平成 5年 幹部候補生学校 | |
平成 8年 航空救難団飛行群小松救難隊 | (小 松) |
平成15年 防衛大学校訓練部 | (横須賀) |
平成17年 航空救難団司令部防衛部 | (入 間) |
平成18年 航空幕僚監部運用支援・情報部運用支援課 | (市ヶ谷) |
平成20年 航空救難団司令部防衛部防衛班長 | (入 間) |
平成22年 航空救難団飛行群百里救難隊長 | (百 里) |
平成24年 航空救難団司令部防衛部長 | (入 間) |
平成26年 航空救難団飛行群新潟救難隊長 | (新 潟) |
平成27年 航空幕僚監部運用支援・情報部運用支援課部隊訓練第2班長 | (市ヶ谷) |
平成29年 統合幕僚監部運用部運用第2課災害対策調整官 | (市ヶ谷) |
平成30年 現職 |
昨年末、今後の防衛の指針である「防衛計画の大綱」と、それを具現化する「中期防衛力整備計画」が閣議決定されました。現在の安全保障環境においては、宇宙、サイバー、電磁波といった新領域での優位性確保が重要となっており、これまで構築してきた統合機動防衛力をさらに深化させ、新たな領域を含む全ての能力を融合させた「多次元統合防衛力」を構築することとなりました。また、昨今の被害甚大な各種災害に迅速かつ適切に対応できる態勢を整えるべく、駐屯地等の機能強化や救援活動に必要な資機材の整備も進めることとなりました。そして、これら多次元統合防衛力をはじめ災害対応等を支えるのは隊員です。少子高齢化の進展に対応するため、自衛官の定年延長など、人的基盤の強化にも優先的に取り組むこととなりました。
新たな領域である宇宙やサイバー等の獲得には、引き続き優秀な隊員が数多く必要です。好景気の中、正社員としての再就職は、隊員募集時にも魅力となります。昨今の被害甚大な災害発生時には即応予備自衛官も招集し、その活躍は今後も期待されています。そして、予期される大規模地震に備えるため、更なる地方自治体との関係強化は必須です。
新たな大綱をはじめ以上のような取り組みは決して容易ではなく、かつ我々職員に対する期待は益々高まるものと思いますが、これまで築き上げられてきた諸先輩方の伝統を継承しつつ、皆様への気配りをもって、より一層一致団結し、前例にとらわれることなく積極的に業務に邁進していく所存です。引き続き皆様のご支援ご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。
最後になりましたが、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。