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米軍再編訓練移転について

 米軍再編は、抑止力を維持しつつ、地元の負担を軽減するために行うもので、平成18年5月、日米安全保障協議委員会(いわゆる「2+2」)において、「再編実施のための日米のロードマップ」が取りまとめられました。
 その一環として、日米間の相互運用性を向上させるとともに在日米軍の飛行場(注1)の周辺地域における訓練活動の影響を軽減することを目的として、在日米軍の航空機が航空自衛隊の基地(注2)で行われる日米共同訓練に参加することとしています。
(注1)訓練移転元の在日米軍飛行場(3か所)
    三沢飛行場(青森県)、岩国飛行場(山口県)、嘉手納飛行場(沖縄県)
(注2)訓練移転先の航空自衛隊基地(6か所)
 千歳基地(北海道)、三沢基地(青森県)、百里基地(茨城県)、小松基地(石川県)、築城基地(福岡県)、新田原基地(宮崎県)
 この決定を受け、航空自衛隊千歳基地における訓練移転は、 関係自治体のご理解とご協力の下、平成20年2月から実施されています。
 なお、平成23年1月及び10月の日米合同委員会において、嘉手納における更なる騒音軽減を図るため、グアム島(アンダーセン空軍基地)、北マリアナ諸島(ファラロン・デ・メディニラ空対地射場)及びそれらの周辺区域を使用することが追加されています。
 更に、平成26年3月の合同委員会において、従来の戦闘機戦闘訓練に加えて、三沢又は千歳基地へ飛来して行われる訓練移転において、三沢対地射爆撃場を使用した空対地射爆撃訓練を追加することを日米間で合意。
 令和5年7月の合同委員会において、アメリカ合衆国の施政の下にある領域又は同国の領域としてアラスカを新たに航空機訓練移転先の対象とすることを合意。


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