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国旗・国歌
 国のシンボルである「国旗」「国歌」について紹介したいと思います。
 オリンピックなど国際スポーツ大会での表彰式では、入賞者への敬意を表するため、優勝選手の国の国歌を演奏し、表彰者の国旗が掲揚されますね。特に、日本人選手が優勝したときなど、表彰式で「君が代」が流れ、「日の丸」が掲揚されるのを見たとき、日本人としてこの上ない喜びを感じるのは私だけでないと思います。この国旗・国歌は、国民をまとめるシンボルとして活用されているのは事実です。これは、かつて戦国時代に敵味方の識別を容易にするため旗を使用していたことや、身近なところでは学校の校旗、校歌などを考えてもよく理解できることと思います。
 日本の国旗である「日の丸」の由来については、前にも触れたとおり、薩摩の島津藩主からの進言により江戸時代末期に日本の船印として採用され、それが後に国旗として制定されました。
 他方、国歌については、諸説いろいろありますが、一般的には大山巌説が有力です。すなわち、明治時代に入ってからイギリス公使館護衛隊歩兵大隊の軍楽隊長ジョン・ウィリアム・フェントンが外交儀礼上、国歌あるいは儀礼音楽を設けるべきと進言し、それを受けた薩摩藩軍楽隊隊員の依頼を当時薩摩藩歩兵隊長である大山弥助(後の大山巌、日本陸軍元帥)が受け、大山の愛唱歌より歌詞が採用されたというものです。
 歌詞は古くから日本全国で広く歌われていた賀歌、すなわち古今和歌集に収められていた詠み人知らずの「君が代」とし、英国の軍楽隊隊長のフェントンに作曲を依頼しましたが、洋風の曲で日本人には馴染めず、改めて宮内省式部職雅樂の林廣守が明治13年に作曲し、同年11月3日に初めて公表され、明治26年に官報で告示されています。明治36年には、ドイツで行われた「世界国歌コンクール」で「君が代」は一等を受賞しています。
 大正3年に制定された「海軍礼式令」では、海軍における「君が代」の扱いが定められおり、以後、事実上の国歌として扱われてきました。たった32文字の最も短い歌詞の国歌です。今は、平成11年の国旗国歌法により正式に定められています。
 国歌は、日本人としてのアイデンティティを象徴するものであり、法律に基づかなくとも大切にしていきたいものの一つと考えます。
 日本人は世界各地で仕事やプライベートで活躍しています。自衛隊がそうした地に訓練や親善、はたまた任務で訪れた際、真っ先に駆けつけてくれて、また、私たち自衛官に声をかけてくれるのもそうした方々です。その時、決まって、「「日の丸」、「自衛艦旗」を見たときは感動し、嬉しかったです。やはり自分は、日本人なのだ」と、必ず話されます。

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