普段は別の仕事をしていながら、有事のときには自衛官として活動する予備自衛官・即応予備自衛官。
2つの面を持つこの職種を選んだ理由等を聞いてみました。

「真に闘える予備自衛官」を目指して ~ 予備自衛官 陸士長  松澤 繭美

 

 私は、予備自衛官補(一般)からの予備自衛官です。予備自衛官任官から約5年、いくつかの部隊で招集訓練に参加しました。やはり部隊毎に様々な地域性やカラーがあり、その度に発見があります。
 今年度は34連隊(板妻)にて訓練に参加しました。非常に興味深い課目内容が多く、より具体的に訓練の内容を理解でき、「何かあっても私にもできる!!かも…」と少し自信がつきました。また何よりも、予備自衛官の存在を大事にして下さる雰囲気も有り、やりがいがありました。
 予備自衛官補から任用された予備自衛官には多くの不安要素が有る事は否めないと思います。しかし、より具体的な状況を想定した訓練を受けることで、その点は少しずつ払拭できていくと思います。
 自衛官未経験からの予備自衛官採用者としての誇りもち、毎年招集訓練に参加して様々な経験値を上げ、「真に闘える予備自衛官」に一刻も早くなれるよう努めたいと思います。


現役「即応予備自衛官」からのメッセージ ~第31普通科連隊 第1中隊 射撃班~

 私は、永井宏樹と申します。第31普通科連隊 第1中隊 狙撃班に所属しています。 本業については現在「起業」し、即応予備自衛官を2名雇用、5名で会社を運営しています。

 即応予備自衛官に志願したきっかけは、やはり元自衛官として何かできることはないかと考え、志願しました。

 即応予備自衛官としての訓練は大変なこともあります。しかしながら、『災害派遣』や『治安出動』等『実任務』を意識した訓練にやりがいを感じ、また、志を共にする『仲間』との出会いも大きな魅力です。

  本業の経営におきましては、取引様より私が『即応予備自衛官』であることを高く評価していただき、経営面や自衛隊に関するご理解をいただいております。また、志を共にする『仲間』との出会いが私の起業を力強く『後押し』し、現在に至っております。

 このように、『即応予備自衛官』とは我々元自衛官に与えられた『国防』という大きな社会貢献の『場』であり、新しい仲間に出会える貴重な機会を与えられる『場』であると考えます。

  『即応予備自衛官』の志願に迷っているようであれば『志願してください』同じ志を共にする『仲間』がこの魅力的な『場』に多く来てくださることを願っています。


現役「即応予備自衛官」からのメッセージ ~第31普通科連隊 第1中隊 分隊長~

 私は、自衛隊(通信科)を退職と同時に予備自衛官にも志願し、途中ブランクはありましたが現在まで自衛隊に少なからず携わってきました。
 即自1年目の訓練については『職種の違い』もあり、訓練自体、何が何だか把握も理解もできない状態でした。

 しかし、常備自衛官や即応予備自衛官の先輩方に教えてもらい何とか訓練を続けることができました。普通科出身の即応予備自衛官もいましたので常備自衛官より気軽にわからないところを教えてもくれます。厳しい面も必然ですが、普段は民間企業で働く者同士が集まっているので気さくな雰囲気が印象にあります。
 出頭回数が増えるにつれ、顔を覚えてくると『仕事の話』や『職場の不満話』など普段会社で話せないことを話す・聞くなどで互いに『ストレス解消』もできるところだと思います。
 また、課業後のミーティング(飲み会)で盛り上がって楽しく過ごせます。最近になって我々即自隊員の階級に合ったポジションも付与され、訓練時『組長』『分隊長』または『小隊長』も編成上でなることもあるので、常備自衛官含み、コア部隊は『仲間と絆の信頼』が築ける『場』と人間的にも成長する『場』といっても過言ではありません。そして、現役時代との違いはこのようなことを書いては失礼ですが、ある意味『重圧なく』訓練を受けられます。
 健康面においても体力維持(向上)が民間で過ごしていると『いつでもできる』と思っていたことが、仕事で忙しいときは『疲れ』で出来ていませんが、訓練に支障をきたさないために『筋トレ』や運動実施が目的と定まるのも良いと常々感じます。
 最後になりますが、即自の定年(年齢上限)が近づいていますが、『最終任期』まで全う出来る部隊と確信しております。 

 即応予備自衛官として、『これから志願される皆様』に微力ながらお力添えできたら幸いです。


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