自衛官募集 ここでなければ得られないものがある

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Chapter-1 自衛隊の仕事を知っていますか?

いざというとき国の平和を守るための訓練を行うだけの
組織だと誤解されやすい自衛隊ですが実は…

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国の防衛

日本の領空や領海への進入を防ぐ活動をしています。海上では海上保安庁と連携をし、不審船を確保することもあります。
万一外部からの侵略行為があった場合には即座に効果的に対応ができように日々備えています。

自衛隊の配置

陸上自衛隊
GSDF:陸上自衛隊の配備
海上自衛隊
MSDF:海上自衛隊の配備
航空自衛隊
ASDF:航空自衛隊の配備

空からの防衛

平成28年度緊急発進回数(出典:統合幕僚監部 報道発表資料 平成28年度3四半期までの緊急発進実施状況について)
※1 統合幕僚監部 報道発表資料 平成28年度3四半期までの緊急発進実施状況について

災害派遣

地震や台風などの大規模災害が発生した際に、警察や消防などと協力をし、救助活動を行います。

派遣件数の推移(平成27年度)

グラフ:派遣件数の推移(平成27年度)

災害派遣の内訳(平成27年度)

グラフ:災害派遣の内訳(平成27年度)

国際平和協力活動

自衛隊の活動は国内だけでなく、災害派遣や国連PKOへの派遣など海外にも及びます。
海外の紛争地域で、その地域の平和を維持するための活動をし、国際社会に貢献します。

自衛隊の主な国際平和協力活動等
図:自衛隊の主な国際平和協力活動等

Chapter-2 陸・海・空それぞれの仕事内容

前線で働くだけじゃない、自衛隊の仕事図鑑

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陸上自衛隊

14万人を超える隊員が日本の平和と独立を維持するために日夜任務に取り組んでいます。万一、国土への侵略行為があった場合には、防衛の中心的な役割を担います。

陸上自衛隊の主な職種一覧

普通科

地上戦闘の骨幹部隊として、機動力、火力、近接戦闘能力を有し、作戦戦闘に重要な役割を果たします。

特科(高射特科)

高射特科部隊は対空戦闘部隊として侵攻する航空機等を要撃するとともに、広範囲にわたり迅速かつ組織的な対空情報活動を行います。

施設科

戦闘部隊を支援するため各種施設器材をもって、障害の構成・処理、陣地の構築、渡河等の作業を行うとともに、施設器材の整備等を行います。

機甲科

戦車部隊と偵察部隊があり、主に戦車の正確な火力、優れた機動力及び装甲防護力により、敵を圧倒するとともに、情報収集を行います。

情報科

情報に関する専門技術や知識をもって、情報資料の収集・処理及び地図・航空写真の配布を行い各部隊の情報業務を支援します。

通信科

各種通信電子機材をもって部隊間の指揮連絡のための通信確保、電子戦の主要な部門を担当するとともに、写真・映像の撮影・処理並びに通信電子機材等の整備を行います。

特科(野戦特科)

野戦特科部隊は、火力戦闘部隊として大量の火力を随時随所に集中して、広域な地域を制圧します。

航空科

各種ヘリコプター等をもってヘリ火力戦闘、航空偵察、部隊の空中機動、物資の輸送、指揮連絡等を行い、広く地上部隊を支援します。

武器科

火器、車両、誘導武器、弾薬の補給・整備、不発弾の処理等を行います。

海上自衛隊

四面を海に囲まれた日本では海上からの侵略を防衛する必要があります。護衛艦部隊・潜水艦部隊・海上自衛隊に属する航空機部隊が連携して、海上からの脅威を防ぎます。

海上自衛隊の主な職種一覧

射撃

護衛艦等において、砲、ミサイルを操作し、各種目標に対する攻撃を実施します。また、弾火薬等の取り扱いを実施します。

気象・海洋

気象・海洋観測、天気図類の作成、気象・海洋関係の情報の伝達に関する業務を行います。

飛行

P-3C/P-1哨戒機、US-1A/2救難飛行艇、SH-60J/K艦載ヘリコプター等の乗務員として飛行任務を実施します。

通信

陸上基地、艦艇及び航空機等の通信、暗号の作成及び翻訳、通信器材・暗号器材及び関連器材の操作整備を業務とします。

航海・船務

航海は、艦艇の艦橋において航海に関する業務を実施します。船務はレーダー・電波探知装置等を活用し、戦術活動を実施します。

機関

エンジン(ガスタービン、ディーゼル等)発動機等の運転、整備及び火災、浸水対処等を業務とします。

水雷

護衛艦、潜水艦で魚雷等の水中武器、ソナー等の水中捜索機器を操作し、潜水艦の捜索、攻撃及び器材の整備を行います。

給養

艦艇及び陸上部隊において、隊員に対する給食業務を実施します。

航空機整備

航空機の機体、エンジン及び計器並びにこれらを維持するための器材等の整備、修理、補給等に関する業務を行います。

航空自衛隊

航空優勢を獲得して国民と国土の被害を防ぎます。また、平時においても日本の領空を侵犯する航空機や弾道ミサイルなど空からの脅威に対する警戒態勢を取り、侵略を未然に防ぎます。

航空自衛隊の主な職種一覧

航空業務

航空機に搭乗し、警戒管制・通信・救難・空中輸送等の業務を行います。

気象・海洋

気象・海洋観測、天気図類の作成、気象・海洋関係の情報の伝達に関する業務を行います。

飛行

P3-C大型哨戒機、US-1A水上救難機、SH-60J艦載ヘリコプター等の搭乗員として飛行任務を実施します。

航空管制

航空自衛隊の飛行場(共用飛行場を含む)における航空交通管制業務を行います。

電算機処理

電子計算機及び関連器材の操作やプログラムの作成、電子計算機システムの管理を行います。

武器弾薬

航空機に搭載される武器弾薬等の補給、管理、整備を行います。

警戒管制

日本の領空を常時監視し、近接又は侵入してくる航空機を早期に発見・識別し、必要に応じて戦闘機の誘導を行います。

気象

航空機の離着陸及び飛行安全確保のため、気象観測・予報を行い、各種気象情報を全国の部隊に通報したり、天気図の作成を行います。

航空機整備

航空機のエンジンや搭載する電子機器類、レーダー等の整備及び航空機の定期整備を行います。

Chapter-3 自衛隊員になるには

一口に自衛隊員といっても、その職域や進路は多種多様にあります。
また、年齢・学歴によって募集している職種が異なります。

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自衛官になるための一般的なルート

チャート:自衛官になるための一般的なルート

自衛官候補生

技術と体力を一心に磨く任期制自衛官

1年9ヶ月~2年9ヶ月間の任用期間が定められた自衛官です。
任期後は昇格試験に挑戦し合格すれば曹(任期の無い自衛官)への道が拓かれます。

チャート:自衛官候補生
18歳以上27歳未満(大学・高校・専門学校)

一般曹候補生

部隊の中核となる自衛官を目指す

2年9ヶ月経過後、選考により曹へと昇任します。

チャート:一般曹候補生
18歳以上27歳未満(大学・高校・専門学校)

幹部候補生

自衛隊組織の骨幹である幹部自衛官を目指す

自衛隊幹部候補生学校で必要な知識と技術を学び、卒業後は初級幹部として部隊を指揮していきます。

チャート:幹部候補生
大卒程度試験
22歳以上26歳未満の者(20歳以上22歳未満の者は大卒(見込み含む)、修士課程修了者等(見込み含む)は28歳未満)
院卒者試験
修士課程修了者等(見込み含む)で、20歳以上28歳未満の者

この他専門技術を活かせるコースが多数

航空学生

防衛大学校
学生

防衛医科大学校
医学科学生

防衛医科大学校
看護学科学生

Chapter-4 自衛隊Q&A

誰しも最初の一歩は勇気が要るもの。それは先輩自衛官も同じです。
ここでは自衛隊によく寄せられる質問や疑問をまとめています。

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Q
自衛官を目指す上で、
どのような知識や能力、
資格が必要ですか?
A
特別な知識や能力などは
必要ありません。
自衛隊には、各コース・職域・職種に応じた技術や体力錬成に関する教育カリキュラムが整っています。また実務を通じて一人前になっていくので、入隊時に特別な資格・能力は必要ありません。自衛官になりたいという強い意志を持って臨んでください。
Q
任務以外、オフタイムなど
普段はどのような生活を
しているのでしょうか
A
休日は各々の予定でゆっくりと過ごしています。原則週休2日制。年末年始休暇や夏季特別休暇などもしっかりと取得できます。友人や家族と過ごしたり、体を休めたり、勉強をしたりと、休日の過ごし方は人それぞれ。休み明けの任務や訓練に向けてリフレッシュしています。
Q
給与や処遇は
どのようになっていますか?
A
充実した福利厚生、
各種手当を用意しています。
自衛官という特殊性を考慮した俸給のほか、必要な備品の支給または貸与、各種休暇、各種保険などを完備しており、集中して任務に取り組める環境を整えています。また、防衛大学校、防衛医科大学校に在学中は、食事・宿泊等の経費はかかりません。
Q
自衛官を退職した後の事を
教えてください
A
再就職サポートを
行っています。
民間企業への就職や他公務員試験合格などのための再就職支援を行っています。国の全面的なバックアップにより、希望者のほぼ100%が再就職を実現。また、企業側からも積極的に採用したいという声が寄せられています。
Q
自衛隊や各コースについて
もっと詳しく知りたい
A
まずはご相談ください。
広報担当官が疑問や不安に
お答えいたします。