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輸送艦「くにさき」特別公開 〜 防災関係者に艦艇広報 〜
平成22年1月31日(日)、鹿児島本港沖に錨泊中の輸送艦「くにさき」において防災関係者14名に対する特別公開を実施しました。併せてマスコミ関係者4社5名に対する記者勉強会を実施しました。
今回の入港は、乗員の休養及び艦艇広報等を目的として、海上自衛隊第1輸送隊(隊司令 1等海佐 佐々木 俊也)輸送艦「くにさき」(艦長 2等海佐
川波 辰男)が訓練の途中、鹿児島に寄港したものです。

「くにさき」は、海上自衛隊最大の「おおすみ型」輸送艦の3番艦であり、自衛隊の人員輸送、装備、作戦用資材などの海上輸送を主任務とするほか、災害派遣、国際緊急援助活動等多種多様な任務に従事できる艦です。今回は「くにさき」の寄港により、自治体等の防災関係者及び国民に対する情報発信を受け持つマスコミ関係者に海上自衛隊の輸送部隊の現状及び災害時における各種能力を周知理解してもらったものと考えます。特に今回の特別公開には、「海上保安庁、県危機管理局、県消防関係者」等が参加しており、今後の災害計画立案の際の一助になるものと考えています。また、マスコミの関心も高く、記者からは災害時に「くにさき」が実施可能な様々な能力に関し、多くの質問が出されていました。

鹿児島においては、地震、風水害のほかに桜島の噴火災害も考慮しなければならず、いざという時のために今後ともこのような広報を計画して、自治体等及び報道機関との連携を図っていく所存であり、鹿児島地本としては、艦艇寄港等の際に部隊の協力を得て、自衛隊の活動、特に災害派遣活動について多くの県民の方に知っていただく機会を創っていきたいと考えています。
試験艦「あすか」特別公開 〜 女性自衛官と懇談 〜
平成22年1月30日(土)、鹿児島市谷山港一区8号岸壁において開発隊群所属 試験艦「あすか」(艦長 2等海佐 飯田 隆一)の特別公開を実施しました。

試験艦「あすか」は、技術研究本部及び海上自衛隊の実施する新しい装備品等の開発・試験の支援を主任務とする艦です。艦名の由来は、古代大和朝廷が形成した政治・文化の中心地として栄え、高松塚古墳に代表される陵墓の数々や宮殿の遺構が現在もそれを物語っている地、「飛鳥」(奈良県明日香村)に因んで命名されています。

今回の見学は、休養のため鹿児島に寄港した機会を利用し、今春海上自衛隊入隊予定の女性6名と援護協力者を対象に特別公開を実施しました。
特に、女性を主対象とした広報を計画した理由は、「あすか」には女性自衛官が9名乗艦しており、その勤務実態を紹介することで、これから海上自衛隊に入隊する女性の不安を解消する一助とするとともに少しでも艦艇勤務に興味をもってもらう目的で計画したものです。参加者の中には、種子島からこのためだけに移動してこられた親子もおり、特に女性自衛官との懇談は笑い声が聞こえるなど終止和んだ雰囲気で見学していました。地本として今後、彼女たちが海上自衛隊に入隊し艦艇乗組みを希望することを願っています。

また、特別公開に参加された援護協力者の方々からも、「非常に良い経験ができました。」、「女性が男性同様に立派に仕事をしていてすばらしい。」などの声が聞かれました。午前午後とも乗員の艦内での誘導案内はとても丁寧で見学者は皆非常に感激するとともに、喜んで帰られて成功裏に艦艇広報を終了できたものと感じました。特に、懇切丁寧に見学案内をしてもらった応急士、通信士(女性幹部自衛官)の活躍が大きいものでした。
今回、参加した女性が、次回会うときには立派な海上自衛官になっていることを期待するとともに、艦艇広報時艦艇乗員として再会できることを楽しみにしています。
桜島火山爆発総合防災訓練 〜 4,300名が参加 〜
平成22年1月12日(火)、鹿児島市・鹿児島県が主催する平成21年度桜島火山爆発総合防災訓練が行われ、自衛隊からの参加部隊は、陸自第12普通科連隊及び海自第1航空群、部外関係機関149機関の他、地元住民ら約4,300名が参加しました。

今回の訓練は、桜島の大爆発と地震を想定して、住民避難訓練をメインに、海上及び建物からの船舶及びヘリによる住民救助及び各種訓練展示等が行われました。
訓練は(大正3年(1914年))大正大噴火(1月12日)の日前後に毎年行われて今年で40回目。

現在の桜島の活動は、昭和火口が平成18年に58年ぶりに活動を再開。昨年7月から【警戒レベル3】となり、昨年は観測史上最大の548回の火山爆発が発生、年明け後も訓練前日までに56回の爆発があり、活発な状態が継続しているため、桜島在住の住民は真剣に訓練に取り組んでいる姿が印象的でした。また、自衛隊からの参加部隊も積極的かつ実効性のある各種訓練を実施していました。

鹿児島地本は、積極的に自治体等が主催する防災訓練等に参加し、鹿児島県における自衛隊の窓口として、鹿児島県(危機管理局)及び関係部隊との連携強化を図り、いざという時の対処能力の向上に努める所存です。
潜水艦「なつしお」特別公開 〜 なつしお最後の艦艇広報 〜
平成21年12月12日(土)、鹿児島港谷山一区8号岸壁において第1潜水隊群所属潜水艦「なつしお」(艦長 2等海佐 笹尾 謙一)の特別公開を実施しました。
「なつしお」は、「はるしお」型の2番艦で「うずしお」型、「ゆうしお」型に続く涙滴型としては第3世代艦です。今回の特別公開は、「なつしお」除籍に向けた最後の航海において鹿児島に寄港したことにより実現したものです。

当日は冬晴れの下、自衛隊協力者及び教職員等26名の方々に海上自衛隊、特に潜水艦を理解していただく絶好の広報となりました。

見学者は熱心に質問をするなど今まで映画の中でしか見ることのなかった潜水艦という特殊な艦に対する関心の高さが感じとれました。特に、狭い艦内を最大限に活用する工夫等で食堂の椅子の下にジャガイモなどの野菜が格納されているのを見て驚きの声が聞こえました。また、艦内は非常に整備されており、艦内の配管などの金物すべてがピカピカに磨かれていたことや艦長自らのブリーフィング、乗員による艦内での丁寧な誘導案内に非常に感激されていました。

「なつしお」は母港呉に帰港後、除籍に向けた作業となる訳ですが、最後まで全力発揮できる様に乗員が整備していることに見学者は改めて感動されていた様子でした。
鹿児島地本創立55周年記念行事 〜 誓いも新たに 〜
平成21年12月9日(水)、自衛隊鹿児島地方協力本部は、小雨降る中、創立55周年記念行事を実施しました。
鹿児島地本は、昭和29年7月鹿屋駐屯地(現在の海上自衛隊鹿屋航空基地)において陸上自衛隊鹿児島地方連絡部として産声を上げ、前身の自衛隊鹿児島地方連絡部を経て平成18年7月、自衛隊鹿児島地方協力本部に改称し、今年で創立55周年を迎えました。

記念式典において、国歌斉唱に続き、村上本部長は「先人達が築いて来た歴史と伝統を継承しつつ、国民・県民の負託に応えられる組織作りに部員一丸となって邁進する」と式辞を述べました。また、鹿児島地本後援会会長
谷川洋造氏は「自衛隊の重要性は今後益々増していきます。村上本部長を核心として、今後も国家国民のため頑張って下さい」と祝辞を述べられました。

続いて行われた感謝状贈呈式では、一般・募集・援護等各分野において長年に渡り地本業務に支援・協力頂いた鹿児島水交会の地頭園 昇氏以下18名の方々に村上本部長より感謝状が手渡され、その後は招待者・地本部員合わせて約240名での大祝賀会となりました。
鹿児島地本は、多くの方の協力と力強い支援に感謝するとともに、誓いも新たに鹿児島における自衛隊の代表として邁進する所存です。
大型輸送ヘリ体験搭乗in国分駐屯地 〜 今年度最後の体験搭乗 〜
平成21年12月5日(土)、国分駐屯地において、陸上自衛隊西部方面ヘリコプター隊第3飛行隊の支援を受け、募集対象者・募集協力者及び援護協力者等30名の体験搭乗を実施しました。

本体験搭乗は、当初5月に実施予定でしたが天候不良で8月に延期、8月も天候不良で実施出来ず、今回ようやく実現できたものでした。当日は、曇りベースで時々小雨が降り、今回も体験搭乗出来ないのではと心配したが、願いが通じ予定通り体験搭乗を実施することができました。

大型ヘリCH−47JAの到着後、搭乗者は必要な安全上の教育などを受け、約30分の錦江湾上空の飛行を体験しました。体験搭乗は、待ちに待ったイベントであり、その意気込みがひしひしと感じられました。

今回体験搭乗された方々は、体験搭乗の延期で待たされただけに特に印象深い良き思い出となったことと思います。また、間近で見るヘリコプターの雄姿に歓声を上げていて、飛行後は、興奮冷め止らぬ様子で次の体験搭乗のため、別府に向け離陸するヘリコプターの吹き下ろしの風に負けじと両足で踏ん張り、ヘリコプターの姿が見えなくなるまで大きく手を振って見送りしていた光景が印象に残りました。
鹿児島県任期制隊員合同企業説明会 〜 平成21年度 第2回 〜
平成21年12月1日(火)、鹿児島県市町村自治会館において、自衛隊援護協会福岡支部との共催により、平成21年度第2回任期制隊員合同企業説明会を開催しました。
この説明会は、鹿児島県内に再就職を希望する陸海空任期制退職予定隊員を対象に企業の実態を把握させ、早期かつ円滑な就職援護を図ることを目的として平成12年度から毎年2回開催しているものです。

当日は、厳しい雇用情勢の中、同説明会の趣旨に理解を頂いた21社の様々な業種の企業の参加を得て、全国各地から30名の隊員が参加しての開催となりました。
参加企業は、昨年に比べ様変わりし、製造業が大幅に減少したものの、福祉・介護や宿泊・飲食関係等の新たな企業に数多く初参加していただき、鹿児島県内の雇用情勢を反映した顔ぶれとなりました。
説明会に先立つ企業に対する主催者挨拶で、村上本部長が「参加隊員は少ないが企業の皆様には全員と面談する気持ちで望んでいただければ幸いです。」とお願いした言葉のとおり、企業からの逆指名が活発に行われ、またほとんどの参加隊員がそれに応えるように「今日のチャンスを逃すと後がない。」との意気込みで説明会に臨み、各企業ブースは企業と隊員との真剣勝負といった雰囲気で午後3時の終了まで会場内は終始熱気に包まれました。
当日終了直後に実施したアンケートでは参加隊員の約8割が「就職したいと思う企業が参加していた。」と回答し、また、企業も約8割が「説明会に参加し成果があった。」との回答を頂きました。
特に企業については、雇用情勢が悪い中で自衛官の採用に期待していただいていることは大きな成果であったと考え、今後、再就職の実現に向けたマッチングに期待しています。
任期制隊員の就職援護はこれからが山場ですが、鹿児島地本では、部隊等との連携を図りつつ、参加隊員が一人でも多く、また、一日でも早く希望の企業とマッチングでき、就職できるよう努めていきたいと思っております。
鹿児島地本、おはら祭りに参加 〜 雨にも負けず勇壮な踊りを披露 〜
平成21年11月2日(月)、午後7時20分から午後9時まで実施された鹿児島市「おはら祭り」の夜まつり総踊りに、鹿児島県父兄会及び鹿児島市隊友会等と合同で参加しました。
「おはら祭り」とは、鹿児島市制施行60周年を記念し、昭和24年に第1回目が始まった秋祭りで、今年で第58回目を迎えます。目玉の「総踊り」は夜まつり、本まつりの部があり、ともに市内最大の繁華街である天文館一帯において2日(月)及び3日(火)の2日間に渡り計222連、約24000人が参加しました。2日(月)の夜まつりは91連約8300人による総踊りが実施され、踊り子たちが「おはら節」や「はんや節」のリズムに合わせて市内を踊り歩くとともに、沿道には毎年県内最大級の見物客が訪れました。

祭りは今秋最大の冷え込み(12℃)に見舞われ一時小雨が降るあいにくの天気でしたが、市内は踊り子及び観客ともに熱気に溢れていました。

鹿児島地本約60名の参加者は父兄会等の協力を得て、約1週間前から昼休みを利用して、庁舎の屋上等での練習を重ね、本番では自衛隊らしい、よく動作のそろった踊りを披露し、見物客から好評を得ました。
本イベントは、市内最大のお祭りで、地域密着を目指す地本としては、絶好のイベントとして毎年参加しています。
潜水艦「そうりゅう」特別公開 〜 最新鋭艦の見学 〜
平成21年11月2日(月)、鹿児島本港沖において、第1潜水隊群所属潜水艦「そうりゅう」(艦長 1等海佐 加納 雅人)の特別公開を実施しました。今回の見学は、鹿児島寄港の機会を利用し、海上自衛隊の活動状況についての理解を深めてもらうために、特別公開を実施したものです。
「そうりゅう」は、「おやしお」型よりも200トン大型化しており、最大の特徴は海自初のスターリング・エンジンを搭載した新世代の潜水艦です。艦名にある「そうりゅう(蒼龍)」は、古来から東方の守護神とされ、約千年にわたり国都として栄えた平安京の本殿東側にあった楼閣「蒼龍楼」からとられています。

当日は、天候に恵まれ、秋晴れの下、全国自衛隊父兄会九州沖縄協議会会長をはじめ、鹿児島市防衛協会会長、国分・姶良地域就職援護協会会長等計5名の方々に対し海上自衛隊、特に潜水艦について理解していただく絶好の広報となりました。

見学された方々からは、熱心に質問が飛び出し潜水艦というある種特殊な艦に対する関心の高さが感じられ、特に、狭い艦内を最大限に活用する工夫や、突起物などに対して見学者の安全に配慮した乗員の艦内での誘導案内に非常に感激されていました。
防衛医科大学校学生1次試験 〜 桜島の火山灰と熱気の中、奮闘 〜
平成21年10月31日(土)、11月1日(日)の両日、鹿児島県建設センターにおいて、「防衛医科大学校学生1次試験」を実施しました。
試験は、1日目に外国語・数学・国語の択一式、国語・外国語の記述式、2日目に理科・数学の記述式が実施され、鹿児島県からは106名の受験生が全国で約80名の狭き門を目指して真剣な眼差しで試験に臨みました。

当日は、活動が活発化している桜島の火山灰が時折降り注ぎ、気温が25℃まで上昇する中、試験場内は、受験生の熱気も加わり汗をかくほどの状態となり、受験生に少しでも良好な状態で試験に臨んでもらおうと、急遽エアコンをつける場面もありましたが、両日を通して、途中退場をする受験生は一人もなく、時間いっぱいまで試験に熱中する受験者の真剣な姿勢が印象的でした。
1次試験の合格発表は、11月24日に実施され、2次試験の後、最終合格が2月12日に発表されます。鹿児島地本では、1人でも多くの受験生が合格し、将来自衛隊の医師たる幹部自衛官として活躍することを期待しています。
桜島火山爆発総合防災訓練実施打合会に参加 〜 防災訓練本番に備え 〜
平成21年10月21日(水)、鹿児島市・鹿児島県が主催する平成21年度桜島火山爆発総合防災訓練実施打合会が開催され、これに陸自第12普通科連隊、海自第1航空群、空自第5航空団をはじめ国・地方の43機関約80名が参加し、平成22年1月12日(火)に149機関団体参加する防災訓練に向けて、打合せを行いました。
桜島の活動状況は、現在【警戒レベル3】であり、会議前日の10月20日には、今年に入り300回目の火山爆発が発生しており、本年は例年に比べ活発な状態が継続しています。桜島は、県を代表するシンボルであり、観光等の目玉で、共生の関係にある中、一度の大規模な噴火は県民に大きな被害をもたらす源でもあります。

今回のテーマは、「地域の安全は地域で守る〜住民参加型の訓練〜」(サブテーマ:「災害時要支援者を支援する」)を掲げ、防災関係機関が相互に緊密な連携を保ちながら、各種の災害に迅速・適切に対応出来るよう、防災体制の確立を図るため、参加機関の担当者は真剣な眼差しで、市民・県民の安全・安心に寄与するとともに、防災意識の高揚を図ることを目標とした打ち合わせを実施し、来年1月12日の本番に備える有意義な会議となりました。
鹿児島地方協力本部としては、県対策本部と自衛隊の窓口として適切な初動対応をとるべく、連絡体制の確認など積極的に取り組んで行く所存です。
第3移動警戒隊見送り 〜 約9ヶ月間の任務を無事終え 〜
平成21年10月1日(木)、南さつま市坊津町(風車村)に展開中であった航空自衛隊第3移動警戒隊(春日基地)の任務終了に伴い、自衛隊協力会、自治体関係者、地域住民等が見守る中、地元警察署の支援を受けて盛大に見送りを実施しました。
今回の任務は、航空自衛隊第9警戒隊(下甑島)に配備される最新鋭レーダーの実用試験に伴い、継続的な任務遂行に当たるため、防空レーダーの適地である東シナ海を一望する坊津町水車村に地元の大歓迎を受け、昨年12月21日から9月30日の9ヶ月超におよぶ長期の間、その任務に就いていました。

見送りでは、展開地に自衛隊協力会と自治体関係者が詰めかけ、南さつま市警察署のパトカーが先導し、沿道で地域住民が自前の横断幕を掲げ、大きな拍手と歓声が響き、別れを惜しむ姿がありました。
護衛艦「さみだれ」一般公開 〜 鹿児島で帰国後、初広報 〜
平成21年10月4日(日)、鹿児島市の谷山港において、護衛艦「さみだれ」の一般公開及び特別公開を実施しました。今回の入港は乗員の休養及び艦艇広報を目的として、海上自衛隊第4護衛隊群所属第8護衛隊護衛艦「さみだれ」が訓練の途中、鹿児島に寄港したものです。

護衛艦「さみだれ」は、アフリカ・ソマリア沖アデン湾の海賊対策で、海上警備行動に基づき日本関連船舶の警護に当たっていた、第1次海賊対処水上部隊の艦艇1隻(母港:広島県呉市)です。今回の寄港の機会を利用し、鹿児島県民の皆さまに海上自衛隊及びソマリア沖での活動状況についての理解を深めてもらうために、一般公開及び特別公開を実施したものです。

当日は、天候に恵まれ、秋晴れの下、約330名の見学者が訪れ、乗員に対しソマリア沖での活動状況等を熱心に質問していました。また、内閣総理大臣から贈られた感謝状及びソマリア沖で護衛を受けた船舶の船長や船舶会社などからのお礼のメールなどに見入っていました。

海賊対処で活躍した艦艇を直に見学できたことに「テレビ・新聞等でしか知ることができなかった遠い異国での海上自衛隊の活躍を身近に感じることができた」と語っていたことが、耳に残りました。

今回の護衛艦「さみだれ」の寄港は、アフリカ・ソマリア沖アデン湾の海賊対策任務終了後、母港以外での初の広報であることから、マスコミの関心も高く新聞等5社からの取材も同時に受けるとともに、鹿児島県民の皆さまに対し、海上自衛隊の、特に国外における活動状況を知っていただくことに大きく貢献することができた艦艇広報となりました。
南極の氷がもたらすもの 〜 鹿児島市立西陵小学校編 〜
平成21年9月18日(金)、今年度第2回目の「南極の氷贈呈」を鹿児島市内の西陵小学校において行いました。南極の氷は、前回同様、非常に人気があり、児童・先生一同待ちに待ったイベントであるということを校長先生から伺いました。本氷の贈呈は、県の教育委員会を通じて、県内の小学校2校に贈呈しているものであり、地域社会との融合及び地域における話題性に大きな役割を果たしていると感じました。

児童は、南極という未知の世界に大きく想像力を膨らまし、現生活環境では体験できない事柄などから、実際目の前に南極の氷としてある事実に半信半疑の様子でした。このことにより、自然や地球環境に対する関心を更に高めることができたのではないのかと感じました。また、南極観測には、海上自衛隊が砕氷艦「しらせ」で観測隊員等や観測器材、燃料、食料を運んでいることも初めて知った様子でした。

また、南極の紹介として、約15分間の「しらせ氷海をいく」の映像を観賞、この中で、「しらせ」が何回もチャージングしながら進む場面があり、贈呈式終了直前に先生から児童に対し、「「しらせ」は昭和基地にたどり着くまで何回氷の上で行ったり来たりしましたかと」の質問に、だいたい2000回ぐらいと答えたところ、先生は児童に対し「皆さんの人生も順風満帆にはいきません。「しらせ」の様に困難にぶつかった時は、何度でも後ろに下がったり、前に進んだりとしなければいけません」と話していたことが、特に印象に残りました。

まさしく、南極の氷は、南極という地理的なことから、地球環境問題ひいては児童に対し人生そのものを教育する教材と成りうる貴重な物であると改めて認識させられた広報でした。
鹿児島県任期制隊員合同企業説明会 〜 平成21年度 第1回 〜
平成21年8月31日(月)、鹿児島県市町村自治会館において、自衛隊援護協会福岡支部との共催により、平成21年度第1回任期制隊員合同企業説明会を開催しました。

この説明会は、任期満了で退職を予定している隊員を対象に、再就職に必要な知識を身に付けさせるとともに企業の実態を把握させ、早期かつ円滑な就職援護を図ることを目的として、平成12年度から毎年2回開催しているものです。当日は、九州各地はもとより他方面隊等からの参加隊員を含め鹿児島県内に就職を希望する陸海空隊員46名が、また、厳しい雇用情勢の中、同説明会の趣旨に理解を頂いた26社の様々な業種の企業の参加を得ての開催となりました。
説明会は、午前10時の開始と同時に企業採用担当者の説明に熱心に聞き入る隊員や、企業ガイダンスを真剣な眼差しで読みながら順番を待つ隊員などで午後3時の終了まで会場内は終始熱気に包まれていました。終了直後に実施したアンケートでは、参加隊員の約8割が「就職したいと思う企業が参加していた。」と回答し、また、企業も約8割が「説明会に参加し成果があった。」との回答を頂きました。特に企業については、雇用情勢が悪い中で自衛官の採用に期待していただいていることは、大きな成果でした。
※第2回を12月1日に開催予定です。
南極の氷に大はしゃぎ 〜 鹿児島市立草牟田小学校編 〜
平成21年9月7日(月)、鹿児島市内の草牟田小学校において、南極の氷を贈呈しました。
鹿児島地本では、子供たちに南極の氷を触れてもらうことにより、南極への関心及び自衛隊艦船が南極観測の一翼を担っていること並びに地球温暖化問題に興味をもってもらいたいと、平成18年から年間2校の小学校に贈呈しています。

この氷は、第49次南極地域観測に参加した砕氷艦「しらせ」が平成20年4月に持ち帰ったものを保管していたもので、南極の氷の贈呈は小学校への理科の教材としての提供とともに、海上自衛隊が南極地域観測事業の輸送その他の協力を実施していることなど、自衛隊の活動を紹介することを目的としています。


草牟田小学校では、環境問題等を重視しており、児童に環境に関する数多くのことを教えている最中で、今回の南極の氷の話があり、とても良い機会として快く贈呈式を開催していただいたものです。贈呈式には、小学校体育館に5・6年生157名及び校長先生をはじめ教職員の方々が集まり、始めに校長先生から鹿児島地方協力本部の紹介があり、その後、当地本広報班長が南極に関する話をしました。

当初、DVDによる「しらせ」の活動状況の映像を観賞し、その後、「南極とはどんなところか」「南極の氷はどのようにしてできているのか」などの話を行ない、その後、157名の児童が実際に氷に触れる体験をしました。児童の中には、「ぼくも南極に行ってみたい」「自分の家の氷とは全然違う」などそれぞれ感激した様子でした。


贈呈式には、多数のテレビ局、新聞社などのマスコミが訪れ、普段見ることのできない貴重かつ神秘的な氷の状況及び氷に直接さわった児童の感想を取材していました。


最後に児童代表からお礼の言葉を受けて贈呈式は終了しました。好奇心旺盛な小学生の熱い眼差しに逆に励まされ元気をもらった広報でした。
同日Wで航空機体験搭乗 〜 奄美で哨戒機、枕崎で大型輸送ヘリ 〜
平成21年8月23日(日)、奄美空港及び枕崎空港の2カ所において、第1航空群及び西部方面航空隊の支援を受け、募集対象者及び募集協力者計40名に対する体験搭乗を実施しました。今回の体験搭乗は、同日3ヵ所におけるトリプル体験搭乗となる予定でしたが、国分での体験搭乗があいにくの天候不良のため中止となり、ダブル体験搭乗となったのでした。


奄美における体験搭乗については、昭和37年に起きた海上自衛隊P−2V墜落事故の犠牲者を慰霊する奄美青年会議所主催の「くれないの塔」慰霊祭において、第1航空群航空機が慰霊飛行することから計画されたものです。

P−3C哨戒機の搭乗予定者20名は、奄美空港内にある格納庫に集合し、搭乗前の必要な安全上の教育を受け、哨戒機1機により2回に分けて奄美大島を半時計回りに1周するコースで行程約200kmを約30分で飛行し、体験搭乗者は眼下に見える郷里の光景に歓声をあげるなど、搭乗者それぞれに楽しい時間を過ごされました。

枕崎では、搭乗予定者20名が枕崎空港に集合、安全教育を受けた後、陸上自衛隊大型輸送ヘリCH−47JAにより、搭乗者の出身地域である南薩摩上空を飛行、特に「大うなぎ」で有名な池田湖及び薩摩富士の異名を持つ「開聞岳」上空を通過時は、空から見る雄大な風景にとても貴重な体験ができたと感動されてました。


離島と県本土での今回の体験搭乗は、各地域住民との交流を深め、特に夏休み中の中・高校生に自衛隊航空部隊の任務等に対する理解促進につながる広報となりました。
護衛艦「しまかぜ」一般公開 〜 志布志港に寄港 〜
平成21年7月25日(土)・26日(日)、志布志港において護衛艦「しまかぜ」の一般公開を実施しました。

両日とも天候には恵まれませんでしたが、今回初めて志布志みなとまつりに護衛艦が寄港したこともあり、志布志市としても観光局を中心に積極的に支援する大歓迎ムードを前面に出した熱気あふれる艦艇広報となりました。

その後特別公開、午後からは一般公開を実施し、特に自衛隊への関心を持つ高校生に対して、艦艇見学とともに体験喫食を行ないました。


翌26日は、午前のみの一般公開でしたが、多数の見学者が訪れ、熊本からわざわざ「しまかぜ」を見学にきたというご夫婦もおり、他県ナンバーの車も目立った艦艇広報となりました。


2日間とも曇り一時強い雨ではありましたが、入港を心待ちにした市民の方々が多数来場し、特に26(日)は土砂降りの雨にもかかわらず見学に来られた方々には、艦艇広報を支援する地本としてとても頭の下がる思いで一杯でした。

今回、護衛艦「しまかぜ」は、志布志港に初入港ということもあり、今までとはまた違った普段見ることのできない艦艇の装備に、見学者は興奮気味に話されていました。特に、スタンダードミサイルには、関心が大きく多くの質問を乗員は受けていました。
自衛隊みなと祭り開催 〜 イージス艦ら護衛艦3隻が入港 〜
平成21年7月11日(土)・12日(日)、鹿児島市谷山港において「自衛隊みなと祭り」を2日間にわたり開催しました。

本イベントは、県民、特に鹿児島市民に広く防衛省・自衛隊に対する理解と認識の深化及び防衛思想の普及を図るとともに、自衛官募集等業務及び退職隊員の就職援護業務広報に寄与する事を目的とし、平成18年度から実施、今回で4回目となります。


今年は海上自衛隊第2護衛隊群(群司令 海将補 野口 均)の護衛艦「くらま」、「ちょうかい」、「あしがら」3隻が入港し、一般公開及び体験航海を実施しました。
また、制服の試着コーナーや陸上自衛隊車両の展示なども行ないました。

11日の入港時には、「錦江湾に入港する艦船を歓迎する市民の会」(会長 谷川洋造氏)主催の入港歓迎式が行なわれ、第2護衛隊群司令(海将補 野口
均)以下各指揮官への花束贈呈の後、第2護衛隊群司令挨拶、その後特別公開、招待者を招いた艦上昼食会を行い、午後からは護衛艦「くらま」による一般公開、護衛艦「ちょうかい」による体験航海を行ないました。夜には本港沖に錨泊したイージス艦が電灯艦飾し、夜の鹿児島に華を添えました。


翌12日は、岸壁での陸上自衛隊第12普通科連隊(国分)の軽装甲機動車等2台の装備展示が加わり、一般公開が行なわれ、更に盛況さを増し多数の見学者が訪れました。

今回の艦艇広報は、イージス艦2隻が寄港し体験航海ができるということもあり、他県ナンバーの車も目立った艦艇広報ともなりました。


7月11日(土)は折しも鹿児島地方の梅雨明け宣言があり、連日天候に恵まれ、延べ約3500名の見学者が訪れるとともに、弾道ミサイル対処で活躍したイージス艦を直に見て体験できたことに見学者は「貴重な経験ができた。」とか「イージス艦に乗艦できて感激した。」とか興奮気味に話されていました。
奄美大島で掃海艇一般公開 〜 掃海艇「ししじま」・「くろしま」 〜
梅雨明けの7月3日(金)、沖縄を母港とする第46掃海隊所属 掃海艇「ししじま」・「くろしま」の2隻が奄美市名瀬観光船バースに入港しました。

寄港の目的は、艦艇広報で、4日(土)・5日(日)の両日「一般公開」を実施、また4日は海上自衛隊カレーの「体験喫食」も実施しました。

自衛隊鹿児島地方協力本部奄美大島駐在員事務所では、一般公開にあたり、事前にできる限りのPR活動を実施しました。
チラシやポスターを人の出入りの多いコンビニやスーパー等を広報官が訪ねて貼りだしてもらったり、父兄会・隊友会を始めとする募集協力者や出身集落等の各家庭を一軒、一軒訪ねてチラシを配布して回りました。また、各市町村役場では、広報誌への掲載や防災無線での案内放送を、地元新聞やケーブルテレビ、奄美FM放送等のマスコミでは、新聞への掲載や案内放送を実施してもらいました。

その結果、一般公開は天気に恵まれたこともあり、両日で約1800名もの見学者が訪れ大盛況となりました。また、新聞社や地元ケーブルテレビ局、さらには全国ネットテレビ番組のスタッフも取材に訪れ、取材の中で海上自衛隊の調理師を希望しているという男子高校生の進路に関し、奄美所長と広報官がちょっとしたアドバイスとパンフレット等を手渡したりするハプニングがあったり、翌日の新聞に一般公開の模様が掲載されるなどしました。
瀬戸口藤吉翁記念行進曲コンクール 〜 海上自衛隊呉音楽隊が参加 〜
鹿児島地方協力本部は、6月6日(土)垂水市で開催された「瀬戸口藤吉翁記念行進曲コンクール」を支援しました。

「守るも攻めるもくろがねの…」で始まる通称「軍艦マーチ」、正式には行進曲「軍艦」は、日本国民なら誰もが一度は聞いたことがある最もポピュラーな行進曲で、その作曲者である瀬戸口藤吉翁は鹿児島県垂水市の出身です。その垂水市にて、瀬戸口藤吉翁を記念して、平成11年以降、毎年、行進曲だけの吹奏楽コンクールが開催され、今年で11回目を数えます。
コンクール前日の5日(金)には、翁が祭られている下宮神社の記念碑前にて、呉音楽隊(隊長竹内1尉、呉市)の表敬演奏、第1航空群所属のP−3C・3機による表敬飛行が行われ、同夕には、呉音楽隊による「翁を偲ぶ演奏会」が披露されました。

また、コンクールには、九州各地から小・中・高校・大学・一般の各吹奏楽の15団体が参加し、日ごろの練習の成果を思う存分発揮していました。年々、その技術は向上しており、特に、小学校の参加チームは各校とも耳を疑うほどのレベルでした。コンクールの最後、審査委員の採点の間、呉音楽隊による演奏が行われ、コンクールに参加した各団体の奏者は、その技術と迫力に酔いしれていました。
鹿児島県には、日本海軍ゆかりの地、人物、文化が数多く存在し、特に、日露戦争の日本海海戦における名将、東郷平八郎元帥を輩出しています。名将「東郷平八郎」を讃える記念の会であるかもめ会の主催する記念行事が毎年5月下旬にありますが、これに対しても鹿児島地本は支援をしています。
鹿児島地本としては、このような日本の歴史に残る過去の偉大な功績を後世に伝える行事に対し、積極的に支援していくとともに、時期的に非常に近いので、来年は両行事をジョイントして、艦艇の寄港を含め、盛大に盛り上げていきたいと考えています。
海上自衛隊鹿屋航空基地で体験搭乗 〜 P−3C哨戒機、UH−60J救難ヘリ 〜
平成21年5月30日(土)、海上自衛隊鹿屋航空基地において、宮崎地方協力本部と合同で第1航空群第1航空隊及び第22航空群第72航空隊鹿屋航空分遣隊の支援を受け、募集対象者・募集協力者80名の体験搭乗を実施しました。

当日は天候にも恵まれ、P−3C搭乗組とUH−60J搭乗組に分かれ、予定どおり実施しました。
搭乗者は、各搭乗場所において、必要な安全上の教育などを受け、P−3C搭乗組は航空機2機で各4回、UH−60J搭乗組は各7回に分けて飛行を体験しました。

P−3C哨戒機はソマリア沖海賊対処に派遣された同型機であること、UH−60J救難機は、災害派遣や離島などからの急患輸送で活躍していることから、非常に関心が高く搭乗予定者から多くの質問が隊員に寄せられました。

体験搭乗は、P−3C及びUH−60Jともに主に鹿屋から桜島まで北上し、反転して錦江湾を南下するコースでしたが、体験搭乗者の地元上空も飛行するなど、サービス精神旺盛な飛行となり、眼下に見える郷里の光景に歓声を上げながら、窓に身を張り付けてカメラのシャッターを押す人や、機内で記念撮影をする人など、それぞれに楽しい時間を過ごしていました。

特にUH−60J救難機が薩摩富士の異名を持つ「開聞岳」上空を通過時は登山者から手を振られているのがはっきりと視認でき、こちらからも手を振り返すなど、体験搭乗者にとっては、とても貴重な体験が出来たようでした。また、体験搭乗者からは、「とてもよい経験ができました」「また乗りたい」「装備がすごい」といった喜びの言葉を多数聞くとともに、体験搭乗終了後は、「ありがとうございました」「勤務がんばってください」等の感謝の言葉も頂きました。
第55回東郷平八郎記念日式典 〜 約300名の参列者が献花 〜
鹿児島地方協力本部は、5月24日(日)鹿児島市多賀山公園東郷墓地において実施された第55回東郷平八郎記念日式典(主催:「東郷平八郎記念日」式典実行委員会)を支援しました。
本行事は命日の5月30日を前に毎年5月下旬の日曜日に行なわれており、東郷元帥の功績及び遺徳を顕彰し後世に伝承するとともに、世界恒久の平和を希求することを趣旨としてかもめ会、水交会を中心に行なわれています。

式典は、新緑の木々が映える中、天候にも恵まれ、東郷家ゆかりの方々、国会議員、県・市議会議員、地元企業代表及び各協力団体等多数の関係者が参列し、鹿児島地方協力本部、第1航空群及び佐世保音楽隊が支援し、盛大に行なわれました。

式典の開始に先立ち花火が打ち上げられ、式典の挙行を宣言、その後、第1航空群の儀仗隊の敬礼の中、軍艦旗を掲揚し、海上自衛隊第1航空群所属のP−3C 3機(編隊長 2等海佐 北原浩一)による表敬飛行に引き続き、海上自衛隊代表として第1航空群司令(海将補 坂田竜三)の献花・参拝、参列者約300名による献花等が行なわれました。



また、佐世保音楽隊(隊長 1等海尉 北村善弘)による墓前演奏、東郷元帥ゆかりの薬丸自顕流顕彰会の奉納演武も行なわれ、最後に軍艦旗降下で式典は終了しました。


その後、式典会場である東郷元帥墓前での昼食会が行なわれ終始和やかなムードの中、式典参加者はそれぞれ元帥への思いを語り合いながら来年またの再会を約束し、昼食会が終了、式典会場を後にしました。

鹿児島地本は、式典が滞りなく終了したことに安堵するとともに、愛国精神に基づく、優れた英知・決断・勇気という日本人の美徳を、最高に体現された東郷元帥に大いに学び、後世に伝承していくことを目的とした実行委員会との連携を引き続き図っていきたいと考えています。
大型輸送ヘリコプター体験搭乗 〜 川内・谷山の2ヵ所 〜
平成21年5月16日(土)、川内駐屯地及び谷山ヘリポートにおいて、陸上自衛隊西部方面ヘリコプター隊第3飛行隊の支援を受け、募集対象者・募集協力者及び援護協力者等79名の体験搭乗を実施しました。

当初、低気圧の接近で天候が危ぶまれましたが当日は天候にも恵まれ、午前は川内駐屯地、午後からは谷山ヘリポートの2ヵ所において予定どおり実施しました。搭乗者は大型ヘリCH−47JAの到着後、必要な安全上の教育などを受け、各場所で2組に分かれて約20分のフライトを体験されました。


離陸をした機内では、上空から見る生まれ育った地元鹿児島の光景に歓声を上げながら、窓に身を張り付けてカメラのシャッターを押す人や、機内での記念撮影をする人など、それぞれに楽しい時間を過ごされていました。


川内の体験搭乗者からは、「自分の勤務している会社・工場を含めて、生まれ育った街が見られて感激した」また、谷山での体験搭乗者からは、「ヘリの窓から噴火痕の生々しい桜島の姿を上空から間近に見られるなど貴重な体験ができた」との声が聞かれ、とても有意義な時間を過ごされた様子でした。


体験搭乗者からは、「日頃乗ることのできない航空機に乗れて良かった」「自衛隊機を見て親近感がわいた」「かっこいい」といった喜びの言葉を多数聞くとともに、「ありがとうございました」「また来て下さい」等の感謝の言葉も聞かれ、体験搭乗終了後ヘリが帰投する際には、ヘリの姿が見えなくなるまで手を振って見送りされていました。

平成21年度鹿児島県総合防災訓練 〜 自衛隊員約100名が参加 〜
鹿児島地方協力本部では、5月17日(日)枕崎市において、地震、台風及び竜巻の複合災害を想定した「鹿児島県総合防災訓練」に参加しました。

訓練には、64機関・団体の約1500人が参加、自衛隊からは、陸上自衛隊第12普通科連隊、第8施設大隊、第8飛行隊、第8後方支援連隊、海上自衛隊第1航空群及び航空自衛隊新田原救難隊が参加し、訓練は、空自救難捜索機、海自P−3Cによる上空からの被害状況調査、続いて陸自ヘリからのリペリング降下隊員による地上偵察で始まりました。


第12普通科連隊(国分)が参加した「倒壊家屋からの救出救護訓練」では、初参加となる県災害派遣医療チーム(DMAT:医者や看護師、業務調査員の5人1組)と連携、災害現場に同行し、倒壊家屋内に取り残された負傷者に対する応急処置を現場の状況に応じて、医師が適確に判断し、救助隊員により、速やかに屋外へ救出されました。

現場での自衛隊員による迅速な救出活動と、DMATを含む医療機関の早期医療活動の適切な連携要領を今回の訓練では、間近で確認することができました。

第8施設大隊(川内)が実施した渡橋架設訓練では、県対策本部長(伊藤鹿児島県知事)並びに現地対策本部長(瀬戸口枕崎市長)が迷彩救命胴衣を装着し、渡橋体験するハプニングもありました。


鹿児島地本は、自衛隊の県窓口として今後も鹿児島県(危機管理局)と情報共有、連携の強化を図り、鹿児島県内での災害発生時における自衛隊の初動対処態勢の確立に貢献していく所存です。
輸送艦「おおすみ」一般公開 〜 志布志お釈迦祭りにて 〜
平成21年4月28日(火)・29日(水)、志布志市のお釈迦祭りに合わせ、志布志港において輸送艦「おおすみ」の一般公開を行いました。

例年お釈迦祭りには自衛艦が寄港しており、今年は自衛艦の数が年々減少していく上で、ソマリア沖の海賊対処に艦艇が派遣され、寄港する艦艇が危ぶまれる中、地元大隅半島をシップネームとする輸送艦「おおすみ」(第1輸送隊、広島県呉市)の寄港となりました。

28日の入港時には、「お釈迦祭り実行委員会」主催の入港歓迎式が行なわれ、海上自衛隊第1航空群所属のP−3C・4機による歓迎飛行に引き続き、志布志市長挨拶、輸送艦おおすみ艦長の挨拶、艦長以下4名の乗員代表に対する花束贈呈が行なわれました。



一般公開は、2日間とも天候に恵まれ、ゴールデンウイークに加え、地元大隅と同じ名前の艦艇ということもあり、非常に市民の関心が高く多数の見学者が訪れるとともに、普段見ることのできない海上自衛隊の艦艇に見学者は「大きい」とか「びっくりした」とか興奮気味に話していました。






また、岸壁ではイラクの復興支援でも使用されたものと同じ高機動車と、軽装甲機動車の車両展示や制服を試着できる自衛官体験コーナーを設けたところ、特にお子さん連れのお母さん達に人気があり、展示車両の前で制服姿の子供の記念撮影する微笑ましい光景が数多く見られました。


このほか、お釈迦祭りには、陸上自衛隊第8音楽隊(熊本県熊本市)が、市中パレードに参加、会場ステージで演奏を披露するなど大いにお祭りを盛り上げていました。
ミサイル艇「おおたか」一般公開 〜 米ノ津港にミサイル艇初寄港 〜
平成21年4月15日(水)・16日(木)、出水市米ノ津港においてミサイル艇「おおたか」の一般公開を行いました。

艦艇については佐世保を母港とする第3ミサイル艇隊のミサイル艇2隻が入港予定でしたが、14日出水に進出途中、長崎県平戸沖での海難事故捜索のため反転し、公開予定を変更し、15日午後「おおたか」1隻のみの寄港となりました。

平日の艦艇広報ではありましたが、天候に恵まれたこともあり街頭ポスター、ホームページ及び町内放送等で艦艇入港を知った市民の皆様が多数見学に訪れました。このうち、町内放送による市民への広報は、地元出水市の自衛隊に対する関心の高さを伺わせるものでした。

今回、出水市へのミサイル艇の入港は初めてであることもあり、普段見る機会の少ない海上自衛隊のミサイル艇の装備等について説明を興味深く聞き入り、少々興奮気味であり、広報は、大盛況となりました。

また、岸壁では、自衛官体験(制服の試着)コーナーを設けたところ、特にお子さん連れのご家族に大人気で、デジタルカメラ等で撮影する光景が数多く見受けられ、大いに賑わいました。
一般公開の様子をこちらでもお楽しみください♪
★入港直前の「おおたか」

★右舷方向にアルコール岸壁 接岸準備よ〜し!

★接岸中

★出水市顕彰会・出水市防衛協会の皆さまによる入港歓迎

★花束の贈呈

★乗員整列!

★入港歓迎式後に記念撮影

★艦橋部分

★前部甲板上の76mm62口径単装速射砲

★後部甲板上の対艦ミサイル(SSM−1B)

★艦尾喫水部 3軸のウォータージェット

★途中、鹿屋航空基地所属の哨戒機P−3Cが上空を通過

★同日行われた出水市特攻碑50周年慰霊祭へ慰霊飛行に向かう

★おなじみの制服試着コーナーでは、ミサイル艇をバックに記念撮影♪

★今回も、小さなお子さまから♪

★大人まで、大にぎわいでした♪

第1回記者勉強会 〜 鹿児島地本初の開催 〜
平成21年4月10日(金)、鹿児島県政記者クラブ加盟社5社7名を鹿児島地本に招いて『第1回記者勉強会』を開催しました。この会は、地本と記者クラブ加盟社自衛隊担当者との勉強・懇談の場を通じ、防衛省・自衛隊の現状を紹介し、理解を深めるとともに、災害時における相互協力等に反映させることを主な目的として実施しました。

今回は、第1回ということで、地本側から鹿児島県内自衛隊の概要、地本の変遷、鹿児島地本業務の概要等を説明しました。参加者の中には、今年入社したばかりの記者、鹿児島へ転勤した記者、また、自衛隊の知識に深くない記者が多く、終始真剣な態度と眼差しで説明に聞き入っていました。

質疑応答では、記者から『募集の倍率は?募集実績(入隊者数)は人口比でいえば全国何位?』『就職援護数は?』『予備自衛官の災害派遣等の招集は誰の権限で行われるのか?またその実績は?』等、多様な質問が積極的に行われ、各課担当者の頭を悩ます場面もありました。
勉強会終了後のアンケート結果を見ますと、参加者のほとんどが『勉強会を開催してもらったお礼』や『実施内容が勉強になった』との回答でした。次回の要望として『体験搭乗、基地等研修、若い隊員との意見交換を実施していただきたい』等の要望があり、鹿児島地本としては、今後の参考にし、今回の「記者勉強会」を起点として、各種事態発生時における地本と報道関係者間での相互協力に向けた新たな環境作りの出発点と位置づけたいと思います。
海上自衛隊佐世保教育隊入隊式
平成21年4月8日(水)、長崎県佐世保市に所在する海上自衛隊佐世保教育隊において、入隊式が行われました。

今回、鹿児島県からは、第2期一般曹候補生課程学生39名、第351期練習員課程学生33名が入隊しました。式は、まず始めに新入隊員に対する海上自衛官としての任命が行われ、引き続き、これからの教育訓練への意気込みを示す如く、新入隊員たちは、力強く宣誓文を読み上げました。

次に、長崎県知事を始め、来賓の方々からの祝辞があり、新入隊員を受け入れることになる佐世保地方総監(海将 加藤 保)、佐世保教育隊司令(1等海佐 奥村國弘)からの訓辞を受け、新入隊員達は、これから始まる訓練に対する緊張を徐々に高めているような様子でした。

一般曹候補生は、これから約5か月間、練習員は、約4か月間、海上自衛官として必要な知識技能の習得と、体力・精神力の鍛練に励むことになります。入隊式が終り、午後からは、早速、各種訓練が始まり、走り回る新入隊員の姿があり、頼もしく感じました。
なお、今回の入隊式にあたり、鹿児島県から沢山の父兄が大型バスで参列し、御子弟のりりしい姿に見入り、感激している様子が、入隊に携わった鹿児島地本部員として誇りに見えたことが収穫でした。
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