ラッタルとは・・・

トップページ>>INDEX>>サト吉14

 「赤道にはその名の通り海の上に赤い線があるから気を付けてみんな航海するんだ。」という先輩の冗談を「マジッスか!?」と、真に受けて上甲板から赤い線を探すピュアな可愛い後輩が1人は居るものですw
赤道について忘れてならないのが赤道を通る時に行う伝統行事「赤道祭」です。
外国へ行く時には必ずと言っていいほど1回は通りますので、遠洋練習航海では毎回恒例となってます。

 「赤道祭」の起源は大航海時代にまで遡り、赤道近くの海域を無事に通過できるように海の神様に船の安全を祈願したことが始まりで、世界各国の漁船や客船、軍艦などで行われている由緒正しい通過儀礼です。何気にグローバルで驚きましたw見た感じは海自独特の出し物かと思いましたが。。。(^^;

 昔は堅苦しい行事だったようですが、現代の「赤道祭」は本当に楽しむためのお祭りになっているようです。その日は長い航海で疲れた隊員のための休養日のような感じで、訓練もありません。
 「赤道祭」の内容は、赤鬼・青鬼・神様に仮装した乗員から艦長に試練が与えられ、クリアできたら鍵(ダンボールの)をもらって赤道の扉(飛行甲板に仮設置のハリボテ)を開き、手空きの乗員が門をくぐって無事通過することで終了となります。

 試練は毎回面白いものが用意されているのですが、今回は艦長が奥さん宛てのメッセージをビデオカメラに向かってしゃべると言うものでした。
「フハハ!カメラに向かって奥さんに『いつも愛してるよ!』と言うのだ!ハイ皆さん!カメラのご用意を!!」神様はノリノリで言ってましたが、艦長は苦笑いです。
言わないと鍵が貰えないので、仕方なくメッセージを言ってましたが。その後ビデオはどうなったかは知りませんw
艦長の公開処刑が終わると、後は門をくぐって終わりという他愛の無いイベントなんですが、訓練ばかりの艦内生活では楽しみの一つですw
彩の無い生活にユーモアの色を入れるのは海の男の知恵なのかなぁと思いました^^