艦艇レポート 日頃の訓練の一端をレポートを通じて紹介します。

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艦艇レポート2007

海上自衛隊の日ごろの訓練の一端をレポートを通じて紹介し、自衛隊に対する理解をより一層深めていただきたいと思います。

また、展示訓練や体験航海・一般公開等この機会にぜひ足をお運びいただき、実際に見て・聞いて・触れてほしいと思います。みなさまのご来場をお待ちしております。

輸送艦 「おおすみ」 一般公開 & ぷち体験ツアー
2007/10/20-21

2隻搭載されていたLCAC。見所満載となった今回の公開イベント。
2隻搭載されていたLCAC。見所満載となった今回の公開イベント。

「ぷち体験ツアー」お楽しみのひとつ!海上自衛隊カレーを試食中。
「ぷち体験ツアー」お楽しみのひとつ!海上自衛隊カレーを御賞味。

10月20日(土)・21日(日)、大阪府堺市の堺泉北港大浜埠頭で、海上自衛隊第1輸送隊(呉所属)の輸送艦「おおすみ」による一般公開を行いました。また、20日(土)にはこの一般公開とあわせて、大阪地本としては初の試みである「おおすみ!ぷち体験ツアー」を企画しました。

事前の公募による当選者29名(応募者総数1,254名)の皆さんと一緒に、当日は午前10時から特別に「おおすみ」の概要説明・艦内見学、昼食のカレー体験試食、結索・OBA(防火服)試着、ラッパ吹奏の体験等の様々なイベントに参加・体験して楽しんで頂きました。

参加者の皆さんからは「おおすみの大きさにびっくりした」、「カレーがおいしかった!また食べてみたい。」、「隊員さんは優しくて格好良かった。」などの感想が寄せられました。

また、一般公開も両日とも晴天に恵まれたことや阪神基地隊の送迎バス、第37普通科連隊の展示車両等もあり、来場者は2日間で約3,400名を超え大盛況となりました。今回好評頂いた「ぷち体験ツアー」は、今後も機会があれば企画していきたいと思います。

みなさん、お楽しみに・・・

輸送艦「おおすみ」輸送艦「おおすみ」
■基準排水量 : 8,900t ■全長 : 178m ■全幅 : 25.8m
■馬力 : 26,000hp ■速力 : 約22kt
■その他 : 高性能20mm機関砲、輸送用エアクッション艇×2
「おおすみ」は、海上輸送を主任務とする輸送艦で「おおすみ」型輸送艦の1番艦として、平成10年3月に就役しました。
輸送用エアクッション艇(LCAC)輸送用エアクッション艇(LCAC)
■基準排水量 : 100t ■全長 : 24.7m ■全幅 : 13.3m
■最大積載量 : 50t ■速力 : 40kt以上
※左写真は、今年8月に行われた呉地方隊展示訓練(大阪湾)で撮影したものです。

平成19年度 呉地方隊 展示訓練 in 大阪湾−天保山埠頭−
2007/08/04-05

天保山サンセット広場とUSJで呉音楽隊による演奏が行われました。
天保山サンセット広場とUSJで呉音楽隊による演奏が行われました

受付開始と同時に埠頭内は大勢の乗艦者でいっぱい
受付開始と同時に埠頭内は大勢の乗艦者でいっぱい

大阪湾で、平成16年以来、約3年ぶりとなる呉地方隊展示訓練は、8月4日(土)・5日(日)の2日間を予定していましたが、台風5号の接近にともない5日のみとなりました。4日の乗艦を楽しみにしていた皆様には大変残念だったと思います。

さて、4日は展示訓練こそ中止になったものの、呉音楽隊による音楽演奏が天保山埠頭のサンセット広場、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)で行われ大勢の来場者が聞きいっていました。

また、護衛艦・練習艦等の艦艇も午後3時過ぎから続々と入港。護衛艦「ひえい」に乗艦されていた呉地方総監(半田海将)の入港挨拶でこの日は無事終わりました。

5日は前日とはうって変わって、早朝から大勢の乗艦者が列を作って賑わっており、受付が始まるとあっという間に広い埠頭内は来場者でいっぱいになりました。

真夏の天保山埠頭は乗艦者2,650人に達していました。(大阪・神戸・津名で約4,450人)

※展示訓練の模様は、女性防衛モニター「体験レポート」でも紹介しています。

護衛艦「ひえい」護衛艦「ひえい」
■基準排水量 : 5,050t ■全長 : 153m ■全幅 : 17.5m
■主機 : 2胴衝動式シリーズ
      パラレル型タービン×2基、D型ボイラ×2基
■馬力 : 70,000shp ■速力 : 約31kt
艦名「ひえい」は、京都の比叡山にちなんで命名されました。「ひえい」と命名された艦は旧海軍時代に2艦あり、本艦で3代目にあたります。護衛艦「ひえい」は、DDHの2番艦として昭和49年11月に就役しました。
護衛艦「うみぎり」護衛艦「うみぎり」
■基準排水量 : 3,550t ■全長 : 137m ■全幅 : 14.6m
■主機 : COGAG方式ガスタービン4基2軸
■馬力 : 54,000ps ■速力 : 約30kt
対戦闘能力を総合的に処理する本格的システム艦「はつゆき」型の拡大改良型で、抗堪性の強化から上部構造物が鋼製になった。このため、復原性の確保から「はつゆき」型よりも船体寸法が大きくなり、排水量も増大した。
練習艦「あさぎり」・「やまぎり」練習艦「あさぎり」・「やまぎり」
■基準排水量 : 3,500t ■全長 : 137m ■全幅 : 14.6m
■主機 : ガスタービン×4基
■馬力 : 54,000ps ■速力 : 約30kt
「あさぎり」は、対空・対水上・潜水艦等の近代戦に対処することを任務とする汎用護衛艦「あさぎり」型の1番艦として昭和63年3月に、「やまぎり」は2番艦として平成元年1月に就役しました。また「あさぎり」は平成17年2月、「やまぎり」は平成16年3月に第1練習隊へ編成替え、練習艦に種別変更されました。
輸送艦「くにさき」輸送艦「くにさき」
■基準排水量 : 8,900t ■全長 : 178m ■全幅 : 25.8m
■主機 : ディーゼル×2基2軸
■馬力 : 26,000ps ■速力 : 約22kt
艦型は、一見海外ドック型揚陸艦を思わせるもので、艦橋は右舷よりに設けられ、艦内には通常の個艦乗員居住区のほか、災害派遣等での医療・休養・補給設備なども設置され、多面的な活用を目的としている。

護衛艦の体験航海・一般公開 一挙開催! 神戸市摩耶埠頭
2007/05/12-13

甲板には展示の「SH-60J」哨戒機
甲板には展示の「SH-60J」哨戒機

艦艇付近は大変なにぎわいでした。
艦艇付近は大変なにぎわいでした。

「あさかぜ」搭載のミサイル(ターター)
「あさかぜ」搭載のミサイル(ターター)

5月12日(土)、13日(日)の両日、神戸市摩耶埠頭で、海上自衛隊第4護衛隊群所属の護衛艦 「さみだれ」 「うみぎり」 「あさかぜ」 による艦艇広報を兵庫、奈良地本と合同で実施しました。

両日とも晴天に恵まれ、来艦者は2日間で4,035人に達しました。来場者からは「隊員の皆さんが親切、丁寧に説明してくださってうれしかった。また見学に来たいです。」との声が聞かれました。

また、体験航海の初日にはケーブルウエスト大阪セントラル局で放映されている自衛隊情報番組「おしえてケイコchan」の司会を担当している奥亜希子さんが一日艦長に任命されました。取材を兼ねた奥さんの最初の仕事は「出港用意!」の号令。「テレビに出演するより震える〜」と、かなり緊張していましたが、乗員の手際よい出港作業の姿を見て、満足な様子でした。

一日艦長を務めた奥亜希子さん(中央)
一日艦長を務めた奥亜希子さん(中央)

約1時間30分の航海を終え、一日艦長を務めた奥さんは「ずっと艦長でいたい。艦を降りたくない。」とひとこと。また、乗艦された皆さんも名残惜しそうに艦を後にされました。

護衛艦「あさかぜ」護衛艦「あさかぜ」
■基準排水量 : 3,850t ■全長 : 143m ■全幅 : 14.3m
■主機 : 三菱2胴衝動式タービン2基2軸
■馬力 : 60,000ps ■速力 : 約32kt
海上自衛隊第2世代のミサイル搭載護衛艦。船型は遮浪甲板型で、二次防艦以降の特徴であるバウソナー、マック方式。煙突の排煙方式は、全後部とも”たかつき”型及び”ひえい”に近いタイプを採用し、艦首部から艦橋にかけてナックルラインをつけ、艦首部からの波しぶきが艦橋部に影響を与えぬよう配慮された。
護衛艦「さみだれ」護衛艦「さみだれ」
■基準排水量 : 4,550t ■全長 : 151m ■全幅 : 17.4m
■主機 : COGAG方式ガスタービン4基2軸
■馬力 : 60,000ps ■速力 : 約30kt
「はつゆき」型の後継艦として計画された護衛艦隊の中枢となる予定の汎用護衛艦。船型は、ステルス性を考慮に入れた船体の平甲板型で、後部甲板はヘリ発着甲板となっている。対空、対水中ミサイル・ロケットは垂直発射方式を採用している。
護衛艦「うみぎり」護衛艦「うみぎり」
■基準排水量 : 3,550t ■全長 : 137m ■全幅 : 14.6m
■主機 : COGAG方式ガスタービン4基2軸
■馬力 : 54,000ps ■速力 : 約30kt
対戦闘能力を総合的に処理する本格的システム艦「はつゆき」型の拡大改良型で、抗堪性の強化から上部構造物が鋼製になった。このため、復原性の確保から「はつゆき」型よりも船体寸法が大きくなり、排水量も増大した。

潜水艦救難艦 「ちはや」 初入港 堺泉北港大浜埠頭
2007/04/11-12

「ちはや」船体中央部には、深海救難艇(DSRV)が見える
「ちはや」船体中央部には、深海救難艇(DSRV)が見える。


後部にはヘリ発着甲板を持つ
後部にはヘリ発着甲板を持つ

4月11日(水)、12日(木)の両日、大阪府堺市の堺泉北港大浜ふ頭で、海自潜水艦救難艦「ちはや」による艦艇広報を支援しました。「ちはや」は、防災・自治体関係者へのPRを目的として、今回堺市へ初入港しました。

入港前に艦内では「寄港地講話」が行われ、入港後乗員は、艦名の由来である南北朝時代の武将、楠木正成が築いた「千早城跡」(大阪府千早赤阪村)を訪れ史跡研修を行いました。

また、艦名由来の地を研修する海上自衛隊独特の伝統に興味を持った産経新聞社が、乗員の研修の模様を追跡取材し、翌日の産経新聞社会面には大きく掲載されました。

特別公開は堺市、千早赤坂村関係者、自衛隊協力団体等130名に対し実施しされ、他の艦ではあまり見ることのできない、潜水艦救難装置について乗員から説明を受け、見学者は感心した様子で聞き入っていました。

潜水艦救難艦「ちはや」潜水艦救難艦「ちはや」
■基準排水量 : 5,400t ■全長 : 128m ■全幅 : 20m
■主機 : 三井12V42M-A ■馬力 : 19,500ps ■速力 : 約20kt
■深海救難艇(DSRV) x1
「ちはや」は、遭難潜水艦から乗員の救出を主任務とする潜水艦救難艦であり、平成12年3月に就役しました。本艦には、潜水艦救難艦特有の深海救難艇及び深海潜水装置のほか、無人潜水装置等、他の艦種ではあまり見られない装置が装備されている。
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