(長崎県佐世保市)    
■第1部■
 テーマ:北朝鮮情勢と弾道ミサイル防衛について  

 講 師:防衛省防衛政策局 防衛政策課長 大和 太郎
■第2部■
 テーマ:Jアラートによる弾道ミサイル情報の伝達について  
 講 師:内閣官房副長官補付 内閣参事官 伊藤 敬
  議事概要はこちらから

島眞哉九州防衛局次長による挨拶 朝長則男佐世保市長による挨拶 
 
防衛省防衛政策局防衛政策課
 大和太郎課長による講演
内閣官房副長官補付
 伊藤敬内閣参事官による講演
防衛問題セミナー会場 質疑応答風景



 9月21日(木)、長崎県佐世保市のアルカスSASEBOイベントホールにおいて、「弾道ミサイルの脅威に備えて」と題し、九州防衛局主催の『第34回防衛問題セミナー』を開催しました(来場者約220名)。
 はじめに、主催者を代表して島眞哉九州防衛局次長が挨拶、次に、朝長則男佐世保市長の挨拶が行われた後、2部構成での講演が行われました。

 講演の第1部は、「北朝鮮情勢と弾道ミサイル防衛について」と題して、防衛省防衛政策局防衛政策課大和太郎課長による講演が行われ、北朝鮮情勢や弾道ミサイルの開発状況などについて説明し、これに対する我が国の弾道ミサイル防衛(BMD)システムの概要や配備、展開状況、並びにBMDシステムの能力向上などについて説明しました。

 休憩をはさんで、第2部は「Jアラートによる弾道ミサイル情報の伝達について」と題して、内閣官房副長官補付伊藤敬内閣参事官による講演が行われ、全国瞬時警報システム(Jアラート)の概要を説明し、弾道ミサイル落下時の行動や各自治体が実施した弾道ミサイル落下を想定した訓練の状況について説明しました。

 今回のセミナーでは、多くの方にご来場いただき、「ミサイルの迎撃態勢は万全なのか。」、「核を搭載した弾道ミサイルを上空で破壊した場合、日本への影響はあるのか。」などの質問が寄せられ、緊迫する北朝鮮情勢の中、市民の関心は高く盛況な中セミナーは終了となりました。

 九州防衛局では、今後も防衛省の諸施策や自衛隊の活動について、より多くの方々に理解してもらうため、九州各地で『防衛問題セミナー』を開催していく予定ですので是非ともご参加ください。


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